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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
やっとスタッフの定着が万全になりました
林歯科診療所は平成20年2月に開院以来、スタッフの出入りが起きてしまっていました。
これは本当に良くない現象で、ずっと改善していくよう取り組んできました。
その甲斐あって、歯科衛生士についてはすでに3年前より定着できるようになり今も続いております。無論、その間退職したスタッフは一人もいない現状です。
一方、歯科助手についてはなかなか定着出来ておらず、ずっと1年以内で辞めてしまうことが続いていました。
しかしこの問題を私だけでなくスタッフ全員で大きな問題であると、危機意識を共有することによって新人スタッフの教育も大きく改善することができました。
その甲斐あって、現在やっと職種を問わずスタッフが定着できる土壌ができてき、おかげさまで現在のスタッフは全員長続きしています。
その結果、業務の質・効率は以前より向上し、スタッフが不安定だった時代より明らかに現在の方が多くの治療をこなせるようになってきました。
現在、当院では常勤では歯科助手、パートでは歯科衛生士・歯科助手・清掃員を募集しています。
また常勤・非常勤問わず歯科医師も募集しています。
ただし当院は健康推進型医院のため、喫煙者の採用はお断りしています。
当院の求人に興味を持っていただける方がいらっしゃれば、是非お問い合わせください。
| seiji0024 | スタッフ募集 | 08:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
接遇の基本からみっちり学ぶ
当院は開院してかれこれ6年目に差し掛かっていますが、当初の2年ほどは接遇と言ったものには全く関心が無く何の努力もしてこず、ひたすら技術向上に努めておりました。
しかし日々臨床を行っていると、いくらこちらが素晴らしい技術を導入しても、患者さんとの行き違いを解消できるわけではないことに徐々に自分自身が気づきだしました。
それからは少しずつ接遇などの研修も取り入れ、ディズニーまで学びにも行きました。
しかしいわゆる接遇の基礎をたっぷり時間をかけて学ぶ機会は今まであまりありませんでした。
そんな中、先日鹿児島でエステ機材を取り扱われている鹿児島超音波総合研究所の蒲ヶ原様に接遇の講師として1日半、こちらにお越しいただきました。
蒲ヶ原様は現在、接遇の講師として全国のエステサロンや歯科医院を訪問されており、年中全国を飛び回られておられます。
我々医療人、医療のことはいくらでも学ぶ機会がありますが、私を含め当院のスタッフも今まで本格的な接遇の研修を受けた経験が乏しく、いろいろと自分たちの問題点もはっきりしていきました。
ただこういった取り組みは単発で企画してもモノになりません。今後も継続していこうと考えている次第です。
| seiji0024 | 医院管理 | 08:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
患者さんの心意気に感謝
当院では予防管理をベースに全ての診療を組み立てております。よってご来院いただいた全ての方が定期的に受診されるのが前提で物事を進めておりますが、実際には一部、主訴が解決されたらその後受診されない方がいらっしゃいます。
そういった方からよく聞かれるご意見として、「予防管理なんかで歯医者に通っているヒマが無い」と言われることがあります。
しかしこういった方の多くは本当に通う時間が無いのではなく、予防に関して価値観が欠如しているだけだと思います。
一方、先ほど今日が大みそかまで今年最後の休みなので定期管理に受診に来られた方がいらっしゃいます。この方こそ本当に通う時間が無い中で、とても貴重な休みの時間を利用して当院にお越しいただきました。
無論、どんな方が来院されても与えられた条件の中で出来る限り一生懸命診察にあたっているつもりですが、こういった心意気でご来院いただけるとこちらも熱いものがこみあげ、さらにしっかりしなければ、と思わされます。
こんな素晴らしい方にご来院いただいて、私は改めて感謝しているところであります。
 
| seiji0024 | 予防歯科 | 20:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
初期虫歯も経過観察しないで積極介入
成人の虫歯で最もよくできる個所は歯と歯の間です。しかしこの個所の虫歯、象牙質に達する大きなものなら削って詰めていましたが、エナメル質の範疇にとどまっている程度の虫歯の場合、今まで私は削らず経過観察で済ましておりました。
この経過観察に済ましているにはいくつか理由がございます。
1つ目はエナメル質にとどまっている限りは早いスピードで進行しにくい。
2つ目は削って詰めようとしても、虫歯の大きさよりはるかに多くの歯を削らないと治療ができない。
3つ目は最小限に小さく削って詰めても、接着面積が確保できずすぐ取れてしまう。
こんな理由でいづれ象牙質に達するようになってから治療を行っておりましたが、悪い言い方をするとそれまで放置していることにもなります。

しかし最近、ドイツで初期虫歯に対して積極的に治療を行うシステムが登場しました。
それはICONという材料でして、強酸で一度溶けかけている歯を柔らかくして、そこに浸透性の高い樹脂を流し込んで歯をカチカチにさせるものです。
このICONを活用して初期虫歯に対して積極的に介入するシステムについて、千葉県でご開業の杉山精一先生の研修で早速学んでまいりました。

当院の高濃度フッ素を用いた虫歯予防と組み合わせると非常に強力な虫歯予防・早期治療が一貫してできるシステムであると確信しました。
その一方、この方法。非常に手間がかかり、材料もとても高額で元々保険適応されません。
自費でいただくにもそれなりにいただかないととても採算が合わない方法で、この素晴らしい技術の価値を患者さんにわかっていただけるかどうかが、導入するかどうか大きな分かれ目となってとても悩まし状況です。
 
| seiji0024 | むし歯治療 | 20:05 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
休診のお知らせ
11月9日(土)の診察を公務のため休診させていただきます。日頃より予約が取りにくい土曜日に休診をさせていただき、ますます土曜日に通院される方にはご不自由をおかけいたしますが、何卒ご了解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
| seiji0024 | 診察時間変更 | 07:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
串カツ屋さんでも2度づけ禁止なのに・・・
串カツ屋さんに入ってよく目にする注意書きが、ソースの入ったバットに「2度づけ禁止」と書かれています。
一度口にした串カツをソースにつけてはならないとのことです。
しかし歯科材料でどうみても2度づけをさせるように作ってある商品があります。
それは歯の型を採る際に、その型材を口の中に運ぶトレーと呼ばれる枠があるのですが、このトレーの構造や型材によっては接着剤を塗らないとすぐに剥がれてしまう場合があります。
しかしこの型材用の接着剤、蓋と一体型でトレーに塗るための筆がついているのです。
通常、いい歯型を採るために、一回口の中にこのトレーを入れて適合状態を確認してから歯型を採ります。
よって歯型を採る前に接着剤を塗る時にはすでに唾液などで汚染された状態になってしまっています。
この唾液が付着したトレーに接着剤の蓋に一体となっている筆で塗ってしまうと、その筆が汚染されて、その汚染された筆がそのまま接着剤のビンの中に入ってしまうわけです。
するとどうでしょう。何回も使用した接着剤だったら使用した人の分だけ、唾液に汚染されたことになります。
この唾液に汚染された接着剤をまた次の患者さんに使ってしまうことになります。
当院ではこういった汚染を避けるため、必ず接着剤を別皿に移してから一人ひとり別の筆で塗るよう心がけておりますが、いかにも2度づけをしてしまいそうなこんな商品、もう少し歯科材料メーカーも考えてから売ってもらいたいものです。
 
| seiji0024 | - | 07:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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