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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
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根管治療の基本に帰る
私が歯科医師になったのが18年前で、その頃よりもっとも臨床が変わったのが根管治療(歯の神経の治療)だと思います。 当時はとにかく根管内が真っ白になるまで太く根管を削り、強い圧力をかけて詰めることが良しとされておりました。 それから徐々に考え方が変わり、現在ではあまり太く削らず、詰める際もあまり強圧をかけても意味のないことが明らかになってきました。 それに伴って器具も進化し、現在ではとても柔軟性のあるニッケルチタン製の器具を多く用いられるようになったのですが、このニッケルチタン製の器具は予期せず根管内で折れてしまいやすく、治療ができなくなってしまうケースが最近、多く見られるようになってきました。 その結果、私はこの便利なニッケルチタン製の器具が折れてしまうのが嫌なので、折れやすい根管の先端部での使用は控え、その場所だけ従来のステンレス製の器具を使用していましたが安全な反面、効率的ではございませんでした。 そんな中、先日東京都でご開業の東海林芳郎先生による丸2日間の研修を受講してまいりました。 東海林先生の臨床は全て理論的であると同時に、一切のムダを排除したシステムで、このシステムであれば折れやすいニッケルチタン製の器具も安全に使えるものでした。 私は昔、ニッケルチタン製の器具が折れるのはその商品が悪いと思い、ありとあらゆる器具を試したけれど改善せず今は諦めてしまった訳ですが、これならもう一度ニッケルチタン製の器具をフル活用しようと思います。それと同時に製造販売メーカーは現在の折れる危険性の高いマニュアルを改め東海林先生のような安全なシステムにマニュアルを改変していただきたいと思います。
| seiji0024 | むし歯治療 | 07:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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