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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
CTの導入

京都 下京区の林歯科診療所でもようやく歯科用CTを導入いたしました。
正直、歯科用CTを導入することはとても迷いました。非常に高額な医療機器で、これに設備投資することによって医院経営の負担にもなります。
医院経営の圧迫は経営者の心のゆとりを削り取り、その結果かえって安心・安全な医療から遠ざかってしまうこともあります。
私は高額な設備投資によって自分の気持ちが揺らぎ、過剰診療になってしまうのが嫌でずっと導入をためらっておりました。

しかし私の日々の臨床でよく行っているインプラント・精密根管治療・矯正治療・親知らずの抜歯・外科的根管治療などでCTによる画像診断があるのと無いのとでは臨床レベルが格段に変わってくるのを実感し、CTは喉から手が出るほどほしい設備でした。

そんなこんなで悩んでいるうちに、インプラント・精密根管治療・矯正治療など費用が多少かかってでもいい治療を受けたい、とのご要望が多くこのたび導入をようやく決断いたしました。

現在ではもう私の臨床にとってこのCTはなくてはならない存在です。もう完全にこのCTの虜になってしまっております。
そのくらい、私の臨床の中でこのCT導入は自身の臨床レベルアップに大きな働きをしております。

| seiji0024 | 歯科全般 | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
あいうべ体操のすすめ

林歯科診療所は一般歯科治療以外に矯正治療や訪問診療を行っております。
その結果、当院では多くの子供さんや高齢者の方々を担当しております。

そこで小児に対しては矯正治療、高齢者に対しては摂食嚥下機能向上の取り組みを行っていますが、この両者に共通している事項があります。

それはともに舌が正しく動かない方が急増していることです。
舌の機能はとても重要で、小児の正しい歯並び・咬み合わせの育成に大きく関与するだけでなく、嚥下(飲み込み)の時に舌が正しく動かなければいくら口を動かしても飲み込むことができなくなります。

そんな中、先日福岡県で内科のクリニックを開業されている今井一彰先生の講演を受講しました。
今井先生は小児の歯並び・咬み合わせの育成や高齢者の嚥下のみならず、アレルギー性疾患や自己免疫性疾患、感染症全般にもこの舌の機能の重要性に触れられ、この舌の機能を効率的に高めるために「あいうべ体操」を提案され、現在も臨床で広く使われております。

当院では以前より「あいうべ体操」は知っていたのですが、今後はこの研修をもとに臨床でも積極的に採用していこうと思います。

| seiji0024 | 歯科全般 | 17:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
医療人として必要な放射線に関する知識

京都 下京区 丹波口駅の林歯科診療所 院長の私は、この地で歯科医院3代目として開設するまでさまざまな経歴を経てきました。

研究室ではずっと神経科学を研究し、その後総合病院で全身リスクの高い患者さんの治療を多く経験し、さらに医療行政も担当しておりました。

しかし今回の福島での原発事故から思い知らされたことが、一医療人として自分があまりにも放射線に関する知識が乏しいことです。

これは私だけではなく多くの歯科医師が感じたことではないでしょうか?
そんな折、私が担当をしている京都府歯科医師会学術委員会で会員の歯科医師からの要望で、放射線についての研修を企画してほしいとの要望が上がりました。

そして先日、京都府立医科大学 放射線科の山崎直哉先生に、放射線に関する基礎的なことをご講演いただきました。
講演は主に2部に分けられ前半では、放射線専門医として専門性を最も発揮しているガンの放射線治療とガンそのものの潮流、後半は放射線障害についてでした。

特に放射線障害については学生時代に習ったことも多く出てきており、昔を思い出しながら聞き入っていました。

| seiji0024 | 歯科全般 | 07:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
驚きの歯と全身の健康との関係
京都・下京区の林歯科診療所では、歯周病顎関節症の観点を重視て咬み合わせの治療を行っております。

