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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
私が求める歯科助手像

林歯科診療所では現在、歯科医師歯科衛生士歯科助手・事務長候補・清掃員を募集しております。
その中で圧倒的多数のお問い合わせをいただく求人が歯科助手ですが、残念ながらお問い合わせされる方と私が求める人材とかなりギャップがあるためなかなか採用に至っていないのが現状です。

そこで私が求める歯科助手像をもう一度整理しようと思います。

まず最も求める人材は、当初パートとして歯科助手で働きながら歯科衛生士の養成学校に通って卒後、歯科衛生士として長く当院に勤めていただける方が理想的です。当院では歯科衛生士学校の奨学制度もございますので、そちらを利用することにより経済的な負担も軽減することができます。

それから歯科助手は周りのスタッフから教わる立場なのですから、出勤時間ギリギリに入室し、終了時は一目散で帰ってしまうような人では話になりません。

また仕事を一通り覚えるまでの数ヶ月間は医院にとってただのお荷物です。お荷物から一日も早く脱却して戦力としてチームの一員として周りから認められたい、という強い気持ちも大切です。

ということで権利意識の強い方はこの仕事、無理だと思います。逆に謙虚な姿勢で自分を成長させ、周りから認められることに喜びを感じられる方にとってはとても遣り甲斐のある仕事です。

周りから認められれば自然に昇格・昇給もあり、ダイレクトに成果を感じ取ることができます。

ちょっと厳しく感じられたかも知れませんが、このメッセージをご覧の上で共感された方は是非、当院の求人にメールでお問い合わせいただきたく存じます。

| seiji0024 | スタッフ募集 | 07:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
咬合力コンテスト

先日私はNHK京都放送局から京都府歯科医師会に依頼された、咬合力コンテストの当番に林歯科診療所の診察日を振替させていただいて行ってまいりました。
NHKの京都放送局で行われたイベントの一角で行われ、あいにくの雨天だったにも関わらず大勢の参加者でとても賑わいました。

咬合力の測定には冨士フィルムが製造しているデンタルプレスケールという特殊なフィルムを思い切り咬んでいただき、そのフィルムをGCが製造しているオクルーザーという機械で測定して咬合力がモニターされます。

以前よりこの咬合力測定システムは知ってはいたのですが、実際に自分で使うのは初めてでした。
この機械、本当に優れ物でこの測定値で個人の歯についての将来のリスクがおおよそわかります。

今回は咬合力コンテストだったので、とにかく一番強い値の出た方が表彰されましたが、実際歯科の臨床ではあまりに強すぎる咬合力は、歯の破折・歯周病・顎関節症・知覚過敏など咬み合わせにまつわるトラブルに見舞われる危険性が非常に高く、注意が必要です。

またきちんと歯科治療を受けていらっしゃらない方も測定させていただきましたが、案の定全く咬めておらず食べ物はほとんど丸のみの状態で、きちんと歯科治療を受けることがいかに大切かも改めて思い知らされました。

当院でもこの機械、導入したいのですがかなり高額で当分買えそうにありません。

| seiji0024 | ひとりごと | 07:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
今年も下京・みなみ健康まつりを行います

今年も「下京・みなみ健康まつり」を開催します。
ことしは下京西部医師会が主催する公開フォーラムとジョイントでの開催のため、会場を市バス九条車庫隣の京都テルサで行います。

11月24日(土)午後2時から行います。
公開フォーラムは事前申込制でさせていただいておりましたが、まだ会場に相当余裕がございます。
当日にそのままお越しになられても問題なく入場できますので、皆さま奮ってご参加のほど、お願いいたします。


| seiji0024 | ひとりごと | 10:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
下京・みなみ健康まつりのため、診察日を振替ます

11月24日(土)、京都テルサにて「下京・みなみ健康まつり」を開催いたします。
その開催にあたって、24日(土)を休診にさせていただき、代わりに23日(金・祝)に診察日を振替いたします。
診察時間は8:30〜12:00、13:30〜17:00(最終受付は終了30分前まで)

ただし、診察台の稼働が本日はすべて予約で埋まっております。
急患の方は、空き時間もしくはキャンセルが出るのをお待ちいただきますのでご了解のほど、お願いいたします。

| seiji0024 | 診察時間変更 | 11:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
院内の衛生状態を正確に評価するには?

京都 下京区 丹波口駅 七条の林歯科診療所では開院以来、種々の滅菌方法や電解機能水を利用した感染予防に力を注ぐことで、患者さんが安心して治療を受けていただけるだけにとどまらず、当院のスタッフも安心して従事できる環境を整えております。

この感染予防対策、手間とコストがとてもかかるところですので、いかに効率的に行えばいいのか、常に考えているところです。

特に難しいところは診察台など滅菌できないところをいかに感染レベルを下げればいいのか、なかなか明確な基準が無いまま自己流で拭き取りによる消毒を行っておりました。

そんな中、この拭き取りの効果を客観的になおかつ迅速に測定できる装置を当院でも導入いたしました。
醤油で有名なキッコーマンのルミテスターという測定器です。

この装置、何がすばらしいかというと汚染度が瞬時に測定できるところです。
今までの培養検査だと結果が出るのに数日かかってしまったため、種々の拭き取り法を比較しようにも均一な条件で行えませんでした。

