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林歯科診療所

京都の歯医者林歯科診療所 院長日記
京都南病院でも糖尿病教室で講師を務めました
当院ではかねてより歯周病治療に力を入れており、特に攻める治療と守る治療の使い分けには格段の留意を払っております、
その中でも歯周病と全身の様々な病気との関係については最近ではマスコミでも取り上げていただくようになり、徐々に皆様の関心が増してくるようになってきました。

そんな折、先日当院の近くにある島原病院の糖尿病教室で、私が講師になって歯周病に関する講義を行ったところです。
そしてこの度、また当院の近くにある京都南病院の糖尿病教室においても私が講師となり歯周病の講義を行いました。

しかし最近マスコミで取り上げられるようになったからと言ってもまだ多くの方に歯周病と糖尿病の関係が広まっているとは言い難い状況です。
今後、私は少しでもこのような草の根の活動を続けて、少しでも皆様に歯周病と糖尿病に関することを広めていきたいと考えております。
| seiji0024 | 歯周病 | 06:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯周病と密接な関係にある糖尿病について学び直す
林歯科診療所でも頻度の高い治療のうち、代表的なものが歯周病です。
この歯周病は全身の健康と関わっており、その中でも糖尿病との関係はとても密接なのですがあまり一般の方に知られておりません。
糖尿病も歯周病もとても罹患率の高い病気なのにこれでは我々プロとしては見過ごしておくことができません。

そんな中、先日歯科医師会の研修会に当院の近隣にある島原病院の糖尿病・肥満外来を担当されている吉田俊秀先生にお越しいただき、ご講演をお願いいたしました。
吉田先生は京都府立医科大学に長く在籍され、私も同大学に勤務していた時からそのご高名は耳にしておりました。それからずっと吉田先生のお話しは聞きたいと思っておりましたが、今回このような企画を自ら立案できたことに喜びを感じているところです。
吉田先生のご講演は大学時代の時と変わらぬとてもパワフルなもので、聴いている我々の心に響き渡るとても印象深い内容でした。

今まで糖尿病のことに関しては勉強しておりましたが、今回の研修で新たに身に付けた知識も多くあるので、今後の臨床に生かしていきたいとことです。
 
| seiji0024 | 歯周病 | 12:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
糖尿病教室で講義を行いました
未だに多くの方に周知されていない歯周病ですが、その中でもさらに周知されていないものに糖尿病歯周病との関連があります。
歯周病は歯の病気だから身体になんで関係あるの?と思われがちです。
しかし歯周病は全身の血流に大きく関わり、その中でも特に歯周病との関係は科学的に広く証明されています。
そんな折、当院の近くにある島原病院で行われている糖尿病教室に歯周病について講義を行う機会があり、行って参りました。
糖尿病患者さんが対象ですが、意外にご自分は歯周病と関係無いと思われている方が多く、改めてこんな状況ではいけない、もっと歯科業界全体挙げて多くの方に歯周病について啓発し続けないと強く感じました。
こんなちっぽけな取り組みでも、積み重ねる事で多く方に歯周病の知識を広めるよう、今後も粘り強く続けていきます。
| seiji0024 | 歯周病 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
導入しやすい口臭治療
お口の中の症状で口臭を訴えられる方は少なくありません。
当院でもしばし口臭を主訴にご来院いただくことがあります。
この口臭ですが、原因のうちかなりの割合が歯周病なので、当医院では今までとりあえず口臭が主訴で来られたら歯周病治療を行い、対応してきました。

しかし歯周病治療を行って口臭がある程度改善は出来たけれど、ご本人が望まれるレベルにまで達しないケースも少なくありません。
このようなケースでは正直対応が不十分な状態です。

そんな中、先日日々の臨床で口臭外来を本格的にされている愛知県でご開業の原田聡先生による口臭の勉強会に参加してまいりました。この原田先生は口臭治療の臨床や講演活動をされる傍らで、ご自身で口臭の勉強会も立ち上げられておられます。

原田先生の口臭治療はオーラルクロマ、という口臭測定器を使いこなすことで、非常にシンプルな検査や評価法になっているところです。
そのため比較的我々医院側にとっては導入しやすいものです。

一方、口臭治療は一切健康保険が効かないため、料金設定と採算性の判断が継続していくためにはとても重要な部分です。
このあたりの課題がクリアになれば、当院でも口臭治療の導入を本格的に検討したいと思います。
| seiji0024 | 歯周病 | 09:27 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
矯正治療には絶対必要条件の歯周病コントロール
林歯科診療所では小児から成人まで幅広く矯正治療を行っております。
一方、歯周病治療も予防的な軽い処置から薬を使った歯周内科、高度な再生治療まで行っています。