しかし今までこの咬み合わせが全身のいたるところの健康に影響を及ぼしているとの概念は持たずに治療をしておりました。
そんな折、Oリングテストという検査法を用いて、全身の健康を改善する概念で治療をされている兵庫県でご開業の藤井佳朗先生の講演を受講して参りました。

藤井先生のところには、どのお医者さんや接骨院にかかっても「ひざの痛みが取れない」、「腕が上がらない」など、歯とまったく関係のない主訴で来院される方が多くいらっしゃいます。

そういった方たちに、Oリングテストなどを用いて咬み合わせなどの歯の治療を行うことによって、多くの方々を救っています。

私自身、このOリングテストは不勉強で自身が臨床応用できるほどの素養を持ってはおりません。しかし、今回の研修でたった1本の歯の治療でもとてつもなく全身の健康に影響を与えてしまうことを、思い知らされました。

たかが1本の歯の治療だからと高をくくらず、常に緊張感をもって日々の臨床にあたらねばと感じております。


| seiji0024 | 歯科全般 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
身体中の健康に影響を与える咬み合わせへの対応
京都・下京区の林歯科診療所は予防を柱とした一般歯科治療を主体に行っております。
その中で特に部分入れ歯総入れ歯セラミック治療顎関節症などの治療は特に咬み合わせと大きく関与する領域です。
この私が施した治療によって悪い咬み合わせになってしまうと、全身の健康を損なう可能性もあります。

そんな中、最近特に患者さんの訴えで多くなってきているのが、咬み合わせそのものの不調や、咬み合わせは自覚していないけれどそれが原因で頭痛や肩こりに悩まされているケースです。

こういった症状に対しては歯医者の古い体質である1本の歯しか診ないような、「木を見て森を見ず」の臨床では全くだめです。

そこで近年急速に増加するこういったニーズについて、以前より私は勉強をしてきたのですが、今回咬み合わせ治療にこだわりを持ち続けていらっしゃる滋賀県でご開業の松本秀規先生によるセミナーを受講してまいりました。

今回のセミナーは特に実習が主体で、難しい理論でわかりづらい咬み合わせ研修も今回はとてもわかりやすく理解できました。

もし上記のような件でお悩みの方は、是非歯医者さんに相談されることをお勧めいたします。


| seiji0024 | 歯科全般 | 08:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯科アンチエイジング外来の先駆者
京都・下京区の林歯科診療所では得意の接着技術をふんだんに用いたセラミック治療や、非常に歯にやさしいホワイトニング、誰にも気づかれない入れ歯などの審美治療も一般治療とあわせて行っております。

こういった審美治療も広義のアンチエイジング治療に当たるのかも知れませんが、アンチエイジング治療は非常に多岐にわたり、とても奥深いものがあります。

そんな中、このアンチエイジング治療を歯科医院で先進的に、かつ本格的に行われている埼玉県でご開業の小峰一雄先生によるセミナーに先日参加してまいりました。

小峰先生のアンチエイジングに関する造詣は非常に深く、あまり経験のない私にはなかなか話がついていけません。もう小峰先生の講演はかれこれ4回目の受講になりますが、今回でようやくわかってきだすようになった反面、前回のセミナーからさらに進化した新しいアンチエイジング治療も続々と登場し、とても驚きました。

心身の健康を増進させ小峰先生がされているようなアンチエイジング治療、当院でもいずれ取り組みたいと考えておりますが、これを行う以前にもっとやらなくてはならない課題が山積しています。

そんなわけで、まだまだ時間があると思ってのんびりとこのアンチエイジング治療に関しては勉強していきたいと思います。


| seiji0024 | 歯科全般 | 07:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
当院の進化、平成21年
京都・下京区の林歯科診療所では開院以来、少しずつ新しい設備・治療法を導入しております。
そして開業の平成20年につづき平成21年にも新しい設備や技術を導入いたしました。

