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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
歯科が知っておかなくてはならない循環器の知識

我々歯科医師は医療の中でもかなり外科処置の割合が高い領域です。

最近は予防歯科も浸透しつつあり、昔に比べたらずいぶん歯を抜く・歯を削るといった外科的な処置の頻度はかなり少なくなりました。

それでもやはり歯のトラブル対応は我々歯科医師の業務としてほぼ一日中行っており、その中の大半は歯を抜く・歯を削るといった外科的な処置になります。

 

一方、一般的に外科処置を行うと少なからず全身の循環動態に影響を与えます。

よって我々歯科医師は常に循環動態の事について理解しながら日々の臨床に取り組む姿勢が必要です。

 

しかしこの全身の循環に関して歯科医師が卒後勉強できる機会はさほど多く無く、その機会があったとしても実際に循環器の臨床をしていない歯科麻酔専門の歯科医師から教わるくらいです。

こんな状況の中、たまたま地元の歯科医師会で私自身が研修会を企画・立案する機会があったので、この度循環器の専門の医師による研修会を行いました。

 

そこで今回講師として地元の島原病院の高橋衛先生をお呼びいたしました。さすが高橋先生は循環器のスペシャリストで常に最新の知識をお持ちだけあって、歯科医師だけの研修会ではとても聞けないような最新かつ実践的な循環器の知識をご教授いただきました。

改めて高橋先生をお呼びして良かったとしみじみ思います。

| seiji0024 | 医院管理 | 06:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯科医師が知っておかなくてはいけない薬の知識

我々歯科医師が一般歯科治療を行う上で、まず薬を出さない日はありません。この毎日出している薬は、歯科医師の場合ほぼ抗生物質か痛み止めになります。

もちろん自分で出す薬については完全に把握しておかなくてはならないのですが、では歯科医師なら抗生物質と痛み止めだけの薬の知識で十分なのかと言うとそれは違います。

 

実際に歯科医院に通院される方の内、かなり多くの方が内科などの医院で薬が出されております。

よってこの薬と歯科でよく使われる薬との相互作用を理解することはもちろんのこと、それだけでなくその薬を知ることによって患者さんの身体の状態をおおよそ推し量ることができます。

この理解は歯科治療を進める上ではとても大切なことですが、同時に我々歯科医師の多くが苦手にしているところでもあります。

 

そんな状況の中、私は地元の歯科医師会で研修を自ら企画する機会があり、この度その機会を利用して薬についての研修会を行いました。今回講師にお呼びしたのは島原病院で薬剤師をされている森下菊雄先生です。

事前の打ち合わせであれもこれもとかなり私から具体的なテーマについてリクエストしたこともあって、かなり盛りだくさんの内容であったため、少しは予備知識のある歯科医師は理解できたことかと思いますが、日頃勉強できていない歯科医師にはちょっと内容が濃すぎたのかもしれないと、主催者の立場からは少し反省しているところです。

 

しかし、特に私にとっては事前に聴きたかったところをテーマに挙げたのでものすごくこの度の研修が役立ちました。

| seiji0024 | 医院管理 | 07:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
今年にあった保険改正について

今年の4月に医療保険が改定になり、我々歯科の分野も改定になりました。
今までの保険改定はいつもトータルでプラスだとかマイナスだとか、そんな話ばかり話題になっておりました。

今回の改定は今までの改定とはかなり趣旨が違うように私は感じております。
トータルの増減で見ると、今回の改定はほとんど何も変わっておりません。

しかし中身をしっかり検討すると今までの保険改定と今回の保険改定では明らかに趣が異なることがわかりました。
今回の歯科における改定を一言で言い表すと「医療機関の格付け」に尽きると思います。
この国が定めたルールでの格付けが実態をなしているか否かはさておき、この格付けによって診療報酬に色をつけたのが今回の改定の一番大きなトピックスです。

ただこの国が定めた”格付け”が、本当に良質な医療を提供するバロメーターとして全面的に信用できるものか、と言えば?です。
歯科医院が決められた要件をきちんと守ってくれるだろうという性善説に基づく届け出で認められるため、もし実態と異なる水増し・架空の届出をされても認められる可能性もあるからです。

