歯科が知っておかなくてはならない循環器の知識
2017.08.30 Wednesday
我々歯科医師は医療の中でもかなり外科処置の割合が高い領域です。 最近は予防歯科も浸透しつつあり、昔に比べたらずいぶん歯を抜く・歯を削るといった外科的な処置の頻度はかなり少なくなりました。 それでもやはり歯のトラブル対応は我々歯科医師の業務としてほぼ一日中行っており、その中の大半は歯を抜く・歯を削るといった外科的な処置になります。
一方、一般的に外科処置を行うと少なからず全身の循環動態に影響を与えます。 よって我々歯科医師は常に循環動態の事について理解しながら日々の臨床に取り組む姿勢が必要です。
しかしこの全身の循環に関して歯科医師が卒後勉強できる機会はさほど多く無く、その機会があったとしても実際に循環器の臨床をしていない歯科麻酔専門の歯科医師から教わるくらいです。 こんな状況の中、たまたま地元の歯科医師会で私自身が研修会を企画・立案する機会があったので、この度循環器の専門の医師による研修会を行いました。
そこで今回講師として地元の島原病院の高橋衛先生をお呼びいたしました。さすが高橋先生は循環器のスペシャリストで常に最新の知識をお持ちだけあって、歯科医師だけの研修会ではとても聞けないような最新かつ実践的な循環器の知識をご教授いただきました。 改めて高橋先生をお呼びして良かったとしみじみ思います。 |