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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
努力しているのに評価されない感染予防対策
京都・下京区の林歯科診療所では感染予防対策に力を注いでいます。
一言で感染予防対策と申しましても、それを実行するには様々な手法があります。

一番わかりやすいのは、道具・材料を使い捨てにすることです。
当院でもコストの許す範疇で使い捨てを実行しておりますが、これを全てに行うとなるとコストがかかりすぎでとても無理です。

そこで次に滅菌です。
通常の滅菌はオートクレーブという高温の蒸気で行う方法です。当院ではオートクレーブにかけられるものは全てやっております。
しかし器具によっては熱に弱いものもあり、オートクレーブが出来ない場合も多々ございます。

その場合、薬液滅菌をおこないます。
グルタールアルデヒドという強力な薬剤に浸漬して滅菌するのですが、非常に錆が生じやすく、錆やすいものはダメです。
ここまでくると一部の器具しか残らないのですが、それでもきちんと行わなくてはなりません。

そこで当院では殺菌作用を有する中性電解水を用いて滅菌できない器具もなるべくそのレベルまで近づける努力をしております。

こういったことは、患者様の前で「バリバリ」とパフォーマンスで開く滅菌パックと違って、患者様には最もわかりにくいところです。
しかしいくら滅菌パックを行ってそこに費用や手間をかけたとしても、基本的に感染予防レベルは最も悪い器具をベースに考えなくてはなりません。
仮に滅菌パックをしていても、タービンを滅菌していなければ何の意味も無いと言っても言いすぎではないと思います。

これらのとても手間がかかる取り組みは予約制で多くの患者様にご協力いただくことによってはじめて成り立ちます。
予約を守られないと、こういった感染予防が行えなくなるので、当院では予約のお約束に関しては非常にナーバスになります。

感染の心配が無い清潔な診療体系を維持するために、予約診療に関して皆様のご協力をお願いいたします。
| seiji0024 | 感染予防 | 06:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯科医院における特診室・手術室の是非
京都・下京区の歯科 林歯科診療所ではこだわりを持ちながらも効率の良い感染予防を心がけています。
その一方、最近新しい歯科医院作りの流れとして「特診室・手術室」を設けるのが流行っているようです。
この「特診室・手術室」ですが、使い方を誤るとかえって感染リスクが高くなってしまいます。

まず歯科で行われる手術、インプラントや親知らずの抜歯などは隔離されていないスペースであってもすぐ横の診察台で治療行為が行われておらず、最低限の換気と空気清浄がなされていれば、そのことによる感染リスクはほとんど無いとの学術報告があります。(結構、この換気は簡単なことですがすごく重要です)
一方、隔離したスペースで地域基幹病院の手術場と同じ感染レベルを一歯科医院が行うことはとても困難です。手術場のための更衣室・手洗いスペース・身体についた塵をエアで吹き飛ばす部屋・手術室の空気を清潔に保つための送気排気システムなどきりがありません。
ここまでやれる歯科医院はあまり無いと思いますので、感染予防だけで考えればあまり「特診室・手術室」があったからといって、どちらでも構わないと思います。
しかしこの「特診室・手術室」、常に一般歯科治療でも使用して高い稼働率を保っているならいいのですが、”VIP患者限定”とか”インプラント手術限定”など用途を限定してしまって稼働率が低くなると問題です。

歯科の診察台は必ずエアと水の回路があります。エアもそうなのですが、特に水の回路は使用しない時間が長く、流れが滞ってしまうと配管内でバクテリアの繁殖を引き起こすリスクが高くなってしまいます。
仮に塩素系などの殺菌作用のある水を使用していたとしても、バクテリアの繁殖などですぐに消費されてしまい、意味の無いものになってしまいます。

当院では「特診室・手術室」を設けると以上のような無駄なことに気を取られないといけなくなるため、今後も設置するつもりはありません。
ただ、これからどうしても「特診室・手術室」の設置をしたいとお考えの先生は、是非以上のような感染リスクについて整理されてからご検討いただきたいものです。
| seiji0024 | 感染予防 | 09:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
塩素の安全性について
京都・下京区・丹波口駅・七条の歯科・歯医者 林歯科診療所では電解機能水を感染予防歯周病治療など様々な分野で応用しています。
現在当院には2台、稼動している電解水生成装置がありますがそのいずれも食塩を電気分解することによって、水道水より塩素濃度の高い電解水が出来上がります。

そんな中、先日北海道でご開業の前多壮晃先生による塩素の安全性と効能についての講演を聴いてまいりました。
前多先生はご自身の臨床の中、様々な場面で塩素を含んだ電解機能水を使われています。
そして電解機能水の使用に当たって一貫したお考えを持っておられ、必要とされる作用を発揮する塩素濃度の中で、可能な限り低濃度の領域で使用するといったことです。

