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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
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我々がちょっと考えなくてはならない歯痛の診断
新患さんで歯痛が主訴の方は非常に頻度が高いですが、この歯痛について以前より診断が非常に難しいと思っておりました。
皆さま、歯痛と言うとすぐに虫歯を想像されると思うのですが、多くの方が思っていらっしゃるほど歯痛の原因として虫歯であることは多くありません。
歯が原因であることとしては虫歯以外にも歯周病・知覚過敏・歯ぎしり・歯の亀裂・破折などがあります。
また歯が痛いのにその原因が歯ではないこともあります。
たとえば三叉神経痛など神経そのものに異常がある場合。
また歯の知覚を伝達する三叉神経そのものは異常が無くとも、脳の中で誤って歯の痛みを感じてしまうケース。
さらに精神的な疾患によって歯痛と言う症状に表れてしまうケース。
これら歯痛の原因は様々で、その原因によって当然治療法は変えていかねばなりません。
先日、このような内容について体系立った講演を歯科医師会で九州歯科大学の椎葉俊司先生にしていただきました。
講演終了後、椎葉先生とお話しさせていただく機会をいただいたのですが、私が研究室時代に関わっていた神経痛の研究を椎葉先生が長年取り組まれ、その話を聞かせていただく中で昔の研究生活を思い出して懐かしく感じました。
同時に自分自身、せっかく若いころにこういった多くの歯科医師の肌色とは違う研究生活を送っていた経験があるので、もっとそれを生かした歯科臨床を提供していかねばもったいないとも感じたところです。

 
| seiji0024 | むし歯治療 | 07:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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