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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
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床矯正装置の再考と限界

当院ではバイオブロックRAMPAといった新しい概念の矯正治療を行っておりますが、その一方で比較的軽度な小児のケースでは広く使われている床矯正装置をよく使います。

この床矯正装置ですが、構造がシンプルなため故障が少なく取り外し出来るため衛生管理しやすいメリットがあります。

この装置はお家で拡大のスクリューを巻いていただきその広がった分が矯正力として働きます。

 

そんな中、先日国内の床矯正治療の第一人者で東京都でご開業の鈴木設矢先生と福岡県でご開業の花田真也先生による研修会に参加いして参りました。

 

まず鈴木先生からは果たしてスクリューで拡大された分、歯列は広がっているのだろうか?、との考察を長期間調査された結果を報告されました。その中で、まず仮に床矯正装置のスクリューが4ミリ拡大されたとしてそのまま歯列が4ミリそのまま拡大されることは殆ど無いとのことでした。この事については私も長くやってきて感じていたところです。その中でも比較的効率よく歯列が拡大されている場合と、あまり拡大されていない場合があり報告されました。この点についても実際に日々、経験しており矯正治療を行う上で困った問題になっております。これについても矯正装置が良く効くケースとあまり効かないケースについて、自分自身で薄々わかっておりましたが、今回具体的にあまり効かなかったケースを出していただいたことで、私の頭の中もかなり整理することが出来ました。

 

その後、花田先生からはセファロというレントゲンを使わない矯正診断について説明がありました。SPテンプレートという測定器具を開発され、実際の顔の計測で矯正診断を行うものです。実際、矯正治療を行う上で顔貌の変化を注意して必ず診ることはとても重要ですが、まさしくそれにマッチした方法でこれならセファロが無くても殆どのケースで矯正診断が可能だと感じました。

 

今回の研修は実際に床矯正を数多くやってきてそれなりに壁にぶち当たっている私のような者にはとても参考になった内容でした。早速、日々の臨床に活かしていくところです。

| seiji0024 | 矯正治療 | 08:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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