と申しますのも、塩素自体に動脈硬化・ビタミンCの破壊・老化促進・ビタミンB1の破壊などの有害作用を言われております。

当院でも水道水よりはるかに塩素濃度の高い電解機能水を様々な場面で使用しておりますが、特に歯周病のように治療が長期に及ぶものに関しては、従来型の外科的な歯周病治療や薬などを併用して塩素のみに依存しないように治療を心がけております。


| seiji0024 | 感染予防 | 09:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
水道水の安全性
京都・下京区・丹波口駅・梅小路公園・七条七本松の歯科・歯医者 林歯科診療所では開院以来、電解機能水を用いた感染予防に力を入れております。
しかし当院でも全ての過程で電解機能水を用いるわけではなく、一般の上水道水も多く使っております。
しかしこの上水道水、本当に清潔なのでしょうか?
答えは半分清潔で、半分問題があるといったところでしょうか。
日本には大変世界に誇れる水道法という法律があります。この水道法に従って各自治体が上水道を供給しています。
この水道法にはバクテリアが繁殖しないよう、水の中に含まれる塩素(俗に言うカルキ)が0.1ppm以上含まれた状態で家庭や事業所などに供給されるよう定められています。
この点につきましては常に水道局が綿密に塩素濃度を測定して、その結果に応じた塩素を含有させているため日本国内の上水道は非常にバクテリアの少ない安全な水になっています。
しかし、本当に両手を挙げて安心していいのでしょうか?
問題は水道局が管理している配管から建物の中をどのように通って、蛇口から水出てくるかが問題です。
この塩素、配管内に汚れがあったりするととたんに消費され、除菌作用を失ってしまいます。
そのため蛇口から出てくる水がバクテリアのいない清潔な水かどうかは建物内の給水経路によります。
このあたり、詳しくはまた後日に解説を続けていきます。

| seiji0024 | 感染予防 | 07:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
安心の診療環境整備とそのアピール
京都・下京区・丹波口駅・七条七本松の歯科・歯医者 林歯科診療所では殺菌性のある電解機能水を有効活用した感染予防対策に終始一貫、取り組んでおります。

しかしこの電解機能水を使った感染予防対策を当院のように本格的に実施している歯科医院は非常に少なく、我々も情報が不足しているのが現状です。
そんな中、電解機能水やレーザーを有効に活用し地域の方々から多く愛されている横浜でご開業の山下修先生にわかりやすくご講演いただきました。

当院でも重宝している電解機能水、感染予防対策や歯周病治療では既に活躍しているのですが、山下先生はインプラントや外科処置でもふんだんに応用されており、感心して聴いておりました。

そんな講演中のなかで特に私自身、反省させられたのがこれだけ手間・知恵・コストをかけて電解機能水による感染予防対策を実施していても、そのことを患者様にアピールしない限り、不潔な環境で診療している歯科医院と同じようにしか見られないことです。
特にこの点が、山下先生の歯科医院が圧倒的に患者様から絶大な信頼を得ている大きな理由になっているのではないかと思います。

スタッフ一同、感染予防は真面目に取り組み患者様にアピールしているつもりなのですが、実際ご来院頂いている患者様に当院の感染予防が他の歯科医院とどの程度違うのか、あまり理解していただけてない現状があります。

どんなことでもそうですが、いくらすばらしいことを行っても、そのことが相手に伝わらなければ無駄な行いになってしまいます。
この点、もう一度反省して診療内容や感染レベルの向上を目指しながら、その取り組みを皆様にどうアピールしていくか見直したいと思います。


| seiji0024 | 感染予防 | 08:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
口腔機能水学会に行ってまいりました
京都・下京・丹波口・梅小路公園の歯科・歯医者 林歯科診療所では感染予防対策にこだわりを持っております。
当院の感染予防の中で非常に大きなウェートを占めるものが電解機能水です。
この感染予防、いくらこだわって行っていても手間とお金がかかるばかりでこだわっていくのは大変なことです。
しかし、もし私が治療を受ける立場なら一番要求する内容がこの感染予防についてなので、この部分のこだわりは捨てられません。
さてこの手間とお金のかかる感染予防ですが、機能水を創意工夫しながら適切に使うことによって、かなり手間とお金の節約ができます。
そのためには何より機能水をよく理解し、さまざまな種類の機能水を適切に取り扱わねばなりません。
ということもあって、私は勤務医のころからこの機能水に目を付け口腔機能水学会に参加し続け、今年も東京まで行ってまいりました。
学会に行くたびに毎回議論になることで、この機能水のほとんどが薬事承認が取れておらず、現場の歯科医師の裁量で使用しざる得ない状況が長年続いております。
ですからこの機能水、歯科医師が詳しく勉強しない限り使えないのが現状です。私もそれなりに勉強していたつもりなのですが、この学会に行くたびに自分の気がつかなかったことがはっきりしとても勉強になります。
私自身、現在の感染予防レベルに決して満足しているわけではありません。今後、この知識を利用してまた何か新しいシステムが構築できればと思案しているところです。


