看護師の視点から捉える嚥下障害
2018.01.30 Tuesday
現在私は本格的に嚥下障害の治療をルーティンに行っておりますが、この嚥下障害の臨床は主に歯科医師の先生に教えていただきました。 しかし実際の臨床現場で最も切実に嚥下障害と向き合われているのは在宅や入院で担当として関わられている看護師の方々ではないでしょうか? この看護師の方のお話しは我々歯科医師はあまり聴ける機会がありません。 そんな折、たまたま現在京都府立医科大学にご在籍で摂食・嚥下障害看護認定看護師の資格を持たれている看護師の山根由起子先生の嚥下障害に関する講義を聞く機会があったので、行って参りました。 我々地域の開業歯科医師がまだまだ接することの少ない脳卒中急性期や神経難病などに多く関わられて来られただけあって、特にその領域の嚥下障害に関しては我々より圧倒的な知識と経験をお持ちでとても勉強になりました。 嚥下障害については自分なりに勉強してきたつもりでおりましたが、この度の山根先生のお話しを伺って改めて自分自身の勉強不足を思い知らされたところです、
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