今後、ますます日本の歯科医療全体がさらなる向上に繋がるために、もっと実効性のある制度になることを期待したいものです。

| seiji0024 | 医院管理 | 09:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
保険外治療の説明に関して

セラミック治療やインプラント治療、それに矯正治療などの保険外治療に関しても林歯科診療所では毎日のように行っており、その頻度はかなり多くなっております。

これら保険外治療(自費治療)の料金設定は各医療機関で独自に定められており、その料金はまちまちです。

 

1.高い料金で高品質の治療を提供している医院、

2.低い料金で低品質の治療を提供している医院、

これに加えて

3.高い料金で通常の品質を提供して利ざやの大きな医院、

4.低い料金でコストカットを行いながら高品質の治療を提供する医院、

この4通りに分けられます。

 

通常の歯科医院はおおよそ1か2が大半だと思います。

さすがに3の歯医者さんは少ないのではないでしょうか?

手前味噌ではございますが当院は4に当たります。

林歯科診療所ではなるべく低い料金でコストカットしながら高品質の治療を保険外で提供しております。

しかし材料や人件費をコストカットしてしまうと、それは質の低下に直結してしまいます。

医院の利益を削れと言われることもございますが、常に最新の保険外治療を提供し続けられているのも一重に医院で挙げた利益を新しい技術の習得や設備に投資しているからで、このご要望にお応えすることは無理があります。

では何故当院が比較的安い料金で保険外治療を提供できるのでしょうか?

それは結構なコストがかかってしまう保険外治療に費やす説明を極力短時間で済ませているからです。その代わり院内で配布している冊子やホームページの内容を充実させて、皆様に長い時間説明を行わなくとも必要十分な情報を提供するよう心がけております。

 

そもそも何故、当院がこのように説明を省力化する代わりに保険外治療をなるべく安く提供しているかと申しますと、それはいままでずっと長く通って下さる患者さんのためです。この方々は全面的に私を信頼して通院してくださっていますが、少しでもこういった方々に手ごろな料金で保険外診療を提供したいからです。逆にこういった患者さんはそんなに長時間の説明を必要としませんので、それなら説明を省力化することで浮いた分、治療費を低く抑える方がずっと親切だと考えるからです。

この事は最近流行りの歯科医療コンサルタント会社の方針とは真逆ですので、他の歯科医院とあまりに方針が違って戸惑われる方も多く居られるのは事実ですが、あくまで私たちの考えは長年強い信頼関係で結ばれている患者さんへの還元ですので、この方針を曲げることは出来ません。

 

しかし矯正治療に関してはかなり専門的でわかりにくいですし、踏み込んだ説明がどうしても必要になります。しかしこれも当院ではかなり原価に近い治療費で提供しておりますので、時間のかかる矯正治療の説明を無料やなにか保険診療のついでに行うことはできません。ですから当院では矯正治療の相談に関しては5,000円(税抜)の相談料で、これも全く採算は合いませんが承っております。

 

ですから新規の患者さんにとっては当院は説明不足に感じられるかも知れません。

かと言って患者さんによって保険外診療の料金を使い分けるような姑息なこともしたくありません。

現在の料金体系を維持していくために、説明の省力化は避けられないところですので、是非お含みおきいただきたいところです。

 

 

| seiji0024 | 医院管理 | 09:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯科医院が求められる真の存在意義

日本では50年以上前に国民皆保険制度がスタートし、誰もが気軽に歯科医療を受けらるようになりました。
かつては日本人の平均寿命も就労期間も短く、その時代の歯科医院の役割はただ歯の不具合に対応することが第一でした。
しかし超高齢化の時代になるとともに、皆様の健康へのニーズの高まりで歯科医院が果たすべき役割も様変わりすべきではないかと私は以前より思っております。
そんな中、新しい価値での歯科医療をコンサルタントされている田中健児様と、そのコンサルタントで地域医療に大きく貢献されている北海道でご開業の広岡雅則先生とそのスタッフの方々による新たな歯科医療モデルについての研修に参加して参りました。
まず田中様ですが、とにかくすごく勉強されており、その言葉にはどれも熱い思いがひしひしと伝わってきました。また提唱される医療モデルは私自身がやりたいと思っていながらそこに踏み出す勇気がないもので、改めて自分の気持ちに向き合うことになりました。また広岡先生の話しを聞いて、とにかく自分がこうありたい、と思っていることをすでに実践されており、勇気を出せばできるんだ、と励まされました。
今後は診察室の狭い器に閉じこもらず地域社会に入って行けるような取り組みをどんどんやっていきたいところです。

| seiji0024 | 医院管理 | 08:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
情報発信の質が問われるホームページ

