超高齢化時代に向けた歯科医療
2017.02.23 Thursday
日本は世界的に見ても非常に短期間で超高齢化社会に到達した国です。 その結果、高齢化社会に向けた国民意識がなかなか付いてこず、社会資本もまだまだ不十分な状況です。
しかしこんな背景がありながらも高齢者が増える現象はこの数十年変わらずに必ず生じることであるため、我々歯科医師も高齢者の対応が適切に出来なければ”かかりつけ医”として十分な役割を果たしたとは言えません。
そんな折、高齢者歯科医療をご専門にされておられる藤田保健衛生大学歯科 教授の松尾浩一郎先生による高齢者歯科医療に必要な基礎知識についての講演を聴講してまいりました。
まず死因の三大疾病、がん・心疾患・脳卒中の患者さんへの対応についての内容が紹介され、後半は口腔ケアや嚥下障害の内容が話されました。
今回の講演では内容が非常に多岐にわたったので非常に講義のペースが速くついていくのが大変でしたが、日頃からそれなりに勉強してきているおかげでしっかり吸収することができました。
今後ますます高齢者への診療機会は増加していきますので、これから益々高齢者に対する研鑽を積んでいく所存です。
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