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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
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”様”付けでお呼びすることを止めました
林歯科診療所では従来、患者様をお呼びする際、「〜〜様」と様付けでお呼びしておりましたが、この度「〜〜さん」付けに改めさせていただきます。

既に病院が受けている「病院機能評価」の評価項目の中に、接遇部門も入っているのですが、この評価基準について患者様の呼び方が「〜〜様」付けを止めて「〜〜さん」にすることを推奨することに改めました。

これには多くの意味が込められているのですが、一番大きな要素は”医療機関”と”患者”との対等な関係をいかに構築するか、に尽きるのではないでしょうか?

そもそも、「〜〜様」とつけるようになったのは、当時はまだ医療機関が患者より強いと思われていたため行われたのですが、この数年で急速にその両者の関係は逆転し、医療機関より圧倒的に患者の立場が強くなりました。

こうなると皆様には一見、すごくいいご時勢になったような気がするかと思いますが、現実はそうではありません。

ちょっとしたことでクレームや風評、さらには医療訴訟などが頻発するようになった結果、我々医療機関は患者のために行わなければならない医療行為であっても、少しでも不満と思われるようなことがあれば、見て見ぬふりをせざる得なくなってきています。
また過剰なサービス向上による業務負担から、元来しっかりしなければならない感染予防や医療安全を行う余力が減ってきてしまっています。

このようにあまりに医療機関の立場が弱くなると、患者さんの顔色ばかりを伺ってしまうようになり、結果的に医療の質の低下を招いてしまっています。

当院でも、時折過剰な権利意識を持たれた方が来院され困る時があるのですが、”様づけ”であまりにこちらが謙りすぎるとかえってその過剰な権利意識に輪をかけてしまいます。

そんな訳で当院では今後、”さん付け”に切り替えるようにいたしましたので、よろしくお願いいたします。
| seiji0024 | 医院管理 | 08:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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