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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
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リアルタイムPCR法による歯周病細菌検査
京都の歯科・歯医者 林歯科診療所では日々、多くの患者様に歯周病治療を行っております。
その中で位相差顕微鏡を用いて歯周病菌を観察しながら、状況に応じて薬を使う歯周内科を取り入れてから1年以上経過し、患者様にも定着するとともにそろそろ熟成段階に入ってきました。

しかしこの位相差顕微鏡による検査、明らかに変わった形態をした菌しか判別が出来ず、多くの歯周病菌を相当見逃してしまう欠点があります。
そこで今回、この位相差顕微鏡を歯周病の診断に用いることを全国に広められた熊本県でご開業で国際歯周内科学研究会発起人の生田図南先生に、現在新たに取り組まれているリアルタイムPCR法による歯周病菌検査の現状についてご講演していただきました。

このPCR法は少ししかない遺伝子(DNA)を増幅する手法で、研究の世界では以前より多く用いられ、近年の生命科学の進歩に最も貢献したといっても言い過ぎでない方法です。
今までは微量過ぎて検出できなかったものもPCR法によって検出可能となり、研究分野以外に医療検査や犯罪捜査などにも応用されています。

現在民間の臨床検査会社で歯周病菌のPCR・インベーダー法検査を行ってはいるのですが、検査費用が非常に高額で、検査値の安定性にも疑問が多くとても実用にはならない状況です。
そんな中、徹底的なコストダウンと検査安定性を目指して国際歯周内科学研究会として生田先生が、ご自分の医院で現在試行錯誤されている報告を伺いました。
またPCR法はいくら感度が良くても我々歯科医師がきちんとしたサンプルを採取しなければ正しい検査地が得られないため、サンプリング法についてはかなり詳しくご解説をいただきました。

このPCR法による検査、実用は間近まできていると思いました。この検査が普及すれば歯周病の治療体系に大きな影響を与えることは必然です。
今後、注意深く情報収集をしていこうと思います。


| seiji0024 | 歯周病 | 15:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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