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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
10月31日(月)休診のお知らせ

東京での研修のため、10月31日(月)の診察を全日休診させていただきます。



3日連続のお休みとなってしまい皆様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、より質の高い医療を提供するため、しっかり研鑽を積んでまいりますので何卒ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


| seiji0024 | 休診のお知らせ | 06:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都の歯科医師に対する認知症対応の伝達役に

現在私は京都府歯科医師会の中で、口腔サポートセンタープロジェクトチームという臨時の組織に属しております。
元々、長く京都府歯科医師会の中で別の部署の委員を務めておりましたが、執行部が一新され私とほとんど縁もゆかりもない方々の執行部になったため、常設の組織には私に声もかかりませんでしたし、かかってもお断りしようと思っておりました。

そんな折、口腔サポートセンタープロジェクトチームの担当者から直接、わたしにメンバー入りして欲しいとの要請が来まして、その方とは長年お付き合いさせていただいていることもあって快く引き受けました。
そうしているうちに、厚労省から各都道府県に対して、歯科医師や薬剤師に対してもっと認知症への理解を広め対応できる人材を増やすような事業が下りてきて、京都でも京都府から歯科医師会に認知症の事業を行う依頼があり、その担当者に私が成りました。

そこで実際に私が京都の歯科医師に対して認知症について講演をしないといけないのですが、私自身、認知症については講演できるほど知識に自信が無いのですが、それはどの都道府県の担当歯科医師も同じだと思います。そのため、厚労省が私のような担当の歯科医師向けに認知症に対しての研修会を行い、先日歯科医師会の公務として行ってまいりました。

ここで聞いた内容を今度は京都府歯科医師会の中で歯科医師向けに私が講義をしないといけないので、この先この内容を何度も何度も復習して、与えられた重責を全うしなければ、と思うところです。

| seiji0024 | その他 | 07:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
10月29日(土)休診と”下京・みなみ健康まつり”開催のお知らせ

誠に勝手ながら”下京・みなみ健康まつり”開催のため、10月29日(土)の診察を休診させていただきます。

日頃より予約が取りにくい土曜日の休診とあって、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

また今年は下京区役所4階で健康まつりを10月29日(土)14時より開始いたします。

入場無料で来場された皆様全員に粗品を進呈いたします。

健康に関するイベントや講演、体操、さらにスタンプラリー通過された方にはさらに粗品進呈、そしてお楽しみ抽選会など盛りだくさんの企画で今年も行います。

 

是非皆様奮ってご参加ください。

 

| seiji0024 | 休診のお知らせ | 19:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
顎顔面矯正のとっかかり

林歯科診療所の小児の矯正治療において、手軽な床矯正やトレーナー矯正から、バイオブロックやRAMPAを用いた本格的に顎の成長を促すものまで幅広く行っております。
歯並び・咬合の軽度な以上の場合、私から患者さんに矯正治療を提案することはしておりませんので、患者さん自ら訴えられるケースのみ矯正治療を行っております。ご自分から申告されるくらいですから、ほぼ全て中程度から重度のケースになります。

ですから当院では最近、単純な床矯正1つくらいで済むような簡単なケースは担当しておらず、バイオブロックやRAMPAと言った東京でご開業の三谷寧先生から教わったシステムを用いることが多いのです。

しかしこの素晴らしいバイオブロック・RAMPAも全ての方が受けてくださるかと言えばそうではありません。
これらのシステムは精巧なつくりの矯正装置が必須になります。そのためどうしてもコストがかかってしまい、その分治療費が割高になってしまうのです。
ですから治療費で断られてしまうことも時折生じます。

そんな中、私の知り合いの歯科医師の先生何人かが、もう少しシンプルな装置を使って良好な結果を得ている症例を実際に見せていただき、それなら一度直接学んでみようと決心し、こちらの矯正を主催されている黒江和斗先生のコースを申し込み、最初の研修に参加してまいりました。



 