代表的なもとのしては
まず歯周内科治療が挙げられます
設備面として、歯垢の中に潜んでいる細菌を写しだす位相差顕微鏡と、その画像を動画で保存できる画像ファイリングシステムを導入しました。
この治療システムは現在、当院では完全にルーチン化しており来院された方全員に検査をしています。(検査費用はいただいて下りません)

次に虫歯リスクを判定し、効率よい虫歯予防を提案するための唾液検査システムです。
当院で行っている唾液検査システムはWHOで公式採用されている、現在最も世界的に実績のあるシステムで、予防歯科で全国的に有名な山形県でご開業の熊谷崇先生がお使いのものと同じです。

上記の2点は設備導入するだけでは全くダメで、日常臨床に取り入れるためには効率を割いてでも行う経営者としての決意、スタッフの教育がとても重要になりますが、この点に関してもかなり一生懸命行った1年間でありました。

また当院が力を入れている感染予防・衛生面においては
手付かずだったエア配管を見直し、オイルフリーコンプレッサー・トリプルフィルター・ダブルエアドライヤー・多数の空気清浄機を導入し、感染予防レベルを飛躍的に向上させました。

顎関節治療において、効率よく顎関節の緊張を和らげるマイオモニターの設備導入を行いました。

HPを大幅に改善し、実際に当院が行っている種々の治療について紹介させていただけるようになりました。
またこのブログを本格的に稼動し始めた年でもあります。

この年はドタバタがあってとても苦しんだ年でしたが、それに負けじと上記のような新たなチャレンジを連発したなかで、それに着いてきてくれた今のスタッフに感謝した年でもありました。

しかしまだまだ私自身、気になって仕方のない改善点や新規導入などが盛りだくさんあります。
今後も現状に満足することなく、ジワジワ進化を遂げていきたいと思っております。

| seiji0024 | 歯科全般 | 08:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
大阪デンタルショーに行ってきました
京都・下京の林歯科診療所は先日、大阪で開催された大阪デンタルショーにスタッフ総出で行ってまいりました。

この展示会は毎年、近畿・北陸各府県の歯科医師会が持ち回りで行う近畿北陸歯科医学大会にあわせて行われているものですが、今年はその歯科医学大会が翌日の7日で、下京歯科医師会の歯のひろばと日程が重なってしまったため、前日から行われているこの展示会のみの参加となりました。

今回、大阪での開催とあってさすがに出展業者の数・規模とも他の都道府県開催よりも多く、たいへん熱気を帯びていました。
しかし昨今の歯科業界不況のせいか、一時よりかかなり華やかさがなくなっているような印象も受けました。

今回特に、私が注目した機器が新型のマイクロスコープ(手術用顕微鏡)とCAD/CAMシステム(コンピューターでセラミックブロックを自動で削りだす機械)で、実際にこの2つを手にとって体験してまいりました。

新型のマイクロスコープですが、レンズの性能もさることながら新しい照明システムと画像管理システムで、鮮明な画像でありながらとても使いやすくなっていました。

CAD/CAMシステムですが、従来は歯型を採って詰め物・かぶせ物を行っていたことを、歯型の代わりに歯の写真を撮ってそれをコンピューター処理して、そこから得られた設計からセラミックブロックを削りだして即日で歯に入れる方法です。操作時間などを入れても写真を撮ってからおおよそ30分で高精度なセラミックが入ります。

どちらも大変すばらしい性能で、感心のため息が連続していましたが、実際に導入するとなるととても高額な機器のため、この機器が無くてはできない治療が実際にどの程度ニーズがあって、しかもどのくらい潜在的なニーズも含め掘り起こせるか、考えないとかえって医院運営を傾かせてしまうことにもなってしまうため、当面熟慮しようと思っております。
| seiji0024 | 歯科全般 | 07:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
身体リスクに配慮した歯科医療
京都・下京区の林歯科診療所では、日ごろから無理なく自院で出来ることは患者様の利便性を考慮して自院で処置するように心がけております。