インターネットが各家庭に急速に広がり出したのが2000年ごろ、それからこの3年くらいでスマホが急速に普及し、インターネットのあり方がずいぶん変わってきました。

このように誰でも気軽にインターネットで情報を仕入れられるようになった結果、我々歯科医院も医療広告としてのインターネット利用が過当競争なってしまい、検索で上位にきている歯科医院の多くが巨額な宣伝広告費を支払っている状況で、まさしく検索順位をカネで買う事態になっており、その相場は年々うなぎ登りに上昇し、いたちごっこの状況を呈しております。
それは歯科医院にとっては大きな負担となり、その分無理な短時間診療や強引な高額医療の勧誘、また不必要な過剰診療などを引き起こすことにもなりかねません。
そんな状況の中、当院は平成20年2月の開院以来、ホームページは小さく始め少しずつ大きく育てていきました。その結果、今までお金をかけなくても自分の手作りである程度、多額の費用をかけているホームページに匹敵する評価が検索サイトで得られておりました。
しかし上記のようなインターネット広告合戦がもたらされた結果、だんだん当院がやってきた手法では検索にあまりかからず情報が埋没してしまうようになってしまいました。

そんな状況を改善しようと、先日新潟県でご開業でかねてより正しいインターネットによる歯科医療情報の普及活動をされている鷲沢直也先生のセミナーを受講しに参りました。

そこで何度も強調されたことがやはり良質な医療情報を多く提供することが大事だということです。
そのために、最近SNSの台頭で廃れてきたブログをもう一度見直すべきでないか、とのご提案がされました。

そう言えばこのブログもよく読んでくださっている方は結構おられるようで、記事をしっかり書かないとお叱りを受けることもあるので、汗をかくことも大事だな、と改めて思い知らされております。

| seiji0024 | 医院管理 | 07:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
待合室に表れる公共機関としての歯科医院
歯科医院の内装作りも数十年の単位で見ると非常に様変わりしております。
その中でも待合室はずいぶん変わってきて、さらに最近では歯科医院のキャラクターによってずいぶん雰囲気が異なってきています。
特に最近、インプラントや審美など高額な診療を特徴にしている歯科医院が増えてきたため、VIPラウンジのような待合室をずいぶん見かけるようになりました。
そんな待合室から歯科医院作りを変えることを提唱された医療機関へのコンサルテーションを行っている(株)Willmake124の田中健児様とそのクライアントで北海道でご開業の定岡雅則先生による、新しい医院作りの提案に関する講演に行ってまいりました。

まず定岡先生のご講演ですが、先生以外にスタッフのからもプレゼンテーションがありました。ここで何より驚いたのがスタッフの皆様がとても高いモチベーションで感情をこめてお話しされたことです。極端な過疎地でありながら、こんなにモチベーションが高く強いチーム作りをされている定岡先生にはとても感心し、私も自問自答されることがありました。

そして田中様の講演ですが、歯科医院は絢爛豪華な内装で売り込むのではなく、地域の健康情報発信基地としての診察室や待合室を提案されています。私はこの田中様のお話を聞いて心から共感いたしました。

我々歯科医院は何のためにあるのか?それは地域の皆様の健康のためにあるわけで、その一助として歯科治療を行っているに過ぎないのです。まさしく私の思っていたことと全て合致して感動いたしました。

