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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
6月5日(土)急患対応制限のお知らせ

昨日院長はじめスタッフ全員がコロナのワクチン2回目の接種を行いました。

一般的にこのワクチンの2回目の接種翌日に出ることが多く、当院でもスタッフの中で体調不良を生じることが予想されます。

よって、本日の急患対応につきましては、向こう半年以内に検診にご来院いただいた方のみ受け入れをさせていただき、それ以外の方につきましては後日に改めて予約をお取りいただく対応にさせていただきます。

休診することも考えたのですが、来週の土曜日が研修で休診となり本日休診してしまうと土曜日が2週連続休みとなって、土曜日しかお越しになれない方の利便性を著しく阻害してしまうため、ギリギリの線で本日の外来診療を行っておりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

| seiji0024 | その他 | 06:53 | comments(0) | - | pookmark |
介護施設での口腔衛生管理・摂食支援について

こんにちは。林歯科診療所です。

 

介護施設の皆様におかれましては
⽇頃から利⽤者様の⼝腔ケアなどで
尽⼒をされておられることと思います。 

 

しかしこの4⽉の介護保険の改定にあたり、
認知機能、栄養、フレイルなどと同じく
⼝腔についての機能評価やデータベースの作成、報告が
これから3年間の猶予期間を経て義務化されることになったのは
ご存じの事と思います。
当院では兼ねてから⼝腔機能に関する研修を⾏い、
今までに器質的・機能的⼝腔ケアのみならず、
摂⾷嚥下機能の評価、さらに栄養の経⼝移⾏などを進めてまいりました。
⼀⽅、⽇本摂⾷⽀援協会に加⼊してさらなる研修を⾏ってきたとともに、
提出が義務付けられる介護DBの”LIFE”についても
⽇本摂⾷⽀援協会で近いうちに供給されるシステムを利⽤することで、
このDBに関するマンパワーの削減にも対応予定であります。
これらの詳細につきまして
先⽇新たにホームページを作成いたしました。

ご興味を持たれた介護関係者の⽅々は是⾮下記の
URLからご⼀読いただけるとありがたいです。

 

https://www.hayashi-shika.org/治療について/高齢者-口腔ケア/介護施設向け口腔衛生管理-摂食支援サポート/

 

ご相談・ご⽤命などございましたら気軽にお問い合わせください。
 


 

医療法人健進会 林歯科診療所
〒600-8846 京都府京都市下京区朱雀宝蔵町14
TEL:075-313-0024
URL:https://www.hayashi-shika.org/
Googleマップ:https://g.page/shimogyo-shika?gm

| seiji0024 | その他 | 13:02 | comments(0) | - | pookmark |
口腔機能管理の実施

こんにちは。院長の林誠司です。

 


介護施設の皆様へ

 

4月からの介護保険改定に当たって向こう3年間の経過措置を経て、口腔機能管理の実施が義務化されることをご存知の方もいらっしゃるかと思います。

 

以前から摂食や嚥下、口腔機能などに熱心に取り組まれて来られた施設様もいらっしゃるかと思われますが、多くの施設様ではマンパワー不足などで二の足を踏まれておられると思います。

 

このようにまだ口腔機能に関して本格的に取り組まれていない施設様にとって、この3年間で口腔機能管理が義務化になることは大きな負担になられることと思います。

 

特に介護保険で定められた口腔機能管理を行うには、ミールラウンドなどを行うだけでなく、データベースや文書の記録・保存が義務化されており施設側に大きな負担がのしかかります。
 

 

 

当方の実績ですが、在宅で完全経管栄養から経口移行について多職種連携の中核となり成し遂げた事例を持っております。

 

またデータベースの記録や保存については施設様にとってとても大きな業務負担になりがちですが、その点も当院では日本摂食支援協会のシステムを導入して施設職員様のご負担を最小限に留める体制を整えております。

 

今後、新たに口腔機能管理に取り組まれたい施設様、現在の施設協力医にご不満の施設様、是非一度お電話や相談フォームなどで気軽にご相談ください。

 

 

 

医療法人健進会 林歯科診療所
〒600-8846 京都府京都市下京区朱雀宝蔵町14
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| seiji0024 | その他 | 16:36 | comments(0) | - | pookmark |
歯石は細菌のすみかです!

 

 

こんにちは。院長の林です。
今年は全国で寒さが猛威を振るっていますね。
来院された皆さまがホっとできるように
当医院は部屋もスタッフも暖かくお迎えいたします。

 

 

さて、ブログでは少し怖いタイトルをつけました。
「歯石は細菌のすみか」。
想像するとちょっと怖いですね。

 

 

このブログを読んでくださっている皆さまに
3か月に1度は、
歯のメインテナンスをオススメ
したく、
今回は歯石のお話をさせていただきます。

 

 

 

◆ただの汚れじゃない! 