その中で、特に大人の成人矯正を行う際は、歯周病のコントロールが絶対必要条件になります。
当院で矯正治療を行う場合、当然歯周病のコントロールを必ず行うので、矯正治療による歯周病の急速な進行はほぼ見られませんが、他の歯科医院で歯周病があるにも関わらず適切な処置がされないまま矯正治療を進めて、その後矯正治療は終了したけれど歯がグラグラになってしまった方も時折見受けます。

そもそも何故歯が動くのか、というと歯を支えている骨を動く方向には骨が溶けて、その反対方向は骨が新たに足されることによって成り立ちます。
しかし歯周病という病気は歯を支えている骨に大きく影響を与えてしまいます。
よって歯周病があるまま歯を矯正で動かすと、動く方向には骨が溶けて歯が動き矯正治療としては狙い通りの位置に歯を移動させられるかも知れませんが、動く方向と反対側は元来骨が新たにできてくれないといけないのに歯周病によってそれが妨げられてしまいます。

結果、きれいに歯は並んだとしても歯を支えている骨がやられてしまって、咬む力に耐えられなくなってしまいます。

こんな事は絶対に起きてはならないことで、ある意味その担当した歯科医師の怠慢とも言えるかも知れません。
我々歯科医師がきちんと診る目をもって矯正治療に取り組まねばならないところです。
 
| seiji0024 | 歯周病 | 08:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
行き過ぎた商業主義にストップをかけてほしい歯科医師会や学会
私はあまりテレビを観る機会が少ないのですが、たまたま観たときにオーラルケア製品製造販売の大手の某社より、歯周病に効果があるとの謳い文句で、歯周病用の歯みがきがテレビCMで流れてきました。

その中で歯周病を「自分で良くなりたい人に」とのキャッチフレーズが冒頭に発せられました。
歯周病は国民の8割以上が有しているとても罹患率の高い病気です。

この歯周病を歯科医院に行かずになんとか自分で治したいと思っている方は非常に多くいらっしゃり、その心理をついたキャッチコピーになっています。
そもそもこういった製品を購入される方は歯周病で既にお悩みの方です。言い方をかえれば相当歯周病が悪化してしまっている方々です。

しかし重い歯周病の方が、こんな製品を使ったところでほぼ焼け石に水です。歯根にこびりついた感染源を除去しない限り根本的な改善は期待できません。また歯周病で弱った歯ぐきを守るために咬み合わせのマネージメントも必要です。

これらはこの世の中で我々歯科医院以外、誰も出来ないことです。

こういった行き過ぎた商業主義による過剰なキャッチコピー、いくら長年業界と付き合いの長い大手メーカーだからと言って、歯科医師会や学会が大きなアクションを示さないのはとても情けなく感じます。

テレビCMは国民にとても広く知れ渡るメディアツールです。であるならば、もっと我々業界はその番人として確固たる姿勢を示すべきではないでしょうか?

くれぐれも念押し致しますが、困るほどの進んだ歯周病で、この手の歯みがきを使って治ることは絶対にあり得ません。
必ず歯医者さんできちんと治療を受けて下さい。
| seiji0024 | 歯周病 | 08:13 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
最近注目を浴びるPDT(光線力学療法)
数年前よりレーザー光線や赤色LEDととある色素を組み合わせて治療を行う、PDT(光線力学療法)が医療分野で実用化されつつあります。
この光線力学療法、特に獣医の間では急速に普及している一方、医科や歯科ではごく一部でしか広まっていません。
一番大きな理由として、薬事承認と保険診療報酬収載の問題があるかと思います。
逆に獣医では政府の制度や規制にあまりとらわれることなく、自由に取り入れやすい状況です。

そんな中、最近では歯科の分野でも徐々に広まり、特に歯周病治療での応用が注目を浴びています。
ここで問題になるのがこの色素です。現状ではこの色素の入手は2種類あります。

一つは歯科治療用に調整された色素を海外から個人輸入の形式で購入する方法。
この方法だと非常に使いやすくパッケージングされた状態で手間いらずで簡単です。
その一方、1回当たりのコストが非常に高くなってしまいます。

もう一つの方法として、純度の高い色素の原材料を通常の薬品として仕入、自分で使えるように調合する方法。
この方法は自分で薬品を取り扱わないといけないので、計量などの作業があり面倒です。しかし私はかつて研究生活を長く行ってきたこともあり、かなり薬品の取り扱いには慣れているため、自分にとってはさほど手間のかかる作業ではありません。
そしてとにかくこの方法の場合、1回当たりのコストが非常に安く上がります。

