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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
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矯正専門医はよく選びましょう
京都・下京区の林歯科診療所では細々と矯正治療を行っておりますが、基本的に小さなこどもの早期治療のみを行っております。
しかし大人の全顎矯正はかなり大掛かりになる上、治療期間・治療費も多くかかり、ケースによってはとても難易度も高くなるため、他の矯正専門医に紹介しております。

私は一般歯科医ですが、この私から見て一般歯科医以上に矯正歯科医にはある意味、バラつきが感じられます。
元来矯正医のほとんどは矯正専門医の資格を持っており、ある程度安定した治療が提供できる体制になっているはずですが、実際はそうではありません。

その背景には歯科医師の技術的な問題もさることながら、倫理観の問題も大きいと感じます。

例えば、もう少し前歯の噛み合わせを仕上げなくてはならないのに、面倒だから不十分な状態でフィニッシュしてしまったがために前歯で噛み切れなくなって、どこで咬んでいいのかわからなくなってしまった。

7番目の永久歯が完全に生えていないのに早く治療をはじめて契約を取りたいから全顎矯正をはじめて、その後7番目の永久歯だけとんでもない噛み合わせになってどうすることもできない。

非常に気を遣う矯正装置装着中の衛生管理が出来ておらず、装置のせいで多数の虫歯をつくってしまう。

杓子定規の咬み合せが、個人固有の噛み合わせと調和せず、顎関節症を引き起こしてしまう。

きちんとした生活指導を怠ったため、悪い筋肉の働きですぐに後戻りしてしまう。

なにより我々一般歯科医と決定的に異なるのが、総額100万円も治療費を矯正専門医は取っているのです。最低限、それに見合うこの程度のことは責任を持つ矯正専門医をお選びになるべきでしょう。

しかし一般の方々にはどの矯正専門医がいいのか判断が付きにくいと思います。そこでやはり確実なのは、普段かかりつけにしている歯科医院から紹介してもらうのがいいでしょう。
当院でも、照会先の矯正専門医に対して
「以上の点をきちんと管理しなければ、今後一切紹介しないので当たり前だけれどきちんとやってください。」と申し伝えております。

矯正についてもネットサーフィンをしていると誤解を招く表現をしているサイトをしばし認めますので、まずはかかりつけの一般歯科医院にご相談ください。

| seiji0024 | 医院管理 | 07:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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