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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
電動歯ブラシの研修を行いました


先日、林歯科診療所ではPG株式会社の電動歯ブラシご担当者様をお招きして院内で、テレビCMでもおなじみの電動歯ブラシ オーラルBについての院内研修を行いました。




今まで我々は基本的に手用の歯ブラシをずっと推奨してまいりましたし、この基本的なスタンスは今後も変わらないものと思います。



しかし時代の流れで、最近多くの患者様から電動歯ブラシについてご相談や使用のご希望をお願いされるようになってくることが多く、我々としてもプロとしての正確な知識を身につけなければならず、今回の研修を行うに至りました。



さらに高齢化社会になって、脳梗塞後遺症などで手が不自由になってしまわれた方にはこの電動歯ブラシは有効なツールだと思います。



特に家電量販店に行くと、選ぶにあたって困るくらい様々な電動歯ブラシがラインナップされており、おそらく多くの方々も混乱されていることと思います。



そこで今回のセミナーでこの電動歯ブラシ オーラルBがどのようなケースで向いているのか、よくわかりました。



近日中に、もう一方違う方式の電動歯ブラシの院内研修も行い、これで電動歯ブラシについてはほとんど当院のスタッフは網羅できます。



もし電動歯ブラシについて興味のお有の方は、診察室までお気軽にご相談ください。
| seiji0024 | スタッフ | 20:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
むし歯・歯周病予防にお勧めの書籍
 林歯科診療所では、より良い歯科医療を提供するために、全ての診療時間中に歯科衛生士を配置しております。
ただ悪くなったところの治療のみならこのようなぜいたくな人員配置は必要ないのですが、きちんとした予防歯科を実践していくには絶対に不可欠なことです。
しかし予防歯科となると、現在歯について困っていらっしゃる方が対象ではないので、ご自身で予防歯科の意義を十分に理解していただかないと、なにも実践できないのが現状です。
そこで、私は常に一般の方向けに、正確でわかりやすく科学的データに基づいてきわめて中立に書かれている書籍を探しております。
以前に、山形県でご開業の熊谷崇先生が執筆された「歯科」本音の治療がわかる本 歯科で損をしない「歯医者さん」の探し方・選び方という本をお勧めいたしました。
しかし、今回はむし歯・歯周病予防の内容に絞ってさらに詳しくわかりやすく書かれている書籍をみつけました。
小学館より発行しているむし歯・歯周病 / もう歯で悩まないという本です。

