歯科医療とフレイル
2017.03.02 Thursday
昨年ごろから様々なところで”フレイル”という用語を耳にします。 この”フレイル”は直訳すると”虚弱”で、要介護になる一歩手前の状態をさします。 この度、このフレイルと歯科についての研修企画が新潟であったので、遠路はるばる行って参りました。
以前にこのブログでもフレイルについて書かせていただきましたが、今回3名の先生がご講演されました。 最初に2名は東京大学教授の飯島勝矢先生と東京都健康長寿医療センター部長の平野浩彦先生で、ちょうどこのお二方によるフレイルの研修を受講し、そのおさらいを私自身、今回の研修で行いました。
最後は日本歯科大学教授の菊谷武先生のご講演で、私自身菊谷先生の講演は数年ぶりに聞かせていただきました。 高齢者歯科全般をご専門の中でも、特に咀しゃく障害にはかなり力を入れておられ、数年前に拝聴した内容よりさらに情報の蓄積と体系の整理がされてとても素晴らしいプレゼンテーションを聞かせていただきました。
私自身、地域医療の一端を預かる身としては、一人でも多くの高齢者の方が要介護になることを防ぐ、もしくは遅らせることが出来るよう励みたいと考えます。 |