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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
今年はは知識・技術以外にもっとココロを鍛えます
今までずっと歯科医師として、専門知識や専門技術の研修には長年多く参加してきました。
それからこの数年は、人材管理や経営に関する研修にも積極的に参加するようになって、スタッフとのコミュニケーションなどが劇的に改善され、それに伴い医院の業績も伸びてまいりました。
しかし昨年から当院はついに頭打ちになってしまいました。頭打ちになっていた当初は、私の歯科医院の診察台3台という器の狭さのせいにしていました。
確かに医院自体の容量の問題もありますが、一番の原因は変わりきれていない私自身であることが最近わかってきました。

一言で”変わる”と言ってもとても難しいことです。
元来、人は自分を変えたくありませんし自分をくずしたくありません。こんな性質の中で自分自身で自己改革するのはなかなか困難で、誰かの助けが必要になります。

私は今年、リーダーとしてもっとスケールの大きな人間性を身につけるため、ココロの研修をおこなう決心を固め現在も研鑽中です。
また別の機会に細かなところはお伝えしてまいります。
| seiji0024 | ひとりごと | 08:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
矯正治療には絶対必要条件の歯周病コントロール
林歯科診療所では小児から成人まで幅広く矯正治療を行っております。
一方、歯周病治療も予防的な軽い処置から薬を使った歯周内科、高度な再生治療まで行っています。

その中で、特に大人の成人矯正を行う際は、歯周病のコントロールが絶対必要条件になります。
当院で矯正治療を行う場合、当然歯周病のコントロールを必ず行うので、矯正治療による歯周病の急速な進行はほぼ見られませんが、他の歯科医院で歯周病があるにも関わらず適切な処置がされないまま矯正治療を進めて、その後矯正治療は終了したけれど歯がグラグラになってしまった方も時折見受けます。

そもそも何故歯が動くのか、というと歯を支えている骨を動く方向には骨が溶けて、その反対方向は骨が新たに足されることによって成り立ちます。
しかし歯周病という病気は歯を支えている骨に大きく影響を与えてしまいます。
よって歯周病があるまま歯を矯正で動かすと、動く方向には骨が溶けて歯が動き矯正治療としては狙い通りの位置に歯を移動させられるかも知れませんが、動く方向と反対側は元来骨が新たにできてくれないといけないのに歯周病によってそれが妨げられてしまいます。

結果、きれいに歯は並んだとしても歯を支えている骨がやられてしまって、咬む力に耐えられなくなってしまいます。

こんな事は絶対に起きてはならないことで、ある意味その担当した歯科医師の怠慢とも言えるかも知れません。
我々歯科医師がきちんと診る目をもって矯正治療に取り組まねばならないところです。
 
| seiji0024 | 歯周病 | 08:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
10月23日(金)診療時間の変更と10月24日(土)休診のお知らせ
林歯科診療所では10月23日(金)の診察時間を下記の通りに変更いたします。
8時30分〜14時
夕方からの診察はお休みさせていただきます。

また10月24日(土)の診察は全日休診させていただきます。
二日間とも根管治療の研修に行き、鍛錬を積んでまいりますので何卒ご容赦のほど、よろしくお願いいたします。
| seiji0024 | 休診のお知らせ | 16:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
10月17日(土)の休診と10月18日(日)振替診察のお知らせ
歯科医師会の公務(第17回みなみ・下京健康まつり)のため、10月17日(土)の診察を休診させていただきます。
代わりに10月18日(日)を振替えて診察いたします。
週末しかご来院できない方には大変ご迷惑をおかけいたしますが、日曜日の振替診療で当方も少しでも皆様にご迷惑をおかけしないように最大限努力しておりますので、ご容赦のほどよろしくお願いいたします。
10月18日(日)の診察時間
8時30分〜14時

既に予約で満席になっておりますので、この日に診察をご希望の方はキャンセルなど生じることもございますので、電話にて事前にお問い合わせください。
| seiji0024 | 休診のお知らせ | 15:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
第17回みなみ・下京健康まつりを10月17日に行います
今年も10月17日(土)に健康まつりを開催いたします。
長年、地元の医師会・歯科医師会・薬剤師会・介護関係・区役所などとみんなで力を合わせて行っておりますが、今年でついに17回目を数えることとなりました。
今年は南区政60周年ということもあって、昨年に引き続き南区での開催とし、場所は何度も使っている南区役所内のヘルスピア21にて行います。
開催まで1年近く準備し、多くの方の力をお借りして毎年手作りで少しでもよりよいイベントができるよう関係者一同、がんばっております。
是非、多くの方にご参集いただけることを励みに開催まで準備していきますので、より多くのご参加を切に願います。
| seiji0024 | 耳寄り情報 | 08:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
激増しているくいしばりとそれによる障害
この数十年で飛躍的に日本人のこどもの虫歯は減ってきています。
皆さま気付かないうちに歯がフッ素に触れる機会が多くなったことが、最も大きな原因だと考えます。

歯周病についてもかつては歯石付きっぱなしの方が大多数でしたが、最近ではこまめに歯科医院で歯石除去に訪れる方が増えてきたこともあって、徐々にではありますが重度の方は減ってきている印象を持ちます。

逆に近年、激増しているものがあります。
そのうちの一つは顎関節症です。
こちらについては今までたくさん書いているので、是非そちらをご覧ください。

もう一つはTCH(歯列接触癖)が引き起こす様々な症状です。
上記の顎関節症もその一つではありますが、それ以外にもたくさんあります。
歯の知覚過敏や舌の痛みや荒れ、詰め物の脱落、歯の破折、歯の神経の壊死など多くの障害を引き起こします。

しかし一つ大きな問題があります。
それは原因としてのTCHに対する診断が非常に難しい点です。
現在の歯学部教育では十分に教えられていませんし、きちんとしたエビデンスも全く不十分な分野です。
また保険診療においても診療報酬はほぼゼロで、せっかく素晴らしい臨床を提供している歯科医院を犠牲にしているという不条理な状態が続いています。
私がある程度診断・治療できるようになったのも、きちんと診断できない自分自身が歯がゆくて、ありとあらゆる先生のところに自ら足を運んで習いに行く積み重ねを続けてきたからです。

でもこんな歯科医師個人の努力だけに頼る医療では安定供給の面で考えると好ましいことではありません。
TCHに関するエビデンスがそろい、歯学部教育などで歯科医師に広く有効な知識・技術が伝わり、きちんと知識や技術に見合った診療報酬の設定がなされる状況が望まれるところです。






 
| seiji0024 | 咬み合わせ | 07:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
10月3日(土)休診と10月4日(日)振替診察のお知らせ
私の母校同窓会で開催される研修会の開催のため、10月3日(土)の診察を誠に勝手ながら休診させていただきます。
代わりに10月4日(日)を振替て診察させていただきます。
診察時間 8:30-14:00
現在、ほぼ予約は満席の状態のため、診察を希望される方は電話にて個別にご相談ください。
| seiji0024 | 休診のお知らせ | 06:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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