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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
10月1日(木)、休診のお知らせ
誠に勝手ながら10月1日(木)の診察を研修のために休診とさせていただきます。
まだまだ知識・技術ともに未熟な身ですので、スキルアップのための勝手なわがままもどうか暖かい目でお許しください。
| seiji0024 | 休診のお知らせ | 10:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
学校歯科医師の新規指導講習に行ってまいりました
今年の4月より、京都市立梅小路小学校の学校歯科医師に任命されましたが、それに当たって春に新規に学校歯科医になった歯科医師を対象に京都府歯科医師会が行っている研修会に参加してまいりましたことをすっかり報告し忘れておりました。
かれこれ15年以上前に、学校検診のお手伝いに出向いたことはございますが、学校歯科医師は歯科検診だけが仕事ではありません。
学校保健委員会での専門家としての発言、フッ化物洗口などの指導、学校からの問い合わせの対応など多岐にわたります。
今回の研修会ではこれら全てを網羅した非常にボリュームのある研修会でした。
学校歯科医師として必要な知識に合わせて今まで私自身が培ってきた知識や経験を上手く組み合わせて、児童の生涯にわたる健康に少しでも役立てればと感じているところです。
 
| seiji0024 | 小児歯科 | 21:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
数年ぶりに歯科衛生士を募集します
林歯科診療所では数年ぶりに歯科衛生士を募集します。
元々当院の歯科衛生士は皆、長続きしているため、この度は特に欠員補充ではありません。
従来、歯科衛生士の方には主にスケーリング・TBI・SRP・ホワイトニングなどを担当していただいておりました。
今でもこれらの業務は多いのですが、最近になって、矯正治療・咬合治療・摂食嚥下治療などの新しい業務が急増して人員が不足しがちになっているのが主な理由です。
これらの新しい業務についてあまりピンとこられない歯科衛生士の方も少なくないと思います。
しかしスケーリングなど昔からある業務だけをやっていさえすればいい時代ではなくなって来ていると私は思っております。
また新た分野に踏み込むことで歯科衛生士の社会的立場が更に向上し、その結果として給料もどんどん上がっていきます。
ただ安心していただきたいのは、新たな分野で活躍できるようになるのに多少は時間がかかることも理解しております。
よって当院では技術的な面と精神的な面、双方をサポートしています。
技術的な面では院内外で多方面での研修参加を進めております。
精神的な面では、毎日行われているミーティングで、時局的な話題を絡めてこの先何十年にも渡って活躍し続けられるマインドを養っていただいております。
幸い当院の歯科衛生士は全員とても勤勉で、常にスキルアップできる環境にあります。
当院のこんな姿勢に関心を持たれる歯科衛生士の方がいらっしゃれば京都にだけに留まらず幅広くお待ちしております。是非、求人のお問い合わせをしていただきたいところです。
詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
| seiji0024 | スタッフ募集 | 16:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
学生時代に最も訳がわからなかったスピーチエイド
歯学部で6年間、学生生活を送りました。この6年間を振り返ると自画自賛するつもりはありませんが、とても歯科医学が面白く感じ他の学生と比較してよく勉強したと思います。
しかし学生時代にさっぱり理解できず疑問が何も解けないままで卒業してしまった事柄がいくつかあります。
その代表例がスピーチエイドと呼ばれる装置です。

この装置、鼻咽腔閉鎖不全に用いるオーダーメイドの器具です。この鼻咽腔閉鎖不全とは口と鼻とが上手く閉鎖できずに筒抜けの状態のことを言います。古くから唇顎口蓋裂という生まれつきの疾患を患われている方に多く用いられておりましたが、実際の臨床で我々が唇顎口蓋裂の方々の診察を行う機会はほとんど無く、実戦的知識を学べる環境にありません。

ところが昨今の高齢化社会の背景には何か健康上の障害やリスクを抱えながら年を重ねられる高齢者が急増しています。その中にこの鼻咽腔閉鎖不全になってしまっている方々は少なくありません。
今まで唇顎口蓋裂などの患者さんは専門の施設でかかられていましたが、高齢者の場合、我々地域の医療機関がきちんと対応できることが望まれております。
しかし先ほどお話ししたようにこの鼻咽腔閉鎖不全に関して学ぶ機会が全くありませんでした。

そんな中、大阪大学を退職され現在ではご自身で摂食嚥下に関するスタディーグループを立ち上げられた舘村卓先生が、この鼻咽腔閉鎖不全に用いる装置の実習を行われていると言うのを知り、先日行ってまいりました。
とにかく足掛け20年以上にわたって疑問に感じていた事柄が、次々と論理的に理解できためになったのみならず、爽快な気分になりました。
これからしばらく舘村先生に摂食嚥下に関することを続けて学んでいこうと思っているところです。
 
| seiji0024 | 訪問診療 | 11:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
9月11日(金)休診のお知らせ
誠に勝手ながら9月11日(金)の診察を研修のために休診させていただきます。皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、より良いチーム医療を提供するために研鑽を積んで参りますので、何卒ご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。
| seiji0024 | 休診のお知らせ | 08:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
9月5日(土)休診のお知らせ
誠に勝手ながら9月5日(土)の診察を研修のために休診させていただきます。
よりレベルの高い臨床を提供できるよう研鑽を積んで参りますので、何卒ご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。
| seiji0024 | 休診のお知らせ | 05:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
LOT(限局矯正)がもっとシンプルに
林歯科診療所では歯を有効利用するために、傾いていて機能していない歯などに対して部分的な矯正治療を行っております。
部分的な矯正を我々の業界ではかつてはMTM(minor tooth movement)と呼んでおりましたが、たとえ1本の歯を動かす目的であったとしても、非常に多数の歯を固定源などで関与させる場合が多く誤解を招きやすいので、最近は限局矯正(LOT: limited orthodontic treatment)と呼ばれるようになってきました。

そんなLOTですが、この治療法で最も多く今まで用いられてきた矯正装置がリンガルアーチを呼ばれる固定式装置で私も現在でも多く使っております。
しかしこのリンガルアーチは6番目の歯にバンドという輪っかをくっつけるため、この歯が虫歯・歯周病にかかりやすくなる、矯正目的部位によっては固定源と作用点との距離が離れすぎて好ましくない作用が固定歯に生じやすい、やや複雑な操作が必要で使いこなすのに熟練を要するなどかなり欠点の多い方法ですが、他に代わるもの見当たらないので仕方なく使っていたと言うのが正直なところです。

そんな中、最近発売された矯正用の樹脂で新素材についての研修に参加してまいりました。講師は日本歯科大学生命歯学部教授の小森成先生です。小森先生はずっと大学の矯正科に在席されていた中で、少しだけ一般歯科開業医に勤務されたご経験があり、その中で改めてLOTのニーズの高さを感じられ、それ以降は今まであまり矯正専門医がやりたがらなかったLOTに積極的に取り組まれ、この度発売された新素材の開発にも大きく関わられました。
この新素材によって今までリンガルアーチでやっていたLOTのかなりの部分が賄えそうです。実際に使ってみて操作のシンプルさと確実性について実感し、その場で早速この材料を注文してしまいました。

もう早速実際の臨床ケースで当院では使っておりますので、もし対象の方がいらっしゃれば是非、使っていきたいと思っております。
| seiji0024 | 矯正治療 | 10:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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