これから当院も健康情報発信基地になれるよう目指していきたいと思います。



 
| seiji0024 | 医院管理 | 09:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
天外伺朗先生のフロー経営セミナーを修了しました
毎月1回、東京まで通っていた天外伺朗先生によるフロー経営の研修を一旦修了いたしました。
フロー経営とは一言で言うと、何も指示命令が無くても個々の判断で常に臨機応変に対応しながら、組織としてまとまった戦うマインドを持っていることです。
受講生の中には私のように医療機関を経営している方もいらっしゃれば、建設関係・保険関係、はたまた占いなどを経営されてる方、また経営者以外にも大企業の中間管理職など、幅広い職種の方々が受講生として参加されていました。
この天外先生のセミナーでは自らのココロの闇の部分を炙りだすことをします。
実際に私は炙りだされたのですが、その瞬間はとても辛い状況でした。しかしその自分のココロの中の闇を炙りだしていくうちに、今まで辛い現実から逃げ惑っていた自分から、少しずつその現実と向き合う自分になっていくのを微かでも感じるようになりました。

結局自発的に動ける戦う集団を作っていくにはスタッフのマインドが大事ですが、そのマインドも我々経営者が変わらなければいけないことをつくづく考えさせられました。

天外先生にはこのフロー経営6回シリーズの前のネッツトヨタ南国、横田先生の3回シリーズから合わせると9カ月もの間、毎月学んだことになります。
また自分の意識改革は始まったばかりですが、今後はこの9ヶ月間、学んだことを苦しくても続けていかねば、と思います。
| seiji0024 | 医院管理 | 06:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
新しい形式が求められるホームページ
現在、歯科医療に関する情報もインターネットで簡単に調べられるようになりました。
しかしこのインターネット上での歯科医療情報、全て正しく適切な記載がされているかと言えば決してそうではありません。
よってこの氾濫する情報の中からどれが正しくてどれが正しくないのか見分ける能力が求められますが、医療情報の大半は専門的すぎて専門教育を受けたものでなければまずその見極めが難しいのが現状です。
よって多くの方々は検索サイトでご自分が知りたい内容のキーワードを入力し、その結果上位に出てきたものを見て正しいと判断しがちになります。
逆に検索で下位になってしまうと、いくら正しくて有益な情報であってもほとんど目にさらされることが無くなってしまいます。

そんな最中、先日新潟県でご開業の鷲沢直也先生によるインターネット上での適切な情報発信に関しての研修に参加してまいりました。
その中で私が唖然とする内容の事実が告げられました。検索サイト最大手のGoogleがスマホ対応のホームページの検索順位を大幅に下げるとのことです。
今まで私は少しでも患者さんとの行き違いを避けるために、なるべく実態をわかっていただくようにとホームページを手作りで行ってきました。しかし当院が現在採用している方法は全くスマホには対応していなかったのです。

このままでどんどんGoogleの検索順位は下がり、いくら頑張って作っていいことを書いても誰にも読んでいただけなくなります。
全くの個人でとても少ないマンパワーで立ち上げた私のホームページだけになかなかすぐに対応できないので、当面は辛抱を余儀なくされそうです。
| seiji0024 | 医院管理 | 09:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
満足と幸せは順序を間違えてはいけません
今年から私は自己改革のため、元ソニー役員の天外伺朗先生の門を叩き、1月からネッツトヨタ南国相談役の横田英毅先生の教えを受け、この度横田先生の最終の研修に受けてまいりました。
この度の内容でも大事なことが盛りだくさんでしたが、その中でも「満足」と「幸せ」についてかなり時間を割いて触れられました。

現在、経済優先のこのご時世、どうしても人は満足を求めてしまいます。
ここで言う満足とは収入・地位・名誉・福利厚生・待遇など数値で簡単に表現できるものです。

しかし本当に大切なことは「幸せ」を追い求めることです。
ここで言う幸せとは人間力向上・努力に対する評価・良好な人間関係・パートナーや顧客からの感謝・組織やルーツに対する誇り、こういった数値では簡単に表現しにくいものです。

「満足」ばかり追い求めてしまうとどんどん「幸せ」が枯渇してしまい、最終的にすべてがしぼんでしまいます。
逆に常に「幸せ」を求め続ければ自ずと「満足」はついてまいります。

ある程度私も医院が軌道に乗ってきて自分でも気づき始めたところで、なおさら横田先生の熱いメッセージが心に染みわたりました。
今回で横田先生の研修は一旦終了いたしましたが、いよいよ来月から天外先生のシリーズが始まります。
自分自身にどんな刺激がもたらされるのか今から気分が高揚している状況です。
| seiji0024 | 医院管理 | 20:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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