高濃度電解機能水について
2010.04.15 Thursday
京都・下京・丹波口・七条の歯科・歯医者 林歯科診療所では電解機能水をさまざまなところに利用することによって効率的な感染予防を実践しております。
そんな中、電解機能水が持つ強力な殺菌作用をもっと積極的に治療法として使うべく、少し前に高濃度の電解機能水が生成できる装置を導入いたしました。 しかし実際、導入してみるといまいちうまく使いこなせておらず、この電解水の基礎知識からもう一度復習して見直すため、この機械を開発されたエピオスの七谷氏の講演を聞いてまいりました。 この機能水、口腔内に入った当初はアルカリ性で強力な有機質溶解作用があるため、菌の周りにまとわりついているネバネババリヤーを破壊することができます。 そうすると、このネバネバに含まれているタンパク質と反応することによって酸性に傾き、今度は強力な殺菌作用が生じます。その時、既に菌を守っているネバネバ物質は破壊されているので、この殺菌作用のある水が菌に直接働くため強力に殺菌できる理屈です。 これらの作用を強力に引き出すため、加温して超音波スケーラーと呼ばれる機械と併用しており、同じく当方のやり方で推奨されていたのですが、当院で行っている加温の温度設定が低すぎて、十分この水のポテンシャルを生かしきっていないことがわかりました。 早速、今ではこの仕入れた情報から改良した方法で歯周病治療にこの機能水を使用しています。 今後、どのように治癒していくのか評価が楽しみです。 |