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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
学校歯科医師の新規指導講習に行ってまいりました
今年の4月より、京都市立梅小路小学校の学校歯科医師に任命されましたが、それに当たって春に新規に学校歯科医になった歯科医師を対象に京都府歯科医師会が行っている研修会に参加してまいりましたことをすっかり報告し忘れておりました。
かれこれ15年以上前に、学校検診のお手伝いに出向いたことはございますが、学校歯科医師は歯科検診だけが仕事ではありません。
学校保健委員会での専門家としての発言、フッ化物洗口などの指導、学校からの問い合わせの対応など多岐にわたります。
今回の研修会ではこれら全てを網羅した非常にボリュームのある研修会でした。
学校歯科医師として必要な知識に合わせて今まで私自身が培ってきた知識や経験を上手く組み合わせて、児童の生涯にわたる健康に少しでも役立てればと感じているところです。
 
| seiji0024 | 小児歯科 | 21:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
梅小路小学校の学校歯科医師になりました
長年多くの子供たちの臨床に携わってきましたが、今年の4月より下京区の京都市立梅小路小学校の学校歯科医師の任命を受けました。
これまで以上に地域医療を担う医療機関として責任ある立場になります。
私の今まで培ってきた公衆衛生、アメリカ式虫歯予防、小児の咬合育成などの経験を生かして、少しでも梅小路小学校の児童の健康に役立てるようサポートしてまいる所存です。
学校歯科医師としては本当に若葉マークですが、これからもっと研鑽を積んでいきますので温かく見守りください。
| seiji0024 | 小児歯科 | 08:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
こどもを落ち着かせて治療するにあたって必要なこと
林歯科診療所では非常に多くこどもの受診があります。
当院のエリアは中央市場のすぐ近く、ドーナツ化現象でこどもの人口が極端に少ない地域にあります。
ですから普通に考えればこどもの割合は極めて少ないことが想像できますし、そもそも開院した時には自分は高齢者医療を主に行っていこうとずっと考えておりました。
しかし実際、やっているうちにこどもの比率がどんどん増して、地域の世代分布からあまりにかけ離れた状態になってしまいました。
これだけこどもが増えた背景には、当院が非常に多くの矯正治療を行っていることと、世界中の薬剤や機器を用いて行う最先端の虫歯予防も影響しているかも知れません。

しかし実際の小児歯科臨床で圧倒的に多い治療はやはり何と言っても虫歯治療です。
虫歯治療、当然歯を削るわけで大人だってとても苦痛ですよね。それをこどもの我慢してもらうにはいろいろと配慮しなければならない点があります。
そのために当院でもなるべくこどもを落ち着かせるために、まずどうして治療しなくてはならないのかをきちんと考えさせるようにしています。その上でお互い絶対にウソをつかないことを強く約束して、がんばったらご褒美がもらえるようにしています。

ただ診察室の中だけ努力すればこどもが落ち着いてくれるかと言えば完全にNoです。おうちできちんとこどもに保護者の方が事前に説明しているかどうかが一番大きなカギを握ります。これ無くして歯科医院にこどもを連れてこられても、こどもにしたらだまされたと感じ、いくら診察室で我々が種々の努力をしても全く無駄です。
しかし昨今、モンスターペアレントという言葉がまかり通っているように、保護者の準備不足のせいで泣き叫んでこどもの治療ができないのを我々歯科医院の責任にされる心無い保護者の方がいらっしゃいます。

そもそも自分のこどもを虫歯でボロボロにさせたのは保護者の方が育児管理能力が無いからそうなったわけです。ですから元来なら我が子をこんな目に合わせた、という懺悔の気持ちで歯科医院に協力を仰ぐ姿勢で、未来あるこどもの将来のために少しでもみんなで支えていく気持ちが大切だと思うこの頃です。
| seiji0024 | 小児歯科 | 08:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
学校検診で患者さんからよく聞かれること

ずいぶん虫歯は進行してしまった子供さんが来られることは、残念ながら当院のように予防歯科を根幹に据えた診療体系を取っているところでもたびたびあります。
その都度、保護者の方に「どうして放っておかれたのですか?」と聞くと、大抵「学校検診で異常の紙をもらわなかったから。」と言われます。

そこで私は「歯というものは子供のうちから定期健診・定期管理をしていかないとなかなか健康を維持できないものなのですよ。」と切り出すと、
「そんなの年2回も学校検診があるからそれで十分ではないのですか?」と言われてしまいます。
するとその都度、「どうしても学校検診では短時間で見にくい姿勢で明るい光もない状態になんるため、診察室で検診を行うのとひかくして精度はかなり落ちてしまうのですよ。ですから学校検診で問題なかったからと言って、それが大丈夫というわけではないのですよ。」と説明する必要に迫られてしまいます。