| seiji0024 | 感染予防 | 10:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
院内感染予防の基本
京都市・下京区・丹波口駅・梅小路公園近くの歯科・歯医者 林歯科診療所では開院以来、患者様の健康と生命をお守りするため、常に感染予防対策に力を入れております。
この医療の安心・安全を得るために必要不可欠な感染予防対策ですが、何故か100医療機関があれば、100通りの感染予防対策になっております。
この中には非常にグレードの高い感染予防を行っているところもあれば、逆に目を覆いたくなるようなところもあるかもしれません。
しかし仮にグレードの高い感染予防を行っている医療機関だけを比較したとしても、全く同じ取り組みをされていることはまずないと思います。
それほどこの感染予防は非常に複雑で奥が深いものです。
そんなことからアメリカでは、政府が設立しているCDC(米国疾病予防管理センター)(日本で言えば厚生労働省に当たります)が、医療機関に向けて感染予防に必要なガイドラインを出しており、これが現在の感染予防についての一般的な世界標準になっております。

そんな中、このCDCのガイドラインを下に感染予防対策をすすめておられる大阪歯科大学口腔外科の松本和浩先生と歯科衛生士の下村和子先生にご講演いただきました。
このCDCのガイドラインについては今まで何回も目を通していたので自分ではわかっているつもりだったのですが、今回の研修で改めて詳しく説明していただくとまだまだ不十分なところがあることがわかりました。
今後、スタッフとさらに検討してますます感染予防レベルをグレードアップさせていきたいと思います。



| seiji0024 | 感染予防 | 09:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
準備・滅菌室の重要性
京都市・下京区・丹波口駅・梅小路公園そば・七条七本松の歯科・歯医者 林歯科診療所では開院以来、患者様の生命と健康をお守りするために感染予防に対してずっと力を注いでおります。
またこの感染予防対策については常にスタッフと話し合い、さらなるレベル向上に取り組んでおります。

しかし最近、特に新規開業の歯科医院の設計で目立つのが、この準備・滅菌室の広さと設備を十分に確保せず、患者様の直接目に触れる診察室のみを充実させている例をよく目にいたします。
たまにマスコミなどでも報道されておりますが、B型・C型肝炎の感染経路に歯科治療が関与している疑いのあるケースも認められます。

そのため、現在では医療法が改正され、医療機関の十分な器具の滅菌・消毒が義務付けられております。
そこで当院では本当はカウンセリングルームの設置などでスペースを確保したかったのですが、それを諦める分、準備・滅菌室にスペースを取りました。

ほとんど患者様には目に付かないところなので、残念なことですが全くアピールポイントにはなりません。
しかし医院理念を実践するためにはこの広さと設備はなくてはならないものです。目に見えない場所ですが、今後もこのコーナーの充実を図っていきたいと思います。


| seiji0024 | 感染予防 | 01:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
林歯科診療所のインフルエンザ対策
京都・下京・丹波口の歯科・歯医者、林歯科診療所では開院以来、一貫して患者様やスタッフの生命と健康を守るために感染予防対策に大きな力を注いでおります。
その一環でクリーンエアシステムを構築しております。
その一部に診察室や準備室・機械室に数多く配置された空気清浄機です。
院内に計8台の空気清浄機を設置しております。
もともとは飛散した粉塵やバクテリアの除去が目的で導入したのですが、これだけ世の中にインフルエンザが蔓延するとは予想しませんでした。
しかし結果としてこの空気清浄機などのおかげで林歯科診療所ではかなり進んだインフルエンザ対策ができることとなりました。
今後も各メーカーよりさらに小型で高性能な空気清浄機が発売されることと思いますので、常に新機種のチェックを欠かさないようにしていこうと思います。

| seiji0024 | 感染予防 | 09:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
中性電解水の殺菌力アップ
京都・下京・丹波口の歯科・歯医者 林歯科診療所では開院以来、中性電解水を用いた感染予防に取り組んでおります。
しかしその中核となる中性電解水生成器が故障してしまいました。
原因は最も中枢部分である「電解セル」と呼ばれるイオン交換を行うパーツが劣化したためでした。
以前より、かなり電解水の濃度が高くなる設定にしていても塩素濃度が15ppmくらいにしかなりませんでした。実用上、これでも十分な感染予防効果があるのでそのまま使っていたのですが、このパーツの交換時期が来て、先日交換いたしました。
そして電解セル交換後はかなり薄い電解水の設定にしているにも関わらず、塩素濃度が40ppm前後になっており、強力な殺菌力を確保することができました。
以前と比較して、若干お口に入る水の塩素臭が強くなっておりますが、その分強い殺菌作用を有しておりますのでご了解の程お願いいたします。

| seiji0024 | 感染予防 | 19:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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