長く国立保健医療科学院で歯垢(プラーク)についての基礎的・臨床的研究を国内の第一線でされてきて、現在鶴見大学教授の花田信弘先生のが執筆されています。
とにかく、最初から最後まで全て科学的データに裏づけされた間違いのない内容でありながら、非常にわかりやすく多くのイラストを交えて書かれております。
これをお読みになれば、「なぜ日本人だけがこんなに歯が悪くなるのか?」、「今まで思い込んでいたむし歯・歯周病予防は一体なんだったのか?」と思われるに違いありません。
特に、小さなお子様のおられるご家庭で、かわいいこどもの歯を生涯守っていきたいと、思われている方は是非、お読みになっていただければと思います。
| seiji0024 | ひとりごと | 07:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
レジン治療のページをご覧になった患者様は是非、お読みください
 林歯科診療所のHPで最も一番アクセスが多いのがレジン治療のページで、HPを見ての来院理由もこのレジン治療のページを見てこられる方が最も多くなっております。
しかし、このレジン治療を見て来院される患者様のかなりの割合が、あまりに安易に歯の健康を考えられており、当院の治療理念とは全く相反するお考えの方が多くて非常に困惑しております。
林歯科診療所では、来院された患者様の長きに渡る心身の健康のために歯科医療を提供しております。この点については未来永劫、変わることのない理念として実践しております。
しかし、レジン治療のページをみて来院された方の多くのお口の中を拝見していると、ベトベトにこびりついた歯垢や歯石が大量に付着しており、はっきり申し上げて非常に不潔な状態で、口臭も多くの場合ひどく感じられます。
この状態を放置して、レジン治療のみを行ったところで、果たしてどれだけ来院された患者様が健康になれるのか私ははなはだ疑問を感じております。
そこで、必ず口腔衛生・予防歯科の重要性を初診時にすごく力説してお話をさせていただいているのですが、多くの方がご自分の思い込みで予定されていたレジン治療を初診で行われると、そのあとは全く来院されないケースが跡を絶ちません。
最近になって、歯の汚れによる歯周病が全身の健康に悪影響を及ぼし、糖尿病・高血圧・肺炎・胃潰瘍・皮膚炎・早産などを引き起こすことが科学的にも明らかになってきました。
一生懸命ご説明しても、こんなに恐ろしいものを放置されるのは私には理解できないのですが、このレジン治療のページを見て来院される患者様に関してはかなり特殊なお考えの方が多くいらっしゃるような印象を持ちます。
私どもスタッフ一同は皆、皆様の健康のために歯科医療を提供する、といった理念のものとても高いモチベーションで日々の業務を行っております。
林歯科診療所にご来院されたのも、何かの縁です。せっかくご来院されたのですから、是非健康に繋がるような歯科医療を提供させていただきたいと思っております。
| seiji0024 | むし歯治療 | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
期待のトリートメントコーディネーター
京都・下京区・丹波口駅・梅小路公園の歯科・歯医者 林歯科診療所では個室診療によって患者様のプライバシーを確保しながら、なるべく時間をとって患者様に説明をするよう心がけております。
しかし、どれだけ最大限努力して説明しても、患者様にとっては説明不足と受け取られてしまうこともしばしございます。
こういった我々の思いと患者様の思いのギャップを改善していくために、トリートメントコーディネーターというコミュニケーションを主たる業務に必要なスキルを順次スタッフに身に付ける計画を立てております。

そこで当院の第一弾として、先日当院の開設以来在籍している横山寛子歯科衛生士がこのトリートメントコーディネーターの研修に行ってまいりました。
この研修を機に、さらに患者様とのコミュニケーションを改善していきたいと考えております。

今後、患者様と我々の双方が同じビジョンや目標を持てるよう、当院の横山が今後活躍してくれることがとても楽しみです。

| seiji0024 | スタッフ | 20:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯ブラシの選択について
 林歯科診療所ではご来院いただいた患者様のために様々な種類の歯ブラシを取り揃えております。
どれも院長と歯科衛生士のスタッフとで吟味して選んだ歯ブラシを導入しています。
しかし現状では当院で歯ブラシをご購入される方はきわめて少なく、せっかくお勧めしてもご自身で量販店で粗悪な歯ブラシを購入される方が大半です。
当院では歯ブラシを売って利益を上げるつもりはさらさらないのですが、せっかく患者様が時間をかけて歯みがきをされるのでしたら、その時間を有効に使っていただくには適切な歯ブラシが欠かせません。
しかも林歯科診療所では高品質の歯ブラシを直接大量に仕入れているため、患者様がご自分で量販店でご購入されるより、はるかに低価格で高品質のものを揃えております。

さらに林歯科診療所では患者様にどの歯ブラシをお勧めし、ご購入いただいたかの記録を残しているため、定期健診の無い期間でも歯ブラシのご購入だけでご来院いただければ、常に適切な歯ブラシをお渡しできるようにしております。
歯ブラシの選択はテレビCMやパッケージデザインで非常に流されやすいものですが、きちんと歯科衛生士による指導をお受けになられて、高品質で正しい歯ブラシをお使いいただければと感じております。
| seiji0024 | 予防歯科 | 10:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
驚愕の歯周内科
林歯科診療所では昨年より、歯周内科治療に取り掛かれるよう、着々と準備をしてまいりました。
そして、平成21年4月より、本格的に歯周病における内科的治療をスタートいたしました。
位相差顕微鏡で歯周ポケット内に存在している細菌を診断してその結果、強力な歯周病原性を有する細菌の存在を見つけた場合、薬物を併用することによって歯周病を大幅に改善する治療法です。