今回の研修ではHyraxタイプの上顎急速拡大装置と下顎の舌側弧線装置という2つの装置について、理論から製作・調整まで学びました。

受講してびっくりしたのが、比較的開業したての若い歯科医師がたくさん受講していました。経営コンサルタントなどから勧められて受講している方も多くおられ、この黒江先生の理論が今話題になっているんだと、はじめて気付かされました。

私の場合、既にバイオブロックやRAMPAといった矯正治療システムを持っているので、この黒江先生のシステムを自分自身の臨床でどう取り扱うのか、これから考えていかねばなりません。
 


| seiji0024 | 矯正治療 | 09:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
鼻と口とを塞ぐ嚥下機能の基礎知識

ものを飲み込む運動を嚥下(えんげ)と正式に呼びます。
この嚥下については昨今、手前味噌ですが猛勉強しました。
その結果、数年前と比較してかなりレベルの高い嚥下障害への臨床が提供できるようになりました。

その一方で、日頃から嚥下臨床を熱心に取り組まれている言語聴覚士の方々は、鼻と口をふさぐ機能が落ちてしまって上手く飲み込めないケースを目の当たりにされていながら、これらを改善するための装置、軟口蓋挙上装置やスピーチエイドといったものが必要だと感じおられる反面、これらの装置を歯科医師に製作を依頼しても使い物にならないものしかできてこなくて諦められている状態で我々歯科医師にとってはとても情けない状況です。

それもそのはずで、嚥下については現在では歯学部教育でもかなり重点的に教えていますし、我々のようにかつて学生時代にはあまり学ぶ機会が無かった世代も、現在では多くの卒後研修を受ける機会に恵まれております。
しかしそれらの多くは口の動きと喉の話しで、口と鼻との閉鎖について専門的な知識を学ぶ機会はほとんどありませんでした。

そんな中、以前より嚥下臨床についてご指導いただいているTOUCHという嚥下臨床を普及させる団体を主催されている舘村卓先生に先日、鼻と口との閉鎖に限定した非常に専門的な講義を受けてまいりました。

歯科のスタッフが出にくい土曜日開催、さらに非常に専門的な内容とあって今までの講義に比べて参加者は少ない状況でしたが、その分受講している私にとってはダイレクトに舘村先生の話が伝わってきて、とても多くの事を吸収できました。

本日の内容もまた一つ、自分の嚥下臨床レベルアップに役立つものと確信しております。

 

| seiji0024 | 摂食嚥下 | 13:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ついにRAMPAのコースが始まりました

林歯科診療所では数年前にバイオブロックという矯正治療を導入いたしました。
それから2年間、かなりバイオブロックの症例を積んでまいりましたが、実際あまりに重度の不正咬合でバイオブロックのように口腔内の装置だけでは対応しきれないケースも抱えるようになってきました。
そこでまだセミナーを受講する前から、こちらの研修会を主催されている東京・吉祥寺でご開業の三谷寧先生の医院に頻繁に通って、口腔外の装置でRAMPAと呼ばれるものを学んで参りました。

そのRAMPAの正式なコースがついに始まりました。このコースは1年間続きます。
こんな感じなので私はまだセミナー受講生の身でありながら、既にRAMPAを使っているケースが幾つもあり既にノウハウが蓄積されつつあります。
全く白紙の状態でセミナーを受講するよりも、自分自身であれこれ悩んだ経験の上で受講する今回は、セミナーの内容がとても早く吸収されるのを自分自身でも実感できます。

PAMPAは長時間装着が必須ですし、調整も頻繁に行わなくてはなりませんし、費用もかかってしまいますが、他の治療法ではなかなか得難い結果が得られる大きな魅力に私は取りつかれてしまいました。
この素晴らしい治療法のRAMPA、これからもっとレベルの高い臨床を提供するためにもっと極めていきたいと思うところです。

| seiji0024 | 矯正治療 | 07:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
情報発信の質が問われるホームページ

