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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
体外培養で世界初、歯の再生に成功 日本歯科大の研究チーム
先日、日本歯科大学の中原貴先生と佐藤聡先生のグループが歯の組織の一部を用いてマウスの歯を再生させるための培養方法の確立に成功しました。
体外での培養条件での成功は世界で初めてで、3年後を目処にヒトの歯での応用を目指していらっしゃるとのことです。

歯の再生、世界的に見ても歯科の研究分野の中で最も競争の激しい分野ですが、この厳しい環境で日本の研究者が活躍していることにうれしく思うとともに、今後の研究がさらに加速するものと期待されます。
| seiji0024 | 研究開発 | 08:13 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
歯科アンチエイジング外来の先駆者
京都・下京区の林歯科診療所では得意の接着技術をふんだんに用いたセラミック治療や、非常に歯にやさしいホワイトニング、誰にも気づかれない入れ歯などの審美治療も一般治療とあわせて行っております。

こういった審美治療も広義のアンチエイジング治療に当たるのかも知れませんが、アンチエイジング治療は非常に多岐にわたり、とても奥深いものがあります。

そんな中、このアンチエイジング治療を歯科医院で先進的に、かつ本格的に行われている埼玉県でご開業の小峰一雄先生によるセミナーに先日参加してまいりました。

小峰先生のアンチエイジングに関する造詣は非常に深く、あまり経験のない私にはなかなか話がついていけません。もう小峰先生の講演はかれこれ4回目の受講になりますが、今回でようやくわかってきだすようになった反面、前回のセミナーからさらに進化した新しいアンチエイジング治療も続々と登場し、とても驚きました。

心身の健康を増進させ小峰先生がされているようなアンチエイジング治療、当院でもいずれ取り組みたいと考えておりますが、これを行う以前にもっとやらなくてはならない課題が山積しています。

そんなわけで、まだまだ時間があると思ってのんびりとこのアンチエイジング治療に関しては勉強していきたいと思います。


| seiji0024 | 歯科全般 | 07:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ちょっとしたクリスマス
京都・下京区の林歯科診療所では開院以来、あまりクリスマスだからといって特別何もしておりませんでした。
すると今年、スタッフが自主的にちょっとしたクリスマス飾りを仕入れて待合室など数箇所にデコレーションをしてくれました。
全然細かなところに気配りできない私に代わって、このように自らやってくれるスタッフを見てとても心強く思うとともに、私ももう少し細かな配慮が必要だな、と我振り返っております。


| seiji0024 | スタッフ | 07:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
人の時間を拘束する重みを感じる
京都・下京区・七条の林歯科診療所では基本、予約制の診療体系を取っております。

これにはいくつか重要な理由がございます。

まず感染予防対策の徹底です。
自院のキャパシティーを超える患者数を受け入れてしまうと、医療安全面、特に感染予防に対する準備がおろそかになります。

それから十分な治療時間の確保です。
多くの方が、せっかく歯科医院に来たのだからある程度、内容ある治療を受けたいとお思いではないでしょうか?そのためにはある程度まとまった治療時間の確保が必要です。

もう一つ重要なことが、説明の時間です。
毎回毎回、懇切丁寧に説明する必要があるわけではございませんが、治療の節目節目では治療方針や治療計画についてじっくり説明していかねば、行き違いの原因にもなってしまいます。

このような理由で当院では出来うる限りの時間を確保して、皆様の臨床に当たっております。
裏を返せば、直前や無断でキャンセルされてしまうと、我々のこのような努力も全て水の泡になってしまい、医院運営に大きな打撃をもたらすとともに他の患者さんの予約にも大きな妨げとなります。

このようなケースが後を絶たないにも関わらず患者数の増加で予約枠を迅速に確保しづらくなってきたため最近では、予約で多くの方にご協力いただく状況になっております。そのため直前・無断キャンセルしがちの方は、当院では予約をお取りすることをお断りすることにいたしました。