従来の歯周病治療は歯石除去や外科手術など、内科的な治療はほとんど行われず、外科的な治療のみが行われてきました。
しかし、強力な歯周病原性を有する歯周病菌が多く存在する場合、従来型の外科処置による歯周病治療を行っても十分な効果が得られないことが多くありました。
そこで、林歯科診療所では歯周病の内科的治療に必要な設備の導入とスタッフの研修を重ね、現在多くの患者様にこの治療を提供しております。
そこで感じたことが、いままで短期間で実感できることが少なかった歯周病の治癒が、非常にはっきりと実感できるようになりました。
その中で最も感じられる症状が口臭です。重度の歯周病ではたまらない口臭が大抵認められますが、この口臭に関してはかなり短期間で改善することが可能です。
もし、歯周病や口臭でお悩みの方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください。
| seiji0024 | 歯周病 | 16:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
バキュームの強制排気
 林歯科診療所には削りカスや汚れた水などを吸引するバキュームが、診療用バキューム・口腔外バキューム・技工用バキュームの計3台が機械室に設置されています。
どこの歯科医院にも機械室は大なり小なり存在しますが、最も患者様の目に触れないところです。
よほど広大な敷地を有している歯科医院以外は、この狭い機械室の中に治療に使う圧縮空気を供給するコンプレッサーとバキュームが並存していることが多く見受けられ、林歯科診療所でも同じ構造になっています。
しかし、汚染された空気を吸引したバキュームが、その空気をそのまま機械室に吐き出し、その吐き出された汚染された空気をまたコンプレッサーが吸い込んで、診療室に空気汚染の循環をつくってしまっていることが、林歯科診療所では開院以来、感染予防の観点からも大きな問題でした。
そこで、今回林歯科診療所では、当院のバキューム設備を製造している東京技研に依頼して、バキュームからの汚染された空気の排出を屋外のダクトに強制排気する改造を行っていただきました。

効果は2〜3日で現れ、診療室内のいやな臭いが大幅に減少しました。
林歯科診療所では患者様やスタッフの健康を守るために感染予防の一環として今後も更なるクリーンエア計画にとりかかっていきます。
| seiji0024 | 感染予防 | 14:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
初めてのトリートメントコーディネーター
京都・下京区の歯科・歯医者 林歯科診療所では私やスタッフが、熟慮に熟慮を重ねて導入したほうがいいと思われる新しい技術を積極的に導入する姿勢で開業以来行ってまいりました。
しかしこの新規技術の運用には多くのハードルがあり、事前の下調べから研修、それから院内トレーニングと続きます。ここまでくれば治療を行うことは出来るのですが、問題なのはその新規技術のメリットを説明し患者様にわかっていただくための取り組みが無ければ臨床現場でこれらを行うことはできません。
今までこの患者様への説明が決して十分であったとは言えなかった反省から、今回当院の開業以来在籍している歯科衛生士の横山がトリートメントコーディネーターの養成研修に当院では初めて参加いたします。

このトリートメントコーディネーターとは患者様の潜在的な欲求まで察することによって、将来選択してよかったと思っていただける治療に導くコミュニケーションを主たる業務として行う人たちの呼び名です。

この研修の成果を私は無論楽しみにしておりますが、実際に受講する横山歯科衛生士が何よりもウキウキしており、今後ますます活躍するものとスタッフ全員で期待しています。

| seiji0024 | スタッフ | 07:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
3Mix-MP療法について
 昨今、マスコミが大騒ぎしてとり扱ったむし歯治療法の内で3Mix-MP療法というものがございます。
林歯科診療所においては開院以来、この治療法は一切採用しておりません。
今回はその説明をさせていただきます。

