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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
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大きな回復が期待できない認知症による嚥下障害の実際

このところ、嚥下障害については猛勉強を続けております。
そのような折、京都府歯科医師会で行われている嚥下障害臨床を在宅医療で活躍できる歯科医師を養成する事業にいち早く応募し、この事業の最後の研修を受けてまいりました。
前回と同じく大阪大学歯学部顎口腔機能治療部の田中信和先生に講義をしていただきました。

嚥下障害臨床の理想は、脳血管疾患が発症した直後に我々が介入するのが最も望ましいのですが、現実にはその時期は急性期病床で急性期の栄養管理などにチームが忙殺されてしまい、なかなか嚥下障害まで行き届かないのが現実です。
よって脳血管疾患が原因であっても我々が接するのは大きな回復が期待しにくい慢性期のケースが大半です。しかも嚥下障害全体で見ると我々が接する機会が多いのは脳血管疾患が原因では無く、もっと回復が期待しにくい認知症が多いのではないかと私は感じております。

よって回復の可能性が多く残されている脳血管疾患の急性期ではなく、回復があまり期待できない認知症とでは、嚥下障害に対するアプローチも全く異なります。
今回は主にこの認知症が原因で嚥下障害を発症した方を想定して、かなり現場に踏み込んだ実践的な講演を拝聴することが出来ました。
 

| seiji0024 | 摂食嚥下 | 09:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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