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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
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進化するマウスピース矯正

林歯科診療所では矯正治療を行っています。
しかしこの矯正治療、なぜか雪だるま式に患者さんの数が増えてその分、矯正にも多くのエネルギーを割かなくてはならないため、ちょっと戸惑っているこの頃です。
それはさておいて、当院でもマウスピース型の矯正装置を使っております。
その中で、いわゆる出っ歯で咬み合わせが深いタイプの不正咬合はよくみられるケースですが、こういった場合、今までT4Kという装置を長年使ってきておりました。
この装置はよく考えられており、考案者のオーストラリアの先生のセミナーも受講しました。
この装置、前歯の咬み合わせの関係だけを改善させるなら、結構いい装置だと私は思っております。(ただし元々この装置は矯正用ではなく、嚥下・口腔周囲の筋肉のトレーナーです)
ところがこの出っ歯と合わさってスペースが不足しているケースにおいては、歯列を拡大しないと厳しいのですが、このT4Kはその拡大という作用は弱くケースによっては物足りなく感じていました。
そんな中、岡山県で矯正専門でご開業の大塚淳先生のセミナーに参加してまいりました。
大塚先生のセミナーはリピーターですが、以前はまだこの上顎前突用の装置が出来ていなかったのですが、隅々までT4Kを使いこなして来られ、なおかつ先行発売した下顎前突用のマウスピースのノウハウも生かして、このたびようやく上顎前突用のマウスピースを発売されました。
特にT4Kを使ってきた歯科医師ならここをどうにかしてほしかった、といった細かなポイントが改良されておりますが、決定的に違うのが歯列の拡大する作用です。
フレンケル装置という筋肉のバランスを利用した矯正装置は数十年前からあったのですが、製作が非常に複雑で手間やコストがかかりすぎることもあってあまり広く普及しなかった装置です。
しかし今回開発された装置にはこのフレンケル装置の概念が広く導入され、T4Kでは物足りなかった拡大の作用が十分あります。
今まで座学でしか学ばなかったフレンケルの理論、今後は大塚式矯正で実戦投入してまいります。

| seiji0024 | 矯正治療 | 10:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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