というわけで現在、当院ではこのPDTの導入を徐々にしていこうとしているところです。
ただ我々歯科はかなり規制が厳しいので、その制度は侵さない程度で行っていこうと考えております。
| seiji0024 | 歯周病 | 13:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯周病臨床の概要をおさらいする
当院でも業務比率の非常に高い歯周病治療、最近では再生療法・薬物療法などの情報が飛び交っていて、私たちもついついそういった新しいものに目が行きがちで、ついつい基本の復習をさぼりがちになります。
そんな中、先日日本歯科大学教授の沼部幸博先生による歯周病臨床の総説についての講演を聞いてまいりました。
その中でついつい粗末にしがちな基本的な内容から、現在保険診療で導入されている歯周病治療のガイドラインが古くて、現在の知見とは合わなくなってきて、そろそろ見直す時期ではないか、との我々町医者と同じマインドの意見も聞かれ、共感しながら受講していました。
かれこれ沼部先生の講義は私が日本歯科大学の学生だった20年前にずいぶんお世話になりました。当時と変わらぬ物腰の柔らかい語り口で勉強になったと同時に懐かしさがよぎってきました。
今後の歯周病学の展開について、再生療法などが挙げられましたが、私はやはり遺伝子診断にとても興味があります。ほとんど同じような口腔内環境であったとしても、そこに生息するバクテリアの分布や歯周組織への影響は千差万別で、そこには何らかの遺伝情報があるのではないかと、私も感じております。
もしこの検査法が実用化されれば、歯周病治療体系全体に多大な影響を与えるのは間違いないと思います。
| seiji0024 | 歯周病 | 08:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
糖尿病の気軽で安全な食事療法

京都 下京区 丹波口駅の林歯科診療所では幅広い歯科治療の中で、歯周病治療はほぼ1日中行っております。
この歯周病ですが、昨今全身のあらゆる病気と密接にかかわっていることがわかり、その中でも糖尿病との関係については多くの科学的データが蓄積されてきました。
われわれは歯科医師ですので、当然歯周病を治療することが使命なわけですが、これだけ糖尿病と歯周病が関係してくると、糖尿病についてわれわれも見て見ぬ振りをできない状況になってきました。

そんな中、先日糖尿病における新たな食事指導を実践されてる、京都市でご開業の梶山静夫先生の講演を聴いてまいりました。

梶山先生の糖尿病治療は、あくまで運動療法と食事療法を主軸に、それでも不十分な場合薬物療法を使われる、とても身体に優しい治療を行われています。
しかし一般的に糖尿病の食事指導、うまくいかず脱落する方が多いのが現状でした。

そこで梶山先生は糖尿病患者さんが気軽に取り組め、なおかつ安全な食事方法は無いかと大変考えられた結果、同じ食事内容でも食べる順序や食べるスピードで糖尿病への作用がずいぶん異なることを発見され、現在臨床現場で応用されています。

梶山先生が患者さんに指導される食事について大きく2つのポイントがあります。
一つ目は食べる順番です。
必ず野菜→野菜→穀物の順序です。特に野菜は食べきってから次の食材に移るのがポイントとのことです。野菜に含まれる食物繊維によって、その後に摂取される糖質の消化管での吸収が緩やかになる結果、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

二つ目は十分な咀嚼回数・時間です。
一度口の中に入れた食材はできれば20回、咀嚼してから飲み込み次の食材を口に入れることです。こうすることによって血糖を急激に上昇させる可能性の高い穀物に食事が移るまで、最初の食事開始から20分ほど経過し、食物繊維の作用が十二分に発揮されます。さらにたくさん咀嚼することによって脳の視床下部にある満腹中枢が作用し、食欲を抑制できます。

この話を聴いて感じたことは、古くから日本人に脈々と伝わる食生活はずっとこうではなかったのか、と感じます。

| seiji0024 | 歯周病 | 09:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
オルソモレキュラーメディシン

京都 下京区 丹波口駅の林歯科診療所では、従来型の外科的歯周病治療と新しい概念の内科的歯周病治療を組み合わせ、効率的に歯周病治療を行っております。

その甲斐あって多くの方はその後、良好な経過をたどっているのですが、一部非常に難しい症例の方が歯周病リスクが高く残ってしまうことがあります。

こういった難しいケースの多くがその患者さん本人の免疫力低下が考えられます。
そういった壁にぶち当たってしまっている現状の中、埼玉県でご開業の小峰一雄先生が、生体の免疫力・再生力を増強させることをアンチエイジングの手法を用いて日々の臨床にあたられています。

その臨床を3回に分けて研修会が開かれたのですが、今回最終の研修に行ってまいりました。

今回のメインテーマはオーソモレキュラーメディシン(分子整合栄養医学)についてでした。
血液検査・毛髪検査など種々の検査によって得られた検査値から、さまざまな体内の現象を読み取り、食事や栄養の見直しを主に改善していく手法です。

これを実際に私が日々の臨床に生かすとなると、今まであまり詳しく教わらなかった内科の深いところをもっと勉強しなくてはならないところです。

| seiji0024 | 歯周病 | 08:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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