理由その1
3Mix-MP療法は抗生物質によってむし歯になった箇所を無菌状態にする方法です。よって菌を駆除することは理屈上、可能だと思います。しかし、むし歯になったところは細菌だけでなく、細菌が作った毒や他の汚物も多く含んでおります。しかしこの3Mix-MP療法はこのような異物・汚物を残したまま詰めてしまう方法です。私は身体にとって毒となるものをそのまま残して詰めるのは良くないと思います。

理由その2
主に深いむし歯で歯の神経まで達してしまった場合に、なんとか歯の神経を保存する歯髄保存療法でこの3Mix-MP療法が使われておりますが、同じ目的で既にアメリカではきちんと国の認可をとった材料・治療法が存在しております。目的・結果が同じなら、国や学会が認めているものを採用すべきだと思い、林歯科診療所では歯髄保存療法にDoc's best cementを使用しております。

理由その3
3Mix-MP療法は、毎日使用薬剤の調合が必要になります。そのため、あまった材料は無駄になりますし、その手間たるや大変です。林歯科診療所では患者様の安全と生命を守るために感染予防対策に多くの労力を割いており、3Mix-MP療法の調合作業で時間を割く時間があるのなら、さらにレベルの高い感染予防対策を行ったほうが患者様の利益に繋がると思います。

理由その4
上記の理由を差し置いても、歯髄保存療法のみの目的でこの3Mix-MP療法を用いるならば、まだ医学的に許せるとは思います。しかし、もっとひどいむし歯になったときに用いる根管治療にもこの3Mix-MP療法を利用する動きがあり、マスコミも大きく取り上げました。しかし、3Mix-MP療法に用いる薬剤は抗生物質です。抗生物質の使用に当たっての大原則はなるべく短期間で作用させることです。長期間になればなるほど抗生物質が効かなくなる耐性菌が出現するリスクがあります。この3Mix-MP療法は抗生物質を永久に体内に入れておく治療法で、耐性菌による生命の危険を考えると好ましくないと思います。またアメリカの根管治療についての学会はガイドラインでこのような治療法を禁止しています。

理由その5
3Mix-MP療法はその都度薬を調合しなければなりません。そのことは薬の保存状態によったり調合の精度などによって薬品の効能が安定しない可能性がかなり残ります。また、この抗生物質を永久に歯の中に閉じ込めるわけですが、この調合された製剤自体には全く接着性や強度がありません。この薬品の上からごく薄く接着性のレジンで覆うわけですが、歯にかかる力は強大でごく薄いレジンでは簡単に割れてしまうことが多々あります。割れてしまえば、歯に重篤な感染を引き起こす可能性があり、推奨できません。

もし、マスコミの偏った報道をそのまま信じられて3Mix-MP療法を行っている歯科医院を探されていらっしゃる方は一度、上記の内容をよくお読みになった上でご判断ください。もし、私が治療を受ける身なら絶対にやって欲しくない治療法です。
当院での歯髄保存療法の詳細につきましては、当院ホームページの歯髄保存療法のページをご覧ください。
| seiji0024 | むし歯治療 | 18:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯科衛生士の再募集
 京都・下京区にある林歯科診療所では、現在在籍中の歯科衛生士の負担軽減のため再度、パート歯科衛生士の募集を行います。
ホームページの更新が遅れておりますが、林歯科診療所の現行スタッフは、歯科医師が院長1名、常勤の歯科衛生士が3名、非常勤の歯科衛生士が1名の体制で、幸いなことにスタッフ全員が林歯科診療所に定着してくれています。

今回はパートの歯科衛生士を募集しております。
林歯科診療所では特にスタッフ研修に非常に力を入れております。
歯科衛生士としてスキルアップを図りたい方・やりがいを感じたい方にとっては最適な環境だと思います。
ブランクのある方や自信のない方でも、当院では診療中に歯科衛生士が1人になってしまうことはございません。必ず他の歯科衛生士がいるようなシフト編成をしておりますのでご安心ください。
不安を多く感じられていらっしゃる方は見学だけでの構いませんので、ふるってお問い合わせのほど、宜しくお願いいたします。

| seiji0024 | スタッフ募集 | 09:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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