さまざまな受け止め方があるかとは思いますが、このように当院では”時間を確保する”という最大限の誠意を払っております。その分、患者さんの時間も拘束する重みをかみしめて内容ある治療・説明を心がけております。
こういったことを気にせずに、日ごろ気持ちよく臨床に当たりたいものです。

| seiji0024 | スタッフ | 07:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
新体験のコミュニケーション術
京都・下京区の林歯科診療所ではこの夏より皆様と行き違いを少しでも解消していくためにカウンセリングを導入し、その結果完全までとは行かないまでもかなり行き違いを減らすことができるようになりました。
 しかしこのような取り組みを行うほど、コミュニケーションの奥深さ・難しさも同時に味わうようになっていました。 
そんな中、先日東京都でご開業の吉良信史先生が主催されるClear Communicationによるコミュニケーションセミナーに参加してまいりました。 
講師の藤田菜穂子先生による、コーチング導入編から特にクリアリングという「聴く」ことから始まる違ったコミュニケーションについて、実際参加者同士で相互体験することができました。 
短い時間でしたが他の受講生の方々ととても親しくもなり、とてもなごりおしい研修であると同時に、ますますコミュニケーションセミナーを受講したい気持ちに駆られました。
| seiji0024 | 医院管理 | 08:09 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
国民全体で歯の健康が増進しています
先日、厚生労働省より最新の平成21年国民栄養調査の結果が発表されました。
今回の歯科に関係する調査項目で最も際立ったものが75歳以上の高齢者で20本以上歯が残っている方の割合が、前回平成16年の調査と比較して約4ポイントの増加となりました。

また、全世代で進行した歯周炎をもっている割合が減少しています。
さらに過去1年以内に健診や歯石除去・クリーニングを受けられた方も全世代で増加し、今回の結果から我々歯科医師が国民の皆様のお口を定期的に管理していくことが、いかに皆様の生涯の健康に役立つことができるか、まざまざと見せつけられた調査結果でした。

この定期的に歯の予防を行っていく考えは林歯科診療所が京都・下京区で開業以来、一貫して最重要視している項目で今後も皆様に定期的に口腔管理を受けていただけるよう、より一層取り組みが求められるところです。

| seiji0024 | 予防歯科 | 07:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本格的な矯正治療を行う準備を始めます
京都 下京区 丹波口の林歯科診療所では小さなこどもを対象に、床矯正や機能訓練を主とした早期矯正・予防矯正を行っております。

これらはある条件にはまれば非常に短期間で、少ない費用で良好な治療結果が得られますが、その一方対応できるケースがかなり限られてしまい、患者さんからお願いされてもお断りすることが多々ございました。

そこで矯正治療の多くのニーズに対応するためには本格矯正もできる体制作りが求められ、以前より愛知県でご開業の渡邊崇先生によるレクチャーを受けていましたが、先日最後のレクチャーを受けて参りました。

矯正治療は歯科医師の診断・治療計画・技術も大切ですが、それと同じくらい歯科衛生士・歯科技工士とのチームワークがとても大切で、これらをどうマネージメントしていくかについても理解することができました。

この一連の渡邊先生によるご指導で、本格矯正の実施に向けて大きな足がかりとなりましたが、ルーチンワークとして定着させるために私自身のさらなる勉強、必要な設備投資、スタッフ教育などひとつずつ行っていかねばなりません。


| seiji0024 | 矯正治療 | 08:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
年末年始の診療予定
京都・下京区の林歯科診療所、平成22〜23年の年末年始の診療予定をお伝えいたします。

