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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
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糖尿病の気軽で安全な食事療法

京都 下京区 丹波口駅の林歯科診療所では幅広い歯科治療の中で、歯周病治療はほぼ1日中行っております。
この歯周病ですが、昨今全身のあらゆる病気と密接にかかわっていることがわかり、その中でも糖尿病との関係については多くの科学的データが蓄積されてきました。
われわれは歯科医師ですので、当然歯周病を治療することが使命なわけですが、これだけ糖尿病と歯周病が関係してくると、糖尿病についてわれわれも見て見ぬ振りをできない状況になってきました。

そんな中、先日糖尿病における新たな食事指導を実践されてる、京都市でご開業の梶山静夫先生の講演を聴いてまいりました。

梶山先生の糖尿病治療は、あくまで運動療法と食事療法を主軸に、それでも不十分な場合薬物療法を使われる、とても身体に優しい治療を行われています。
しかし一般的に糖尿病の食事指導、うまくいかず脱落する方が多いのが現状でした。

そこで梶山先生は糖尿病患者さんが気軽に取り組め、なおかつ安全な食事方法は無いかと大変考えられた結果、同じ食事内容でも食べる順序や食べるスピードで糖尿病への作用がずいぶん異なることを発見され、現在臨床現場で応用されています。

梶山先生が患者さんに指導される食事について大きく2つのポイントがあります。
一つ目は食べる順番です。
必ず野菜→野菜→穀物の順序です。特に野菜は食べきってから次の食材に移るのがポイントとのことです。野菜に含まれる食物繊維によって、その後に摂取される糖質の消化管での吸収が緩やかになる結果、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

二つ目は十分な咀嚼回数・時間です。
一度口の中に入れた食材はできれば20回、咀嚼してから飲み込み次の食材を口に入れることです。こうすることによって血糖を急激に上昇させる可能性の高い穀物に食事が移るまで、最初の食事開始から20分ほど経過し、食物繊維の作用が十二分に発揮されます。さらにたくさん咀嚼することによって脳の視床下部にある満腹中枢が作用し、食欲を抑制できます。

この話を聴いて感じたことは、古くから日本人に脈々と伝わる食生活はずっとこうではなかったのか、と感じます。

| seiji0024 | 歯周病 | 09:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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