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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
休診のお知らせ
 3月30日(土)の診察を東京での研修により休診させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。
| seiji0024 | 土曜日診療 | 09:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
3・11から丸2年
あの忌まわしい東北の地震・津波・原発事故から2年が経ちましたが、この2年という月日を長く感じる方、短く感じる方、それぞれだと思います。 私の率直な感想はすごく長く感じます。というのも京都に住んでいて人々の記憶からあの災害そのものや亡くなった方、被害に遭われて今も苦しい生活を強いられている方に対する意識が相当薄らいでしまっているからです。 同じ日本人として私自身は一生忘れてはならないと、意図的に3・11に関する報道を選んで目を通すようにしていますが、それでも年々自分の心情から薄らいでしまっています。 いま自分にできること、今後もすべきことはなんだろうと考えさせられます。心ばかりの義援金や物資提供も行ってまいりました。でもそれだけで十分なのかといつも考えさせられます。 政府が推し進めている国土強靭化計画で大規模な防災公共事業を行うよりも、被災された方にとっては失った仕事・住まい・地域を立て直すことに予算と人材を使って欲しいと思っていらっしゃるのではないでしょうか?被災者の自立した生活を取り戻さずに真の復興などありえないと思います。 そんなことを考えながら、まだこれから自分には何ができるのか探していこうと思います。
| seiji0024 | ひとりごと | 07:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
”はやぶさ”計画を成功に導いた信念
 先日、いい歯の日週間記念行事に際して、京都府歯科医師会にてJAXAの川口淳一郎先生を講師にお招きして、私が担当する学術部の企画で府民公開講座を京都府歯科医師会館にて開催いたしました。

はがき事前申し込みに対して当日の来場者が少なく座席が埋まるか心配でしたが、当日申し込みの非常に多くの府民の皆様にご参加いただきありがとうございました。

講演内容ですが、あまり詳しい宇宙研究の話は少なく、どういった発想ではやぶさ計画を進めてきたのか、若い世代への期待のメッセージが多くこめられていました。

その中には、ただやみくもに調べるのではなく、常に独創性と想像力をもってオンリーワンを目指すことが大切だと教わりました。
また過去の経歴よりも、この先自分が何をやりたいのか?、どの方向を目指すのか?を考えてほしいと提言されました。

私も自分が苦労してきた経歴に対してこだわりを持ってしまい、それが結果として自分の手足を縛ってしまっていることに、この講演を受講して気づかされたところです。
| seiji0024 | ひとりごと | 08:10 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
矯正臨床の壁を超えるには
 林歯科診療所では矯正治療を行っています。
元々当院の矯正治療はかかりつけでお越しいただいている小さな子供さんの矯正ニーズが非常に高く、なるべく手軽にして欲しいとの要望が強かったためそれまで勉強だけはずっとしてきた矯正を小児から導入しました。
この調子でしばらくしていると大人の方からの要望もどんどん増えていきました。大人の矯正はいわゆる歯にワイヤーをかけて行う内容がメインですが、いくつか行っていくうちにワイヤーだけでは太刀打ちできないケースに遭遇するようになりました。

通常、矯正専門の先生はそういった時にワイヤー矯正のスーパーテクニックを駆使して乗り切られることが多いようですが、私にはそんなスーパーテクニックは持ち合わせておりませんし、仮にそれができたとしても患者さんへの治療費が高くなってしまいます。

そんな中、昨年1年間東京都で矯正専門でご開業の富岡直哉先生にワイヤー矯正・床装置矯正に合わせて咬み合せを利用した矯正を学びに通い続けました。

しかしこの富岡先生の矯正、奥が深すぎてこの1年間だけではとても理解しきれませんでした。そこで先月より、研修を1年間延長して通うことにして先日、今年2回目の研修に、医院を休診させていただいて行ってまいりました。

すると何か自分でも理屈で説明できないのですが、結構解ってくるようになってきました。
そろそろこの咬み合せを利用した矯正治療、やっと本格導入に踏み切ります。
| seiji0024 | 矯正治療 | 07:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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