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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
休診のお知らせ
10月29日(火)の診察を職員健康診断ならびにリフレッシュのためまことに勝手ながら休診とさせていただきます。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
| seiji0024 | 診察時間変更 | 06:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
実はとても難しい虫歯検診
毎日歯科医師として臨床していく中で、簡単な医療行為もあれば難しいものもあります。たとえば複雑な形態をした歯の神経の治療や歯ぐきが著しく痩せてしまった総入れ歯、こういったものは我々歯科医師の中でも非常に難しい治療であることが通っています。
しかし毎日行っている業務にも関わらず、難しさが歯科医師の間に通っていないものがあります。
それは虫歯検診です。
この虫歯の検出、通常は肉眼で行い必要に応じてレントゲンで調べますが、肉眼・レントゲンともに虫歯が見つからなかったからということが、虫歯が無いとは言い切れないことが多々あります。結果論から言えば虫歯の見落としということになってしまうのですが、虫歯検診の難しさがわかればわかるほど一概に責められないところです。
アメリカではICDAS(International Caries Detection and Assessment System)という新しい虫歯検診基準を採用する流れになっていますが、この方法は非常に時間がかかってしまうこと以外に、成人で最も多い歯と歯の間の虫歯に関してはいまいち当てにならない欠点があります。
光で早期の虫歯も検出する新しい方法もあるのですが、検査機器が非常に高額なのと、まだ登場してから間もないためノウハウが蓄積されていない状況で、この検査機器の導入には躊躇せざる得ない状況です。
今現在、歯科臨床の技術的な面で一番私が悩んでいることがこの虫歯検診です。
根管治療、入れ歯、インプラントなどと違って研修できる機会も非常に少ないので、今後少ないチャンスを逃さないよう情報のアンテナを張り続けていきたいところです。
| seiji0024 | むし歯治療 | 09:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
メール相談の回答に関するお願い
林歯科診療所では開院以来メール相談を行っており、必ずご質問には回答しております。
しかし最近、即日にメールの回答をお求めに苦情の電話をされる方が増えており非常に困っております。
当方は小さな歯科医院ですので、私は皆さまの主治医としての臨床家として以外に、経営者としての業務、総務担当の業務、それから歯科医師会や行政からの依頼の業務、さらに外部での講演活動など、診察時間以外に歯科医師としての業務が非常に多く、即日に回答できる時間をなかなか確保できないのが現状です。
今までにも必ず返事を出しておりますので、返事の催促でお電話されるのは診察の妨げとなりますのでご遠慮いただきますよう、くれぐれもお願いいたします。
| seiji0024 | 医院管理 | 12:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
メール相談の回答に関するお願い
林歯科診療所では開院以来メール相談を行っており、必ずご質問には回答しております。
しかし最近、即日にメールの回答をお求めに苦情の電話をされる方が増えており非常に困っております。
当方は小さな歯科医院ですので、私は皆さまの主治医としての臨床家として以外に、経営者としての業務、総務担当の業務、それから歯科医師会や行政からの依頼の業務、さらに外部での講演活動など、診察時間以外に歯科医師としての業務が非常に多く、即日に回答できる時間をなかなか確保できないのが現状です。
今までにも必ず返事を出しておりますので、返事の催促でお電話されるのは診察の妨げとなりますのでご遠慮いただきますよう、くれぐれもお願いいたします。
| seiji0024 | 医院管理 | 12:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
診察日変更のお知らせ
林歯科診療所では区民運動会の役職のため、10月12日(土)の診察を休診させていただきます。
代わりに10月14日(月・祝)に診察を振替させていただきますので、ご了承のほどお願いいたします。
| seiji0024 | 土曜日診療 | 08:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ガラパゴス化してしまった日本のフッ化物利用
虫歯予防で世界中で広く使われており、その利用法もかなり多く存在するのがフッ素です。
しかしこのフッ素を使った虫歯予防、世界的に見て日本は完全にガラパゴス化してしまっています。
日教組をはじめとする左翼系の団体からの全く科学的根拠の無いフッ素批判のプロパガンダによって、現在でも日本は世界で類を見ないほどの厳しいフッ化物に関する規制が残っております。
世界を見渡すととてもよく出来たフッ化物製剤があるのですが、日本の規制があまりに非常識で日本のためだけで別の生産ラインで作らなければならないため企業としては採算が合わず日本向けの製造を続々と停止してしまっています。よって日本で入手できる製品がどんどん少なくなってきており臨床家の立場としてはとても困ります。
このように国が制度としてきちんとした虫歯予防をやってくれないので、仕方なく私は自分で勉強して独自に世界中から優秀な製剤を仕入れて患者さんに、効果の高い虫歯予防を提供しています。(英語でオーダーするのはまだ大したことないですが、厚生局の許可をもらわないといけないのですごく手間がかかります)
でもこんなことを自分でやっているからとてもお金がかかります。ですから患者さんからも自費でご負担いただいていますがそれでも医院からの持ち出しが出てしまっている状態です。
このように患者さんにも医療機関にも大きな負担をかけさせないでも十分な虫歯予防が受けられる体制を国にはきちんと作っていただきたいものです。
| seiji0024 | 予防歯科 | 08:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯列拡大は床矯正だけではありません