しかし近年、こういった取り組みを実践しようと思うと、難しい問題が多く出てくるようになりました。
それは高齢化や健診の普及によって、常時何かしらの薬を飲んでいらっしゃる方が急速に増えたことです。

こういった薬の中には歯科治療とほとんど関係ないもののございますが、中にはとても気をつけないといけないものも多く含まれております。
そこで先日、聖路加国際病院の川辺良一先生による、全身的リスクを抱えた方の対応についての講演を受講してまいりました。

脳梗塞や心筋梗塞・狭心症・肺塞栓などで血をサラサラにする薬を飲んでいらっしゃる方は以前より多くいらっしゃいます。かつてはこういった薬を一旦止めてもらってから抜歯などを行っていたのですが、こういった薬を急に止めてしまうと血栓で血管が詰まってしまって病気が再発することが最近、問題になっております。
そんな中、学会などでは極力薬を止めずに抜歯することを推奨するようになりましたが、実際にこれを杓子定規に当てはめてしまうと臨床現場ではとんでもないことになります。
そこでありとあらゆる観点から、極力薬を止める期間を短くして抜歯していくにはどういったところに気を配るのか、解説をいただきました。

それと最近、骨密度検査が普及したことも相まって骨粗鬆症の薬を飲んでられる方が非常に増えています。特に最近登場した、非常によく効く薬は歯科治療にとっては非常に厄介者で、抜歯した後の傷の直りが非常に悪く、場合によっては骨が感染してしまう問題がクローズアップされています。
そのあたりの最新情報も教えていただきました。

また抗がん剤の副作用で口内炎に悩まされている方に対して、我々歯科医師が出来ること、担うべき役割についても解説をいただきました。

このように、下手をすると歯医者さんで厄介者扱いされてしまいがちな、身体リスクを持った患者様も当院では健康な方々と同じように治療できるよう日ごろより、スキルを高めております。


| seiji0024 | 歯科全般 | 09:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯科医療のパラダイムシフト
私院長の林は現在の林歯科診療所を開院するずっと前より、とても意識してきた診療スタイルがあります。
それは歯を削ってたくさんかぶせる治療に全体の経営を依存させない体質にしていこうと考えております。
かつて京都市内の病院に勤務していた時代も、私が入ったことで歯科全体の売り上げから、削ってかぶせる治療の占める割合が半分になりました。
そこは私以外にも歯科医師がいたので、実際私だけだと半分以下になっておりました。
こういった私の大改革に内部からは大きな反発がありましたが、結果売り上げがかえって大幅に増えたことによって誰にも文句を言わせず、改革を突き進んだ経緯があります。

何故、こういったスタイルに自分を持っていこうとしたかについては2つの大きな理由があります。
1つ目は、
何より患者様の人生を長い目で見た場合、必要以上に削ってかぶせることがかえって患者様の歯を壊してしまうことに繋がるからです。
信頼できる調査結果からもかぶせ物は平均すると10年ももっておりません。このかぶせ物がダメになった後の歯の予後は極めて不良です。
ですからかぶせ物は行うにしても、極力先延ばししたほうが結果的に歯を守ることに繋がります。

2つ目は、
現在の健康保険制度がいずれ大きな分岐点に差し掛かると予想されるからです。
未だに多くの歯科医院の経営の根幹を成している治療が、歯を削ってかぶせる治療です。しかしこの分野の治療は今後、診療報酬を大幅に削られるか保険そのものから消されるかも知れません。
その時代が来たときにでも、安定した経営で地域の患者様にご迷惑がかからない強い体質が必要になります。
診療スタイルは診療報酬が変えられたからといって、急にいい状態で変えられるはずもありません。こういう時代が来るときのため、今から準備しておいたほうがいいのではと思います。
| seiji0024 | 歯科全般 | 08:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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