歯石というのは、歯みがきで除去しきれなかった
歯垢(プラーク)と
だ液に含まれるミネラル(カルシウムなど)が
結合して固くなり、
歯ブラシではとれなくなった塊
のことです。

 

 

特に、だ液のミネラル成分が
歯石の生成に影響するため、
だ液の出口付近である

・上の奥歯の外側

・下の前歯の裏側

は、歯石ができやすい場所になっています。

 

 

 

 

◆歯垢(プラーク)ってなに? 

まず歯垢ですが、
爪で歯の表面をひっかくと、
ちょっとねばねばした白い塊が削り取れませんか?

 

それが歯垢です。

 

実は歯垢はただの食べかすではなく、
細菌の塊
です。

 

歯垢1mg当たりに
約1億個もの細菌が存在しているといわれています。

 

 

歯垢は歯みがきで除去することができるのですが
普段の歯みがきだけでは約6割しか除去できないため
残り4割ほどがお口の中に残ったままとなります。

 

 

 

 

◆歯石の正体

この4割が除去できないままでいると
約2週間ほどで、硬い歯石となります。

 

 

そして、歯石になってしまうと、
歯みがきでは落とせなくなってしまいます。

 

歯石の表面はスポンジ状の穴がたくさんあり
その穴に細菌が住みついています。

 

 

 

いわば歯石は
細菌のマンション。巣窟です。

 

そのため、歯石をそのままにしていると
歯周病やむし歯になるリスクが格段に高くなるのです。

 

 

 

 

◆歯石を除去・予防しよう! 

歯石は残念ながら家庭で除去することは不可能です。

 

どんなに毎日ケアをしても、
数ヶ月で必ず歯石が増えてきます。

 

そのため、
歯科での定期的なクリーニングで
歯石を取り除く必要があります!!

 

 

そして、できるだけ歯石ができるのを防ぐために
毎日のケアも非常に重要です。

 

先程も申し上げたように、
歯みがきだけでは歯垢は60%程度しか除去できません!

 

そこで大切なのが、
デンタルフロスや歯間ブラシを併用すること!

 

 

サイズや使い方にコツがありますので、
ご不安な方はぜひお気兼ねなくご相談ください。

 

 

 

 

◆セルフケアと定期的な来院で歯を守りましょう! 

歯石は細菌の塊である「歯垢のすみか」になっており
歯周病やむし歯のリスクが高まること。
そして家庭での除去がほぼ不可能なこと。

歯石は厄介ですね。

 

ぜひ皆さまには

 

1.歯石をできにくくするための毎日のケア

2.定期的な歯科での歯石除去

 

を心がけてほしいと思います!!

 

 

お口についてお悩みなどあれば、
いつでもお気兼ねなくご相談ください。

 

 

それでは。

 

 

 

 

医療法人健進会 林歯科診療所
〒600-8846 京都府京都市下京区朱雀宝蔵町14
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| seiji0024 | その他 | 16:40 | comments(0) | - | pookmark |
歯周病が招く全身の病気

 

 

あけましておめでとうございます。

 

昨年は社会的にも色々なことがおこり、

大変な一年でしたね。

 

楽しみだったことが無くなってしまったり、

逆に新たな楽しみを見つけたりと、

様々な変化があったことかと思います。

 

「健康の大切さをあらためて実感した」

という方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

さて、そんな「健康」ですが

お口にももちろん病気はあります。

そのなかでも、

おそらく皆さん一度は耳にしたことがあるのが

『歯周病』。

 

「私は毎日歯をみがいてるから大丈夫」

と、思っていたら

実は歯周病になっていた!

なんてこともあるくらい

この病気にかかっている方は

意外にも多くいらっしゃいます。

 

 

 

さらに、

「歯周病っていっても、

別に痛くないし

たいしたことないんでしょ?」

と思っていたら、

それは大きな間違い!

 

放置してしまうと、

歯を支える骨(歯槽骨)が溶け

歯がボロボロになっていく

というのはもちろん。

 

恐ろしいことに、

歯周病菌が体に巡ってしまうと

様々な病気を引き起こす

要因になってしまいます。

 

 

 

 

今回はそんな

歯周病が招く全身の病気

についてご紹介します。

 

 

 

そもそも、歯周病とは

細菌が引き起こすお口の病気。

 

さきほども書きましたように、

自覚症状の無い方が多く

沈黙の病と呼ばれます。

 

進行すると歯ぐきが炎症をおこし、

骨(歯そう骨)が溶けはじめ、

最後には歯が抜けてしまう恐ろしい病気…。

 

 

これだけでも十分に恐ろしいのですが、

歯周病の怖いところはこれだけではありません!

 

歯ぐきが炎症を起こすと

そこから出血するようになります。

 

すると、そこから

お口の中のさまざまな細菌が

血管内に入り込み、

そのまま血流にのって全身に!

