林歯科診療所では
矯正治療を行っています。
元々当院の矯正治療はかかりつけでお越しいただいている小さな子供さんの矯正ニーズが非常に高く、なるべく手軽にして欲しいとの要望が強かったためそれまで勉強だけはずっとしてきた矯正を
小児から導入しました。
この調子でしばらくしていると大人の方からの要望もどんどん増えていきました。大人の矯正はいわゆる歯にワイヤーをかけて行う内容がメインですが、いくつか行っていくうちにワイヤーだけでは太刀打ちできないケースに遭遇するようになりました。
通常、矯正専門の先生はそういった時にワイヤー矯正のスーパーテクニックを駆使して乗り切られることが多いようですが、私にはそんなスーパーテクニックは持ち合わせておりませんし、仮にそれができたとしても患者さんへの治療費が高くなってしまいます。
そんな中、昨年1年間東京都で矯正専門でご開業の富岡直哉先生にワイヤー矯正・床装置矯正に合わせて咬み合せを利用した矯正を学びに通い続けました。
しかしこの富岡先生の矯正、奥が深すぎてこの1年間だけではとても理解しきれませんでした。そこで先月より、研修を1年間延長して通うことにして先日、今年2回目の研修に、医院を休診させていただいて行ってまいりました。
すると何か自分でも理屈で説明できないのですが、結構解ってくるようになってきました。
そろそろこの咬み合せを利用した矯正治療、やっと本格導入に踏み切ります。