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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
5月22日(土)の休診と5月23日(日)の振替診療について
5月22日(土)の診察を研修のため、休診とさせていただきます。
代わりに5月23日(日)に診察を振替えて行います。
尚、23日の診察ですが既に予約でほぼ満席の状態ですので、診察をご希望の方はキャンセルが生じることもございますので個別に電話にてお問い合わせください。

ご迷惑をおかけいたしますが、より質の高い臨床を提供するため鍛錬を積んでまいりますので、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
| seiji0024 | 診察時間変更 | 16:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
新しい形式が求められるホームページ
現在、歯科医療に関する情報もインターネットで簡単に調べられるようになりました。
しかしこのインターネット上での歯科医療情報、全て正しく適切な記載がされているかと言えば決してそうではありません。
よってこの氾濫する情報の中からどれが正しくてどれが正しくないのか見分ける能力が求められますが、医療情報の大半は専門的すぎて専門教育を受けたものでなければまずその見極めが難しいのが現状です。
よって多くの方々は検索サイトでご自分が知りたい内容のキーワードを入力し、その結果上位に出てきたものを見て正しいと判断しがちになります。
逆に検索で下位になってしまうと、いくら正しくて有益な情報であってもほとんど目にさらされることが無くなってしまいます。

そんな最中、先日新潟県でご開業の鷲沢直也先生によるインターネット上での適切な情報発信に関しての研修に参加してまいりました。
その中で私が唖然とする内容の事実が告げられました。検索サイト最大手のGoogleがスマホ対応のホームページの検索順位を大幅に下げるとのことです。
今まで私は少しでも患者さんとの行き違いを避けるために、なるべく実態をわかっていただくようにとホームページを手作りで行ってきました。しかし当院が現在採用している方法は全くスマホには対応していなかったのです。

このままでどんどんGoogleの検索順位は下がり、いくら頑張って作っていいことを書いても誰にも読んでいただけなくなります。
全くの個人でとても少ないマンパワーで立ち上げた私のホームページだけになかなかすぐに対応できないので、当面は辛抱を余儀なくされそうです。
| seiji0024 | 医院管理 | 09:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯牙接触癖、TCHのオリジナルに学ぶ
林歯科診療所では開業以来、多くの顎関節症を取り扱ってきました。
ずっと保険診療をメインに行っていたのですが、本当にやりたい治療法が保険で取り扱われておらず、作りたくもないマウスピースを使った臨床を軸に、必要に応じて医院の持ち出しで必要な治療を行っておりましたが、あまりにも医院側の犠牲が大きく継続が困難になったため、現在では自費診療をメインに行うようになりました。

これだけ多くの顎関節症患者さんの治療に当たると嫌でもその傾向が身に染みてわかるようになります。その中の非常に多くの方々にとても強い噛みしめ・食いしばりを認めます。
この現象はなかなか制御が難しく私自身、とても頭を悩ませていた問題です。

そんな中、NHKテレビ番組「ためしてガッテン」にも以前、出演されたことがある東京医科歯科大学歯学部顎関節治療部の木野孔司先生による、歯牙接触癖(TCH)について、京都府歯科医師会の学術講演会の講師としてお招きいたしました。

このTCHという言葉を作られ世間に広められただけのことはあって、木野先生ご自身の顎関節症臨床の苦悩から現在に至るまでわかりやすく解説をいただきました。
木野先生も私と同じく顎関節治療において保険診療を捨てられ、現在は自費診療のみで行っておられとても共感できる部分が多数ありました。

なかなか制御の難しいTCH、この度のお教えを少しでも役立てていきたいと考えております。
| seiji0024 | 顎関節症 | 09:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
10年ぶりに変更した根管治療システム
神経まで進行してしまった虫歯に対しては神経の治療、根管治療が必要になります。
この根管治療、まっすぐの根管なら複雑なシステムは必要ありません。
しかし奥歯は根管が何本もあるとともに、その根管が大きく曲がっています。
この曲がった根管を治療するのは旧来よりあるステンレス製の器具だけでは非常に難しく、時間もかかってしまいます。

そのため私は以前よりニッケルチタン製の器具を使ってきました。
いろいろ試した結果、デンツプライ社製のプロテーパーという器具に出会い、その柔軟さに感動し長年使ってきました。
その後、新製品がいくつも登場し相当試しました。
しかしその多くは満足した結果が得られず、結局採用には至りませんでした。

そんなことを10年以上続けながらずっとプロテーパーを使い続けていましたが、最近ついにプロテーパーから新しいシステムに変更しました。全く同じ開発者であるプロテーパーNEXTという商品にガラッと変えました。
これには非常に満足しています。
ただ元々プロテーパーはとても高価な器具だったのに、プロテーパーNEXTになってさらに高価になってしまいました。

しかし治療成績と治療時間には代えられず、もう前のプロテーパーには戻れないくらい気に入って使っています。
ニッケルチタンファイルの導入をお考えの歯科医師の先生、値段はとても高いですがこの快適な使用感はお勧めですよ。
| seiji0024 | むし歯治療 | 09:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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