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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
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とても高性能になったシリコン印象材
かぶせ物などを作る際、必ず歯型を採ります。
この歯型、通常は扱いやすいアルジネートと寒天という材料を併用して採ります。
しかし一部、インプラントやラミネートベニアではシリコンラバーと呼ばれる材料を使わないと上手くいきません。
かつて私はインプラントの歯型を採るにはずっとポリサルファイドラバーと呼ばれる材料を愛用していました。
このポリサルファイドラバー、ものすごい臭くて固まるまで時間もかかるため患者さんにはすこぶる不評の材料でしたが、その歯型の正確性は圧倒的で、長年愛用し続けてきました。
しかしずいぶん前よりこの材料、原材料の入手困難とのことで発売が中止されてしまいました。その後も大切に少しずつ使っていましたが、最近ほとんど在庫が無くなってしまったため、他の材料に切り替えざる得ない状況になりました。
そこで最近になってようやくインプラントでもシリコンラバーを使いだしたのですが、このシリコンラバー材料の性能が飛躍的に進歩していることに大変遅ればせながら驚きました。
歯型の正確性たるや、もはやずっと愛用してきたポリサルファイドラバーと遜色ないレベルまで向上しています。
しかも最近のシリコンラバーは濡れた面でも相性がいいため、湿った歯肉との境目などはお気に入りだったポリサルファイドラバーよりずっときれいに歯型が採れます。
まだ若干、大事に保管していたポリサルファイドラバーの在庫が残っていますが、これだけシリコンラバーが良くなったのでもうあまり使うこと無いかもしれません。
| seiji0024 | 歯科全般 | 08:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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