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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
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一般的に人が入ってくる情報を採用する基準
現代はインターネット社会になって情報が氾濫する時代になりました。
最近では、PCだけでなくスマホからも簡単にインターネットから情報収集できるようになったため、我々日本人はこの20年間の短い間で、手に入れられる情報量が飛躍的に増えました。
この氾濫する情報、おそらくどなたも全て採用されるわけではありません。
以前にこの情報を適切に選択し、採用するスキルをリテラシーと紹介しましたが、なかなかこのリテラシーは成熟させるのが難しいスキルです。

「情報の選択をどうされていますか?」、と多くの方に質問するとおそらく大半の方は「正しい情報を採用し、誤った情報を無視する。」とお答えになるでしょう。
しかし何を持ってその情報を正しい・誤っていると判断するのでしょう。

そこには元来人間が持っている心理が大きく関わっていると思います。
その心理とは、

第一に、その情報が自分にとって都合のいいものなのか、そうでないものなのか?
自分にとって都合のいい情報であれば、だれしもついついそれが正しいと思った方が気分的に楽になるわけですから、このバイアスを排除することはなかなか難しいです。

第二に、その情報源はだれが発信しているかです、自分が信頼している人が発言する内容がいくら間違っていても人はその情報を信じます。逆に信頼していない人の発信する情報は、いくらそれが正しい事実であっても受け入れられることはありません。

この上記の2点、実は我々歯科の臨床現場では毎日、繰り返される出来事です。
いくら私が歯科医学的に正しい選択をし、それを説明しても、その内容が本人にとって都合の悪い情報で、私を信頼していない状況であれば、その私が提示した治療計画は全て却下されてしまいます。
当然これではまともな臨床を提供できるはずもないため、こういった状況に陥った場合、失礼かも知れませんが他の医療機関で再度相談されることをお勧めすることも稀にあります。

長い時間をかけてコミュニケーションを取り合えばこのようなギャップも解消されるのかも知れませんが、私にその時間的猶予は限りがあり、もう少しどうにかならないかと日々悩みながら臨床を送っているところです。
| seiji0024 | ひとりごと | 08:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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