当院では数多く、矯正治療を行っております。
そんな中、歯のスペース不足を補うために歯列を拡大することをたびたび行います。
この歯列の拡大には通常、5つの方法を用います。
一つ目は昨今、ブームになっている床矯正です。入れ歯のような装置にスクリューが組み込まれ、スクリューで歯列全体を拡大します。この方法は上手くいけば最も患者さんの負担が少ないため、私も使っております。
二つ目は急速拡大装置です。バンドという器具をつかって歯に直接固定してしますが、その装置にスクリューが組み込まれ、急速に拡大します。痛みがきつく骨へのダメージが大きいので私は使っておりません。
三つ目はリンガルアーチと呼ばれる方法で、同じくバンドを使って直接歯に固定してしまう装置ですが、ワイヤーの力を利用してゆっくり拡大していきます。ワイヤーの形状によって応用が利くのが特徴で、私は使っています。
四つ目は筋機能装置です。古くはフレンケルという非常に複雑な装置でしたが、最近では同様の作用を有したマウスピース型の装置が登場し手軽になりました。作用の発現が非常に遅いですが、上手くいけば最も理想的な動きをするのでこれも私は使っています。
五つ目は通常の矯正で用いるマルチブラケット法に歯列の拡大作用を組み込むものですが、この方法は得られる拡大量が少ないため、あまり多くの拡大を必要としないケースには多用しています。

このように歯列の拡大にはこれだけ多くの方法がございますし、それぞれ利点・欠点があり、ケースに応じた選択が重要になります。
一方、患者さんからは流行りなのかいきなり「床矯正でお願いします。」と言われることも度々ございますが、あくまで矯正を行う我々歯科医師は、きちんとした診断・治療計画を立てた上で、拡大が必要なケースにおいてはこれらの方法を適切に選択して使っていく必要があります。

| seiji0024 | 矯正治療 | 09:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
健康まつりのため診察日を変更いたします

10月5日(土)、下京区役所にて「下京・みなみ健康まつり」を開催いたします。
その開催にあたって、5日(土)を休診にさせていただき、代わりに6日(日)に診察日を振替いたします。
診察時間は8:30〜12:00、13:30〜17:00(最終受付は終了30分前まで)

ただし、診察台の稼働が当日はすべて予約で埋まっております。
急患の方は、空き時間もしくはキャンセルが出るのをお待ちいただきますのでご了解のほど、お願いいたします。

| seiji0024 | 土曜日診療 | 08:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
関東の方から京都の人が嫌われる言葉

私は高校卒業まではずっと京都にいて、大学から東京に行きました。大学6年間はどっぷり東京で過ごし私の人生の中でもとても有意義な期間で、人生のターニングポイントにもなった時期です。
しかし入学当初、あまり同級生と上手く付き合うことが出来ませんでした。
自分で最初はどうしてだかわかりませんでした。しかししばらくすると京都の人は相手の問いかけに対してとても曖昧な回答をするのが関東の方からは受け入れられないことが少しずつ分かってきました。
その後、大学生活で徐々に同級生に溶け込み、卒業時には私は完全に関東の人間のマインドになっていました。
その後、父親の強い意向で半ば強制的に京都に帰ってくることになったのですが、「何て京都の人ははっきりしない受け答えをするのだろう。」と感じるようになってしまいました。
その後もずっと京都におりますが、研修や学会で頻繁に東京に行く機会があるので身に染みた関東人気質があまり抜けずに現在に至っております。
その中で京都の人が関東の方から一番嫌われる言葉が「考えます」という受け答えです。
京都人の言葉遣いをよく知っている方なら「考えます」という回答は、ほぼイコールに近く「ノー」になるというのを分かっています。
しかしそんなことは関東の方には全く通用せず、非常に心証が悪いです。
よって私は自分から絶対に「考えます」という曖昧な回答は絶対に避けるよう心掛けておりますので、京都の方からは私の受け答えが直球過ぎて気を害される方もいらっしゃいますが、そこに至ったのは今までにこんな経緯からですので、できればあまり気を荒立てずに聞いていただければと思うところです。

| seiji0024 | ひとりごと | 07:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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