こういった程度の低い話を聞くと学校歯科保健制度が現在の時代にマッチしていないのではないかと思ってしまいます。
そもそも学校歯科保健制度ができた時は、まだ虫歯の洪水時代で歯がボロボロの子供が当たり前の時代でした。その時代には簡易な検診によって重篤な虫歯の児童をスクリーニングするという大きな意義がありました。
しかしそれから時代は変わり、よほど家庭環境などの問題がない児童が虫歯で歯がボロボロになるなんていうことはなくなりました。
その代わり、不正咬合・歯肉炎・顎関節などの問題が出てくるようになり、検診様式もそれに合わせて変えていってはいるのですが、結局簡易検査でハイリスクをスクリーニングするという体系は変わっていません。

私は学校保健制度が現在の検診主体のものから、健康教育主体に抜本的に切り替わってもらえればな、と願っております。詳細な検診は地域のかかりつけの医療機関に任せればいいのです。ただそこに行ってもらうまでには教育をしっかり行い、その意義を児童や保護者・教職員に理解していただかねばなりません。

そうなると学校歯科医のスキルも求められます。現在の簡易な検診なら歯科医師免許さえ持っていれば誰でもできるはずですが、健康教育となるとプレゼンテーション能力が必要になるため出来ない学校歯科医師もたくさん出てきてしまいます。

文部科学省のためでもなく、歯科医師会のためでもなく、国民がより歯科保健の理解を深めるために現在の学校歯科保健制度、変わっていってもらいたいものです。

| seiji0024 | 小児歯科 | 07:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
なかなか抜けない舌の癖
京都・下京区の林歯科診療所では主に小児の早期治療に対して矯正治療を行っています。
当院は虫歯や歯周病などの一般歯科治療を主体に行っているので、あまり矯正に多くの時間を割けないため、比較的手がかからないケースのみ矯正治療を行っています。

実際に矯正治療をはじめて歯を動かすことは、適切な治療計画によって正しく装置を選択さえすれば難しいことではありません。
しかし何故この子がこんな歯並び・咬み合わせになってしまったかの原因をつきとめ、それを解決することは容易ではありません。
いくら装置で理想的に歯を動かしても、歯並びを悪くする癖が残っていると、またすぐに戻ってしまいます。

そんなわけで悪習癖の除去は矯正治療にとっては最重要課題なのですが、悪習癖のなかでも舌の癖はなかなか強敵で、思うように癖が取れてくれません。

この頑固な舌の癖に関してはありとあらゆるトレーニング法を駆使して、悪戦苦闘しているところです。
| seiji0024 | 小児歯科 | 08:01 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
虫歯になる子、ならない子
京都・下京区の林歯科診療所では虫歯予防に対して積極的に取り組んでいます。
多くの歯科医院で導入していない唾液検査による虫歯リスク評価や、バリエーション豊富なフッ素利用などを行っています。

そんな中、せっかく当院で虫歯リスクの高いこどもに対する指導を行ったにも関わらず、その後定期健診やクリーニングに一切訪れず、1年後に学校検診で”虫歯あり”との報告を受け、その通知を受けてから当院に受診させる保護者が後を絶ちません。
子供の虫歯について、端から当方の話を信じておられないのか、ある種の育児放棄なのか定かではありませんが、同じ子を持つ私としては、一連の治療の中で懇切丁寧に説明しているのに、なぜ1年後に子供が虫歯でボロボロになっているのを見て今更、「歯みがきはやっていますが・・・」といった言葉がいつも保護者の口から出るのかわかりません。

虫歯予防にとって歯みがきは大切な要素のひとつであることには違いありません。しかし、歯みがきをきちんとしたら虫歯が防げるわけではないのです。
虫歯を起こすには種々のファクターが相まっていることをずっとお話しているのに、それに見合った行動を起こされない保護者の行動には理解に苦しみます。

お受験や家族のレジャーなどで忙しいのかもしれませんが、子供の健全な成長は健康であってはじめて成り立ちます。有名学校に進学しても、歯がボロボロでは果たしてその子の将来は幸せなのでしょうか?

というわけで、虫歯になる子、ならない子の違いは保護者の姿勢に大きく左右されます。
自分の子がたくさんの虫歯を作ってしまった保護者の方は、どこか今のお考えが間違っておりますので、子供のために我々の話をもう少し素直に聞き入れていただきたいものと思う次第です。
| seiji0024 | 小児歯科 | 08:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
食育などのとてもおもしろおかしいお話
京都・下京区・丹波口・七条の林歯科診療所の院長と歯科衛生士の三浦・櫻井の3名で先日、食育などに関する研修会に参加してまいりました。

今回の講師はマスコミなどで結構おなじみの岡山大学の岡崎好秀先生でした。
いつもどおり軽妙な語り口で面白おかしくお話され、我々が普段素朴に感じている疑問についてなど、丁寧に教えていただきました。