このルミテスターを導入してから当院の拭き取り消毒方法は丸っきり変わりました。
大病院ではこの商品による拭き取り検査、かなり行われているようですが、今後歯科医院でも広く取り扱われるものと思われます。

| seiji0024 | 感染予防 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
求人情報の更新

京都・下京区の林歯科診療所では求人情報を更新しました。
最近、患者さんが増えて院長一人での対応にも限界が見えてきたため歯科医師の募集を新たに始めました。
元々、開業した時から自分の短期目標に歯科医師を雇用できるくらい大勢の患者さんに愛される歯科医院にしていきたい、という思いが常にあったのでその初心の短期目標が一つ達成されつつあり、感慨深いところでもありますが、私の方針を理解するのが大前提ですので、まず歯科医師募集のページをご覧ください。

歯科衛生士は引き続き募集しております。特に歯科衛生士さんはどんな歯科医院かある程度わからないと、よく知っているだけに就職活動が消極的になりがちです。そこで当院のホームページの求人欄を全面改訂し、どんな歯科医院なのか、どんな勤務実態なのか、少しでもイメージしていただけるように致しました。歯科衛生士の方々は是非、当院の歯科衛生士募集のページをご覧ください。

歯科助手については多数のお問い合わせをいただいておりますが、私が求める人材とあまりにもかけ離れた方々ばかりの応募が続いているため、ミスマッチを避けるため私が求める人物像がはっきりわかるように書き直しました。隅々まで読んでいただいて、賛同していただける方のご応募をお待ちしております。

| seiji0024 | スタッフ募集 | 07:42 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
顎関節症の基本をおさらいしました

京都 下京区 丹波口駅 七条の林歯科診療所では開院以来、顎関節症の治療を行っております。
なぜか私は勤務していたころから非常に多くの顎関節症を診ることが多く、その経験の蓄積で現在の臨床を行っておりますが、若いころに学んだ基本的な考え方を最近おさらいすることをしていませんでした。

そんな中、先日埼玉医科大学口腔外科教授の依田哲也先生による、基本に忠実な顎関節臨床についての講演があり、もう一度自身の臨床を見直すために受講してまいりました。

依田先生の顎関節症臨床は、非常に明快な診断基準をきちんと整理することによって、的確な診断・治療計画の作成からなっております。
ついつい多くの経験を積んでいると、自分のスキルに頼ってしまい基本を忘れがちになります。

今回の研修で、もう一度基本に立ち返った顎関節臨床を行いたいと思います。

| seiji0024 | 顎関節症 | 07:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「いい歯の日週間記念行事」による診察時間の変更

本日11月10日(土)、京都府歯科医師会館にて「いい歯の日週間記念行事」を行います。
私もこの行事の内、府民公開講演会の担当をしているため、本日の診察時間を以下のように変更させていただきます。
8:30〜12:00(最終受付は30分前まで)

ちなみに本日の府民公開講演会、まだ若干座席に余裕かもしれないので、ご希望の方は歯科医師会館にお越しになられた際、直接スタッフにお問い合わせください。

| seiji0024 | 診察時間変更 | 07:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
根管治療の精密な診査にCTは本当に必要?

林歯科診療所ではマイクロスコープや最新の器具を用いた高精度な根管治療(神経の治療)を行っております。

この根管治療、見えないところを治療するわけで、マイクロスコープも使うのですがマイクロスコープは所詮、まっすぐの根管しか見ることができません。
しかし実際ほとんどの根管は根っこの先で大きく湾曲していますので、すべてをマイクロスコープで見ることは不可能です。

そこで何をしても見えないところの診査のために、日頃レントゲンを活用するのですが、近年歯科用のCTが登場し、その圧倒的な情報量で徐々に根管治療にも用いられるようになってきました。

そんな中、先日東京都で根管治療専門でご開業の澤田則宏先生による、高精度な根管治療とCTについての講演を受講してまいりました。

前半部はCTを用いることによって非常に有効だった症例がいくつも登場しました。実はこのような症例はCTを発売しているメーカー主催の講演会でよく登場する話なので、おさらいの意味で受講しておりました。

しかし圧巻が後半部で、実はわざわざCTまで使わなくてレントゲンでここまで診査・診断出来ますよ、という内容の話でした。
徐々に値下がりしているとはいえ、歯科用CTはまだまだ高額で歯科医院にとって導入することは経営を圧迫し強引な高額治療の勧誘につながる恐れがあります。
それにレントゲンに比べて被ばく量がかなり大きいのは健康上、看過できない問題です。
実はこの被ばく量の少ないレントゲンの使いこなし、我々歯学部の学生時代には放射線学でどの大学においても徹底的に学んでいるはずなのです。しかし私含め、多くの歯科医師が長年の臨床でレントゲン診査を雑に扱ってしまったため、せっかく学生時代に得た大切な知識が生かされていないのです。
私はこの講演を受講して改めて反省しっぱなしでした。もう一度、初心に戻るいいきっかけにもさせていただきました。

| seiji0024 | むし歯治療 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
楽しいバッハ
今日は全く歯科と関係ない話題です。
バイオリンを習ったことのある方なら、おそらく思い出のある曲として一番に上がってくるのが、バッハの2つのバイオリンのための協奏曲ではないでしょうか?
特にスズキメソードの方なら”ドッペル”の愛称で親しんだことと思います。

曲調は全く独立した旋律の2つのバイオリンのメロディーが終始、折り重なる状態で、とてもバッハの特徴が現れた曲です。

そんなドッペル、1930年代にぶっ飛ぶようなアレンジの演奏があります。かの有名なジャズバイオリニスト、ステファン・グラッペリが相棒のジャンゴ・ラインハルトのギター伴奏で、エディー・サウスという黒人バイオリニストとやりたい放題の即興で演奏しています。
クラシックがが苦手な方でも少しは身近に感じていただければ、と思います。

比較的おとなしいアレンジです。



こちらはもうやりたい放題の即興です。
| seiji0024 | ひとりごと | 00:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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