インターネットが各家庭に急速に広がり出したのが2000年ごろ、それからこの3年くらいでスマホが急速に普及し、インターネットのあり方がずいぶん変わってきました。

このように誰でも気軽にインターネットで情報を仕入れられるようになった結果、我々歯科医院も医療広告としてのインターネット利用が過当競争なってしまい、検索で上位にきている歯科医院の多くが巨額な宣伝広告費を支払っている状況で、まさしく検索順位をカネで買う事態になっており、その相場は年々うなぎ登りに上昇し、いたちごっこの状況を呈しております。
それは歯科医院にとっては大きな負担となり、その分無理な短時間診療や強引な高額医療の勧誘、また不必要な過剰診療などを引き起こすことにもなりかねません。
そんな状況の中、当院は平成20年2月の開院以来、ホームページは小さく始め少しずつ大きく育てていきました。その結果、今までお金をかけなくても自分の手作りである程度、多額の費用をかけているホームページに匹敵する評価が検索サイトで得られておりました。
しかし上記のようなインターネット広告合戦がもたらされた結果、だんだん当院がやってきた手法では検索にあまりかからず情報が埋没してしまうようになってしまいました。

そんな状況を改善しようと、先日新潟県でご開業でかねてより正しいインターネットによる歯科医療情報の普及活動をされている鷲沢直也先生のセミナーを受講しに参りました。

そこで何度も強調されたことがやはり良質な医療情報を多く提供することが大事だということです。
そのために、最近SNSの台頭で廃れてきたブログをもう一度見直すべきでないか、とのご提案がされました。

そう言えばこのブログもよく読んでくださっている方は結構おられるようで、記事をしっかり書かないとお叱りを受けることもあるので、汗をかくことも大事だな、と改めて思い知らされております。

| seiji0024 | 医院管理 | 07:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
10月8日(土)休診のお知らせ

10月8日(土)の診察を研修のため終日休診とさせていただきます。

10月8日〜10日の三日間の研修のため、長くお休みさせていただくことになり大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解・ご協力をお願いいたします。

| seiji0024 | 休診のお知らせ | 11:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
10月6日(木)休診のお知らせ

10月6日(木)の診察を定例の矯正治療の勉強会のため休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますがしっかり鍛錬を積んでまいりますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

| seiji0024 | 休診のお知らせ | 08:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
変わったニッケルチタンファイル

歯の神経の治療のことを根管治療と言います。この根管治療、ファイルと呼ばれる金属製のやすりで神経の管の壁を掃除しながら削っていきます。

主流は今でも昔からずっと使われているステンレス製ですが、非常に柔軟性のあるニッケルチタン製のファイルが登場し、徐々に臨床現場に浸透していきました。

 

このニッケルチタンという材質は柔軟性に富む反面、折れやすく切れ味も良くありません。

そのため多くはモーターで回転させながら使います。

さらに最近の製品は作業効率をアップさせるため、使用するニッケルチタンファイルの本数が少なくて済むような流れになっております。

 

そんな中、私は以前作業効率アップと逆行するニッケルチタン製のファイルを使用しておりました。

ライトスピードと呼ばれる製品で多くの使用本数を必要とするシステムです。

しかも通常のニッケルチタン製のファイルと違いかなり高速で回転させて使うため、このためだけに専用の機器が必要になります。

 

こんな欠点がありますが、このライトスピードは他のシステムには無い圧倒的な利点があります。

 

非常に柔軟性が高く通常のニッケルチタン製ファイルでも困難な彎曲した根管でも使える。

万が一、根管内で折れてしまってもこのライトスピードは折れた破片を簡単に取り除くことができる。

 

この代え難い利点のためにかつては使っていたのですが国内代理店が取り扱いを止めてしまったために入手出来なくなってしまい、使うのを止めてしまいました。

 

しかしどうしてもかつて使っていたライトスピードが忘れられず、ついに個人輸入してアメリカよりこのライトスピードを個人的に取り寄せました。

 

そのため非常にコストも時間もかかってしまうため、通常の根管治療ではなかなか導入が厳しいですが、マイクロスコープなどを駆使した特殊な根管治療でのみの使用になりますが、今後末永くまた使っていきたいと思うところです。

| seiji0024 | むし歯治療 | 12:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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