あまり学術的なお話はなかったのですが、我々がこどもと接する上でうまくコミュニケーションをとっていくためのエッセンスが盛りだくさんでした。

当院では床矯正むし歯リスク検査フッ化物キシリトールによるこどものむし歯予防などに力を入れていることもあって、比較的多くのこどもさんが来院されます。

そんな中で、日々コミュニケーションですこし行き詰っていたことも、この研修で少しは解消されればいいのでは、と考えている次第です。



| seiji0024 | 小児歯科 | 15:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
最新の矯正でも大切な基礎を学んできました
京都・下京区の林歯科診療所では主に床矯正を用いた子供の矯正治療を行っております。
最初は細々と行っていたのですが、多くのご要望を頂いたため現在、かなり多くのケースを行うようになりました。
しかし日々多くの矯正臨床を行っていく中で、どうも一部の症例で現在私が採用している治療法では解決しにくいケースが生じてきました。

そんな中、今回愛知県で矯正歯科専門でご開業の渡邊崇先生による、一般歯科医向けの矯正講習2回シリーズの1回目に2日間、参加してまいりました。

本格的な矯正は卒後、独学で多少勉強はしておりましたが、臨床現場からは相当離れていたため、ずいぶん忘れていたことがたくさんあったのみならず、矯正の世界もかつての状況とはずいぶん変化して、他の分野同様、治療技術や材料の日進月歩に驚かされました。

かつて矯正というと長年の熟練とカンが求められる職人的要素の強い分野でしたが、最新の矯正治療では知識さえ持っておけば熟練した技術が無くとも、いい結果が得られる治療法になっていて、非常に手ごたえを得てまいりました。

来月にもう半分のカリキュラムがあるので、今からとても楽しみにしております。


| seiji0024 | 小児歯科 | 08:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
乱れる子供の食習慣
京都・下京区の林歯科診療所では細々と子供に限定して矯正治療を行っておりますが、最近の子供の歯並びの悪さには目に余るものがあるので、私の率直な感想を述べようと思います。
現在、学校検診等で子供の歯並びについては、6割が正常で4割も異常であるとの報告があります。
確かに顎の骨格と比較して歯のサイズが合わなければ歯並びは悪くなります。
しかし生まれつき顎の骨格の成長が異常な子供が4割もいるとは考えられません。せいぜい5%以下ではないでしょうか?

しかしその後、何らかの原因で歯並びが悪くなってしまうと、その悪い咬み合わせなどによって顎の成長が妨げられ、場合によってはひどい顎の変型も引き起こします。

ではこの何らかの原因の内、多く見られる問題とは何でしょう?
一番に挙げられることが食生活の乱れです。私が幼稚園・小学生のころはまだファーストフードは贅沢な食べ物で、たまにしか食べませんでした。
その代わり家に帰ってお腹が減ると、台所においてあるリンゴなどを、包丁も上手に使えないのでそのまま丸かじりしたことを覚えています。

しかし最近の子供の食生活は違います。ファーストフードやコンビニでほとんど咬まなくてもいいものを手軽に買って食べます。またその食べるタイミングも、子供の生活リズムが塾通いなどでどんどん夜型になっていることもあって、非常に不規則な状態です。

こういったことは我々歯科医師だけでなく、教育現場やマスコミでもっと伝えていかないと、この先どんどん日本人の不正咬合が増えるのではないでしょうか?
| seiji0024 | 小児歯科 | 07:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
床矯正で困ったこと
京都・下京区・丹波口駅の林歯科診療所では、子供の矯正治療を細々と行っております。
私が主に用いている矯正治療は”床矯正”と呼ばれているもので、現在子供の矯正治療においては徐々に主流派になりつつある治療法です。

この床矯正を行うに当たって、まだ当院ではこの治療に際してのスタッフ教育が出来ていないため、私が全てを応対せざる得ないため、あまり数をこなせないのが現状です。
よって、床矯正に関してあまり大きくアピールしていないのもそのためです。

子供のうちに早期治療を行う最大のメリットは、
抜歯しないですむ
治療費が安い
治療期間が短い
この3つが挙げられるのではないでしょうか?

しかし最近、時折治療費についてかなりシビアに見られてしまうことが多々あります。
当院では矯正装置毎に料金を定めており、装置が多く必要になればその分治療費が多くかかります。
そこで少ない治療費で設定されてしまうと、矯正装置の数を減らすことになって、十分な治療が行えなくなります。
そういった場合、せっかくお越しいただいたのに残念ですがお断りをさせていただくことになってしまいます。
この治療は子供の発育を利用して行うものですので、後から同じ程度の時間や費用で行おうと思ってももう手遅れになってしまうことが多いです。
ですから短いチャンスを有効に生かすためには、その短い間に出来ること全てを注ぐべきではないかと思っております。
そのためには常に最善な治療計画を今後も、提示させていただきます。
| seiji0024 | 小児歯科 | 07:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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