12月25日(土) 8:30〜12:00 13:30〜17:00
12月26日(日) 休診
12月27日(月) 通常どおり 8:30〜14:00 16:00〜19:00
12月28日(火) 通常どおり 8:30〜14:00 16:00〜19:00
12月29日(水) 通常どおり 8:30〜14:00 16:00〜19:00
12月30日(木) 休診
12月31日(金) 休診
 1月 1日(土) 休診
 1月 2日(日) 休診
 1月 3日(月) 休診
 1月 4日(火) 通常どおり 8:30〜14:00 16:00〜19:00
 1月 5日(水) 通常どおり 8:30〜14:00 16:00〜19:00
 1月 6日(木) 臨時で夕診を行います 8:30〜14:00 16:00〜19:00
 1月 7日(金) 通常どおり 8:30〜14:00 16:00〜19:00
 1月 8日(土) 8:30〜12:00 13:30〜17:00
 1月 9日(日) 休診

最終受付時間は各診察時間の30分前までとなっております。
診察ご希望の方は事前にお電話にてお問い合わせいただきますようお願いいたします。
また医療安全の観点から、親知らずの抜歯などの緊急性の乏しい年末差し迫った外科処置はお断りする場合がございますので、ご了解ください。
| seiji0024 | 土曜日診療 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯周病管理の重要性をどう啓蒙していくか
京都・下京区の林歯科診療所では来院される患者さん全員に、歯周病管理の重要性をお伝えし、これ以上歯を失わず、生涯健康ですごしていただくよう定期管理をさせております。

しかし実際、多くの患者さんに定期管理の重要性をきめ細かくお話をしても人によって受け止め方はさまざまです。

あえてこちらが詳しく説明しなくてもおおよそ理解されて、定期管理を実践されている方
少しわかってはいるけれど、実際行動を起こすまで理解がまとまっていない方
なんとなく聞いたことはあるけれど、自分には関係ないと思い気に留めていない方
何も聞いたことがなく、さっぱり理解ができない方

このように各々認識レベルが異なる中で、歯周病の定期管理のモチベーションを持っていただくことはとても難しく日々、悩ましい現実のひとつとなっております。

そんな中、先日歯科医院の経営コンサルタント業務に特化している株式会社シーエイチアイの鶴岡様より、第3者の目から見て・コンサルタントの目から見たうえで、どう歯周病の定期管理を根付かせていくのかについて詳細な資料を付けた上で、詳しく解説をいただきました。

正直、鶴岡様の方法で疑問に感じるところもありますが、私自身気づいていなかった観点やアプローチなどが非常に多く登場し、とても参考になりました。

これをもって私の悩みが解消されるわけではありませんが、今回の研修を通じて少し前進することができるのではないでしょうか?


| seiji0024 | 歯周病 | 08:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
こどもの体内時計について
最近のこどもの生活リズムの乱れ方には目に覆う物があり、今回は少しその点に触れようと思います。

昨今、少子化の流れで一人の子供の養育費に昔よりたくさんお金をかける傾向にあります。
そんな中、世間を見ているとこどもの受験戦争はさらに激しさを増しているような気がします。

夜中の10時を回ったころに学習塾から出てくる小学生、この姿をご覧になってなぜ異常と思わない方が多くいらっしゃるのか不思議です。
人には概日リズムという体内時計が存在します。この体内時計は体内の細胞・組織の間で絶妙なネットワークが張り巡らされていることが昨今の研究で明らかになっております。
特に体内時計の中枢が存在している脳の視床下部では、とても大切な働きをしており元来25時間の体内時計を夜の暗がりから朝の日の光を浴びることによって瞬時に24時間に補正する、絶妙な仕掛けがあります。

しかしこの仕掛けが働くのも、昼・夜の活動リズムにメリハリがあってはじめて正常に作動するのです。
なのに深夜まで連日、学習塾に通い続けた結果、朝起きて学校に行くと眠いから学校の授業中は居眠りをしている。こんな生活を成長期のこどもの時期から強いて、健全な肉体・精神が育まれるとは思いません。

社会から孤立しないためにも確かに勉強をすることはとても大切です。
この大切な勉強はこどもの体が許容できる範疇で効率よくすればいいのではないでしょうか。
人間の生態も理解せずに親の勝手な思い込みでこどもの肉体・精神の成長を妨げるのはいかがなものかと思います。

| seiji0024 | ひとりごと | 09:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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