blog index

林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
<< 休診のお知らせ | main | お盆期間の診察について >>
止めていただきたい歯科のバッシング記事

先日、週間ダイヤモンドという一般向けの雑誌で、「もうダマされない!歯医者の裏側」と称した特集がトップ記事として掲載されました。
内容は歯科業界に対する明らかなバッシングの内容です。
要するに、歯科医師が多すぎる、そのため患者の奪い合いになる、経営不振になる、金儲けのために良からぬことを歯医者がたくらむ、こんな流れです。
またこういった記事が出ると、歯科医師すべても頭ごなしに馬鹿にして受診される方もおられます。こんな記事に出ている内容の歯科医院もあるかもしれませんが、少なくとも当院には全く関係の無い話です。こんな記事を見て私のところに来られて、歯科を馬鹿にした姿勢で過剰な要求をされる勘違い患者さんもたまに来られ、そのたびに対応に苦慮いたします。

しかしそもそもまず本当に歯科医師は多すぎるのでしょうか?歯科医師が多すぎるのではなく、歯科医院が多すぎるだけだと私は思います。
実際、当院は歯科医師が足りません。歯科医師の募集をしておりますがなかなか集まりません。その一方、ほとんど患者さんの出入りが見られない歯科医院もあり一見、歯科医師過剰のようにも見えます。

すなわち、きちんとした歯科医療を提供していれば、多くの方から信頼が得られ、それが自然に患者さんの増加につながり、結果として歯科医師の不足につながります。
逆にきちんとした歯科医療を提供できていない医療機関は地域の方々から見放されて、経営不振に陥り、結果として歯科医師過剰になってしまいます。

ということは、歯科医師の数を抑制したところで何の解決にもならず、やらなくてはいけないのは歯科医療機関の新規開設や継続に関して審査を厳しくして、規制を強化すべきだと考えます。
昨今、なんでも規制改革すれば打ち出の小づちのように経済も生活も良くなるような風潮で語られますが、すでに医療機関の開設に関しては規制が甘すぎるからこういった事態になっていると私は考えます。

知識・技術はもちろんのこと、経営的な基盤、社会性、倫理観などなどすべて兼ね備え、それらを維持・継続していける歯科医師だけが開設者となれるようにすれば、もっと歯科業界の社会的信用度はアップするのではないでしょうか?
マスコミにはこういった真実がきちんと読者に伝わるように、偏りのない報道を心がけていただきたいものです。

| seiji0024 | ひとりごと | 10:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
コメントする


この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>

bolg index このページの先頭へ