京都・下京区・丹波口駅・七条の
林歯科診療所は京都市内の歯科医院乱立地帯に位置しており、その中でも非常に目立たない最も不利な立地で開業しております。
そんな中、3年前の開業当初はスタッフの不安定さもあってなかなか患者さんにご来院いただけず、苦戦をしておりました。
それでもまだ私の場合、父が閉院してから2年半ほどブランクがあったものの、地域の方々に古くから歯科医院がここにあったということをそれなりに知られていた分、全く新規でされた方と比べるとその点では有利な条件だったかも知れません。
しかし父が行っていたときの設備は非常に老朽化し、診療システムも私とは大きく異なっていたため、開業時には設備・内装の総入れ替えをすることになったため、非常に多くの借り入れを行いました。
当初はこことがいつも頭から切り離せず、すごく窮屈な運営を行っていたことを思い出します。
しかし今となってはそのことが、ゆとりある患者さんへの接し方ができなかったことにつながり、これでは立地のせいだけでなく、自分自身の不甲斐なさで思うような来院が得られなかったのではないかと反省しております。
そこで、こういったことをあまり悩まなくてもいいように経営についても少しは勉強するようになったのですが、元来最も苦手な分野です。
そんな中、先日
国際歯周内科学研究会の総会前日の研修で、この経営に特化したセミナーを受講してまいり、その後の懇親会も参加して成功されている多くの先生方からの率直な意見を伺うことができました。
これからも時折、このような情報は収集して余計な心配をすることなく安心して医業に専念できるよう、勤めてまいりたいと思っております。