 

これが

「動脈硬化」

「高血圧」

「脳梗塞」

といった、

重大な病気の原因になるほか、

「糖尿病」を悪化させる要因

にもなるのです。

 

 

 

これだけの悪影響をおよぼす歯周病菌は

当然妊娠中の方にとってもよくありません。

 

 

歯周病の方と、そうでない方の

「低体重児出産・早産」のリスク

およそ7倍もの差がある

というデータがあります。

 

これはアルコール摂取よりも高い割合。

 

 

それにも関わらず、

妊娠中は女性ホルモンのバランスが変わることで

歯周病菌が繁殖しやすいといわれています。

 

 

大変な時期かと思いますが、

お母さま、そしてお腹の中のお子さまのためにも

お口の中の状態には

よく注意していただくのがおすすめです。

 

 

 

 

つまり、歯周病を治療・予防すること

お口の中だけでなく、

全身の健康を左右するとても重要なこと

というわけですね。

 

重症化を未然に防ぐためにも

ぜひ歯科医院に定期的にご来院いただき、

2021年を健康に過ごす一歩!

としていただければと思います。

 

 

| seiji0024 | その他 | 14:19 | comments(0) | - | pookmark |
歯ぎしり・食いしばりにご用心

 

 

こんにちは。院長の林です。

12月に入り、いよいよ冬の寒さも

これから本格的になってまいります。

 

ところで、皆さまはこういった

寒さや痛みに耐えようとする時、

 

知らず識らずのうちに

歯を食いしばっている!

 

……ということはありませんか?

 

 

実は「食いしばり」「歯ぎしり」というのは、

ほとんどの方が自覚していません。

 

 

それにもかかわらず…

 

●歯が削れる・ヒビが入る・折れる

●あごが痛くなる(顎関節症)

●口が開かなくなる(顎関節症)

●かみ合わせが悪くなる

●歯の根元の部分がくさび状にえぐれる

●知覚過敏

●歯周病が進行する

●頭痛・肩こり・腰痛

 

などなど、

気づかぬうちに体にはたくさんの

悪影響をおよぼしている可能性があります。

 

 

 

歯ぎしり・食いしばりを放置していると

見た目だけではなく、

機能面・健康面において

何かしらの問題を抱えてしまうことも。

 

 

こうした問題が起きる前に対処するには、

「歯ぎしり・食いしばりをしている」

という事実を知ることが大切!

 

 

 

そこで!

次の表をもとに、

ぜひセルフチェックをしてみてください。

 

 

【歯ぎしり・食いしばりチェックリスト】

□歯ぎしりをしていると家族から言われたことがある

□仕事中など、集中しているときに気づくと噛みしめている

□歯にヒビが入っていたり、擦れて欠けたような歯がある

□冷たいものがしみる

□歯の根元が削れている・欠けている

□肩こりや頭痛などの症状を強く感じることがある

□頬の内側に噛んだあとや、舌に歯型(圧痕)がついている

□起床時に口の周囲がこわばる・あごが疲れている・だるい

 

多数当てはまるようであれば、

早急に処置が必要かもしれません!

 

 

 

また、歯ぎしり・食いしばりは、

ストレスが大きな要因の一つ

だと言われています。

 

 

 

 

そのほかに…

 

・就寝直前にスマホやパソコンを見ない

・横向きやうつ伏せで寝ない

 

など、生活習慣を見直すことで改善できる可能性も。

 

 

無意識に行われるものなので、

なかなか意識的に改善するのは

難しいものですが、

マウスピースなどによる

専門的な治療方法もありますので、

気になる方はいつでもお気兼ねなく

ご相談ください!

 

 

忙しく慌ただしい12月ですが、

そんなときこそ落ち着いて、

リラックスするのも大切かもしれませんね。

 

新年に向けて、

健康第一に過ごしましょう!

| seiji0024 | その他 | 11:32 | comments(0) | - | pookmark |
京都の歯科医師に対する認知症対応の伝達役に

現在私は京都府歯科医師会の中で、口腔サポートセンタープロジェクトチームという臨時の組織に属しております。
元々、長く京都府歯科医師会の中で別の部署の委員を務めておりましたが、執行部が一新され私とほとんど縁もゆかりもない方々の執行部になったため、常設の組織には私に声もかかりませんでしたし、かかってもお断りしようと思っておりました。

そんな折、口腔サポートセンタープロジェクトチームの担当者から直接、わたしにメンバー入りして欲しいとの要請が来まして、その方とは長年お付き合いさせていただいていることもあって快く引き受けました。
そうしているうちに、厚労省から各都道府県に対して、歯科医師や薬剤師に対してもっと認知症への理解を広め対応できる人材を増やすような事業が下りてきて、京都でも京都府から歯科医師会に認知症の事業を行う依頼があり、その担当者に私が成りました。

そこで実際に私が京都の歯科医師に対して認知症について講演をしないといけないのですが、私自身、認知症については講演できるほど知識に自信が無いのですが、それはどの都道府県の担当歯科医師も同じだと思います。そのため、厚労省が私のような担当の歯科医師向けに認知症に対しての研修会を行い、先日歯科医師会の公務として行ってまいりました。

ここで聞いた内容を今度は京都府歯科医師会の中で歯科医師向けに私が講義をしないといけないので、この先この内容を何度も何度も復習して、与えられた重責を全うしなければ、と思うところです。

| seiji0024 | その他 | 07:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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