林歯科診療所ではずっとインプラント治療を行ってきました。その間、治療計画の立て方・術式・材料など徐々に変えていきました。
しかし当院のように派手な宣伝を出していない歯科医院に、最初からインプラントを主訴に来院される方はほとんどいらっしゃいません。
でも当院では現在、年間に数十本ものインプラントを入れており、私にとってインプラントは歯の無いところを補う治療法としてはウェートの高いものとなってきました。
一方、インプラントはインプラン製造メーカーからの情報に今まで頼ってきた感は否めません。その結果、私のインプラントに関する知識はどうも製造メーカーよりに偏っておりました。
そんな中、愛知県でご開業の野原栄二先生、愛知県内で病院勤務の牧野真也先生・愛知県でご開業の本多隆保先生、この3名の先生方によるインプラントの二日間に及ぼ研修に参加してまいりました。
今回の研修会は主催が大学の同窓会ということあって、協賛で数多くのインプラントメーカーも出ておりましたが、とてもニュートラルなスタンスで新しい話題も多くとても有意義な研修でした。
しかし何より私にとって有意義だったことは、今までの自分が行ってきた臨床を見つめなおして、それを修正できるようになったことではないかと、自分なりに感じております。